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「リングと縁側」この二つが働く場にあるといいのかもしれない。

「働く」ということについてちょっとお喋りした。

会社が求める「ここで成果を出してくれ」という業務はリングに近いかもしれない。最初は連戦連敗でも、とにかくリングに上がり続けることが技術の向上につながる。「働く」にはそういう一面がある。

一方、「リングだけだと疲れる」という人のために、縁側があってもいい。

会社が求めるスキルの向上に縁側は直接つながらないけれど、そこでは「人の役にたつ」という実感が得られる。社内であれ、社外であれ、誰かの役にたつ。そういう場。

ぼくたちはたぶん思った以上に「人の役にたつこと」を求めている。承認欲求よりもっと前の、根源的な気分として。

「リングと縁側」
この二つが働く場にあるといいのかもしれない。

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ちなみにぼくは「リングと縁側」の違いがない派です。

どこにいっても「顧客の役にたつこと」が最優先事項で、大きな声で言えないが上司や会社の要望よりそっちの方がえらい。(だからよく注意されるのですが…)

でも、皆が同じではもちろんない。
働く場に「縁側」が必要だったら作ればいいと思いました。

「誰かの役にたつ」という手触りを得るために。

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