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ニュークラシックな映画。『ウエスト・サイド・ストーリー』

スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』を観てきました。

さすが円熟のスピルバーグ、衒いのない王者の撮り方で素晴らしかったです。圧巻の映像美とダンスシーンがフルコースで押し寄せて、スクリーンを観ているだけで涙ぐんでしまう。至福の2時間36分でした。

それにしても、トニー役のアンセル・エルゴートの雰囲気が大谷翔平によく似ている。物語が進むにつれ、僕の中ではどんどん大谷翔平に見えてきました。
彼の心も体も傷つく度に、「ああ…大谷翔平が…」の気分になってしまい、とても切なかったです。

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/westsidestory

Twitterからの引用

Twitterで見つけた「なるほど、確かになあ」と思った感想ツイートをいくつか引用します。

映像の質感、語り口の鮮やかさが何しろ素晴らしい。スピルバーグによる美しきクラシックへの堂々たる回帰。撮影監督ヤヌス・カミンスキーによる、シックな艶を湛えた映像が絶大な効果を上げている。近年の映画では見られない“品”が、画面に満ち溢れた大傑作!

見事な50年代NY舞台感と圧倒されるミュージカル劇の再現。午前十時の映画祭に来てるような気分にも。スピルバーグは人と街、光と音と運動だけでゴージャスでスペクタクルな「映画」を作れること、それが残っていってほしいという願いを込めてるのではないだろうか。

ミュージカル映画No.1
撮影監督ヤヌス・カミンスキー&スピルバーグが生み出す「影」と「構図」のセンスが極地に到達してる。
展開の尺も洗練されていて、飽きるタイミングで見せ場を持ってくるから丁度よい!奇跡のようなショットの連続に酔いしれる傑作!

・美しきクラシックへの堂々たる回帰
・近年の映画では見られない“品”が、画面に満ち溢れた大傑作
・シックな艶を湛えた映像が絶大な効果を上げている
・人と街、光と音と運動だけでゴージャスでスペクタクルな「映画」を作れる
・「影」と「構図」のセンスが極地に到達してる


ニュークラシックな映画

上記に引用させて頂いたように、往年の映画的な品格と映像美に皆さん言及されていて。ぼくも同じように感じました。
もしかしたら、スピルバーグ監督の『ウエスト・サイド・ストーリー』は ニュークラシックとも言える作品なのかもしれません。そういえば、『レディ・プレイヤー1』からも同じ匂いは感じました。もしそうだとしたら、スピルバーグらしい。


鳥の求愛のような2人のダンス

それにしても、ダンスパーティの舞台裏でのシーンは素晴らしかった。恋に落ちた者同士の鳥の求愛のような2人のダンス。見ているだけで涙が出てきました。

https://www.20thcenturystudios.jp/movies/westsidestory

追記 20220216

この方のツイートも素晴らしかったです。



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