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営業電話につっけんどんに出なくてよかった話。

ある業種の勉強のために機器メーカーの資料をダウンロードしたら、電話がかかってきました。営業手法としては珍しくありません。

Aさん「◯◯機材のAと申します。この度は資料をダウンロードいただきありがとうございます」

ぼく「あ、ぼくはWeb制作会社の者で、勉強のために資料をDLさせていただいたんです」

Aさん「あ、そうなんですね」

ぼく「はい。営業対象じゃなくてすみません」

Aさん「つかぬことを伺いますが、稲田さんは以前、出版社にお勤めではなかったでしょうか」

ぼく「え。はい。よくご存じで」

Aさん「ぼくです。よく一緒に麻雀したAです」

ぼく「え!Aさん!何でそんなところにいるの!」

Aさん「17年前にこの会社に転職してから、ずっと勤めています」

ぼく「あー。そういえば硬い会社に転職するみたいなこと言っていたね…17年前かあ…(遠い記憶)」

Aさん「そうなんですよ。ぼくも資料DLのお名前を見てびっくりしちゃって」

ぼく「すごいご縁だねえ」

Aさん「ドキドキしながら言ってみました。笑」

ぼく「分かるわあ。ぼくも超ドキドキしました。何者なんだって(笑)。今度ご飯でも食べようよ」

Aさん「はい!近々長野市に行くことがあったぜひ」

ぼく「わー。ぜひぜひ」

という電話でした。まさか資料DLをきっかけに前職の同僚と再会するとは。びっくりしました。世の中にはそんなこともあるんですね。

それにしても、「どうせ営業電話だ」とつっけんどんに出なくて本当によかったなあ…どこで誰と繋がっているか分からないから、人としての礼儀は常時大切。肝に銘じます。

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