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映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。
三十分、さらにいくつもの物語が追加される
『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』。
年末公開の告知を見た朝は心の中で
「おおお…」と呻いてしまいました。
この気分はなんていえばいいんだろう。
二年前に公開されたマイナー映画が途切れることなく今も日本のどこかで上映されていて(六百日を超えるロングランって…!)、その上、一度完成したはずの映画が皆の支持を得て、もうひとつの作品制作が現実化するなんて。
(ぼくの中ではディレクターズカットというより、すずさん版に対するリンさん版という感じがします。ペアみたいな。ホームズとワトソン的な。まだ観てないけど)
しかもあと半年もせずにそれが観れるなんて。
幸福な作品ってこういう映画をいうんじゃないだろうか。
ぼくも幸せです。
もちろん。
こうの史代さん、片渕監督、関係者の皆さん、ありがとうございます。またすずさんたちに会えるのを楽しみに日々を過ごします。
追記)
渡邉英徳さん( @hwtnv )がされている白黒写真をカラーに色付けするツイートを日々見ていると、すずさんが暮らす呉や、広島市がまたひとつぼくたちと地続きにあるように思えます。
未読の方はぜひ。
今はどんどん八月に近づいていき、
毎日胸が少しざわざわします。
ぼくは渡邉さんが上げてくれる白黒写真からカラー写真へのプロジェクトを見て、「白黒」という色の世界そのものがフィクション性を持っているんだと思うようになりました。
渡邉さんのプロジェクトはどれも心に残り、過去と今を、時代をつなげていくものに思えます。
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