伝説のコピーライターゲイリーハルバートのボーロンレター3通目
The Born Letter-Chapter 3
1984年 6月14日
木曜日 PM 3：26
親愛なるボンドへ
なんだと思う？（Guess what?）
今日は、「丘」を２回もジョギングしたんだ。それも、一度も止まらずにね。
私にしては、スゴイだろう、君のオヤジは、だんだん細くしかもタフになっているんだ。
とにかく、はじめよう。 まず、はじめに、これまで、君に提案してきたことを簡潔におさらいしたいとおもう。
１．週６日間、起床後すぐに、１時間相当のロードワークをすること。
２．毎日３切れのフルーツを食べること。
３．毎日、ブランタイプのシリアルを食べること。
さあ、ここからはじめよう。他にどんな食べ物を毎日たべるべきだろう？ 一つには、生野菜を多く摂るべきだ。ビニール袋かプラスチックの弁当箱のようなものを用意して、毎晩、寝る前に新鮮な野菜をカットして、用意した箱に詰め、冷蔵庫に入れておくようにする。そして、朝、家を出る準備ができたら、この生野菜をもっていくようにする。その日一日これを小腹がすいたら口にするようにするといい。
ところで、間食は絶対にするべきでないというような言葉には耳を傾けないようにしてほしい。食事と食事の間に食べるべきだ。事実、６回の軽食は、３回の大きな食事よりも、ずっと、体にいい。お腹がすいたときはいつでも、何か軽いものを口にすることが、一番いい。このとき野菜を食べるのが効果的だ。どこに行くときにも、弁当箱を携帯して、小腹がすいたときに、少しずつ食べるようにするといい。
、これは、長い目で見ると、疲労をふせぐ習慣のひとつなんだ。その理由として、このことが血糖値を一定に保つことになるんだ。
警告：お母さんや他の人に野菜を買ったり、カットしたりさせないようにしなさい。自分でやることだ。代わりに、強い独立精神を養うべきだ。
なぜかというと、もし誰かにたよってしまったら、失敗をその人にせいにしたり、自分の言い訳の材料にしてしまうからだ。「彼女が私の野菜を買い忘れたから、私のせいじゃない。」などと言い訳を並べたてるようになる。そんな状況に自分を陥れる必要はない。自分を信頼する必要がある。
オーケー、ここまでは、果物、野菜そしてブランタイプのシリアルをたべることをまなんだ。他には？ もう一つ上げるとすれば、毎日、無脂肪牛乳をコップの一杯飲むべきた、でも、それだけでは十分ではない。脂肪がないお肉や鶏肉などを最低、一回は摂る必要がある。
ハンバーガーでも、良い。
卵の摂りすぎはよくない。週に２～３個は多い。卵にはコレステロールが多く含まれている。これは脂肪と一緒になって、動脈硬化を引き起こすんだ。
ここに、もう２つ良い考えがある。（１）ブランフレイクスを一箱買って、テーブルスプーンの山盛り２～３杯をシリアルまたは、他のものに混ぜるといい。（２）プロテインパウダーを手に入れる。健康食品店にはどこにでも置いてある。個人的には、毎日の食事にプロテインを加えることは、（特に育ちざかりの少年にとっては）「タンパク質保険（必要なタンパク質を補うために）」として良いことだと思う。
他には何を食べるべきか？食べたいものは何でもOKだ。アイスクリームやソフトドリンク、その他なんでも、すべて、禁止してしまうことは、あまりよくない考えただとおもう。
気楽に取り組むこと、少しばかりの常識を働かせればいい。
でも、心配する必要はない。ロードワークを続けて、毎日とるべき食べ物をすべて食べれば、ジャンクフードで腹を満たそうなんてスペースは残っていいないだろうし、また、そんな気持ちにもならないだろう。
少し、休憩をはさもう。１～２分ばかり手をとめる。手紙が来ている人の（メールコール）名前が呼ばれる時間なんだ。なあ、ボンド、ずっと、考えているんだが、君に知ってもらいたい基礎的な部分を伝えるだけでも１００通の手紙を書かなければならない。
書籍にすると５００ページから１０００ページの間になって出来上がるとおもう。これらのページが私の書きたい本の核または中心部分をカタチづくることなる。この最初のパートを書き終えたら、エクササイズ（運動）や食事、メールオーダービジネス（通信販売）などについての色々な有益な本から、メモをとっていくつもりだ。そして、この時に、(at this point) これらのすべての手紙とメモを基に、腰を据えて、私が書きたい本の概要をつくることができるようにならなければならない。その後、本の初稿を書き上げる。そして、次に、もう一度、その過程を、最初から繰り返す。そして、最終稿を書き上げることになる。この本の完成までのタイムテーブルはこのようになる。
1. ボンドへの手紙・・・・・・・・・・・・・３カ月
2. 他の本からのメモ・・・・・・・・・・・・２か月
3. 概要（アウトライン）・・・・・・・・・・・１カ月（最長）
4. 初稿・・・・・・・・・・・・・・・・・・・２カ月
5. 最終稿・・・・・・・・・・・・・・・・・・１カ月半
6. 推敲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１カ月半
合計１１カ月
これは、大体の予定（見積もり）だ。実際には、およそ１０カ月間、仕事にうち得こんで本を完成させることが私のゴールである。つまり、来年４月の中旬には完成させたいとおもっている。（できれば、）
とにかく、やってみよう。しかし、一つの真実がある。ここは、物を書くにも、健康に今までで、最高の場所である。私は、毎日、どんどん、生産的になってきているようにかんじる。
おそらく、２年に１回は、連邦犯罪をおかす必要がある。そうすれば、また、本を書き上げることができるんだから！
冗談、冗談、
おかしいな。普通なら、この時間に手紙を受け取るはずなのに、今日は遅れているようだ。
まあ、待ってみることにする。
私は、メールコールで邪魔されて、今は、点呼の時間になっている。点呼とは単に我々の数を数えて、全員いるかどうかを確認することなんだ。
よく、ここでは行われている。
とにかく、さあ、本題にもどろうと言おうとしていたんだ。君に（できれば、）朝のロードワークや適切に食べることに取り組んでもらいたかったので、ロードワークの他のエクササイズについても話したいとおもう。
実際には、君はもうすでに高いレベルで、取り組んでいるとおもうので、今は、多くを語る必要はないと思っている。
ずっと、言っているように、今は、ウォーミングアップの段階なので、他のエクササイズについては後で、詳しく伝えたいとおもう。今は、腕周りを鍛えることに集中することについて話そう。
プレスとカールだけをやればよいと思う。ボディービルダーのような肉体を手に入れる必要はないとおもう。一般的に、女性はボディービルダーの過度に鍛えられた肉体に魅力を感じないものだ。個人的には、私もこのような肉体はあまり好きではないんだ。
（ほとんどの女性も賛成してくれるとおもうのだが、）過度に鍛えらえた体ではなく、体脂肪がなく細くて筋肉質な（細マッチョ）が、男性がベストに見えるとおもう。
しかしながら、強固な腕周り鍛えることに十分な時間を費やすることは必要だと本気で考えている。
このことには２つの理由がある。まず、強くなることは役に立つ（あたりまえだが）
２つ目に、女性は、強固な筋肉質の腕周りをもった細マッチョの男性にひかれるからだ。
３つ目は、刑務所にいるという観点からだが、強固な鍛えられた腕周りを持っているだけで、トラブルを避けることができるんだ。このことについて、明日、もっと詳しく話そう。
では、今日はここまで、
愛している グッドラック
ゲーリー
4:37 pm
はじめに
日本語バージョン1通目 11月27日 投稿 ← 日本語版
日本語バージョン2通目 12月4日 投稿
日本語バージョン3通目 12月11日 投稿
日本語バージョン4通目 12月18日 投稿予定
ここまで読んでくださり
本当に、ありがとうございます。
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