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文系のためのPython : 抽象的なことを、分かりやすくするコツ

私のプロンプト
例えば、他者と対話をする姿勢がどのように違うかを、Pythonで比較することが可能です。

1つ目は、自分はこう考える。あなたの論拠は間違っている。私が正しい。あなたの意見は採用しない。これが1つ目です。

2つ目。私はこのように考えます。あなたはそのように考えたんですね。なるほど。一理ありますね。 一理だから全てを受け入れるわけではないけれど、あなたが言っていることにも意味があります。我々は多面的に物事を見ることができます。 では、私の意見とあなたの意見をどのように統合すると、より良い視点が見つかるでしょうか。 この2つ目の会話は、構造的にヘーゲルの弁証法を行っているのと近いと思われます。 そのため、1つ目の例に挙げた寛容ではない、自分の意見の主張しかしない場合と比べると、より複雑であることが明らかです。

これらの違いをPythonのソースコードで具体化し、コメントも日本語で行って比較してください。なお、ソースコードで構造を可視化した上で、アルゴリズムの観点で、生産性を評価してください。

対話構造の可視化

1. 閉じた対話構造(Closed Conversation)

```python
def closed_conversation(opinion, counterargument):
    """
    閉じた対話の構造。自分の意見を主張し続ける焦点。
    """
    print("Own Opinion: ", opinion)  # 自分の意見を提示
    print("Others' Counterargument: ", counterargument)  # 他者の反論を受ける
    print("Reaffirmation of Own Stance")  # 最終的に自分の立場を再確認
```
  • 構造: 自分の意見 → 他者の反論 → 自分の主張の再確認

  • 特徴: 対話が一方通行であり、他者の視点を受け入れる余地がない。自己中心的で、生産性が低い可能性がある。

2. 開かれた対話構造(Open Conversation)

```python
def open_conversation(opinion, others_opinion):
    """
    開かれた対話の構造。両方の意見を考慮し、統合を試みる。
    """
    print("Own Opinion: ", opinion)  # 自分の意見を提示
    print("Others' Opinion: ", others_opinion)  # 他者の意見を提示
    print("Seeking Mutual Understanding...")  # 相互理解を求める
    integrated_perspective = integrate_opinions(opinion, others_opinion)  # 意見を統合
    print("Integrated Perspective: ", integrated_perspective)  # 統合された視点を提示
```
  • 構造: 自分の意見 → 他者の意見 → 相互の理解と評価 → 統合された新たな視点

  • 特徴: ヘーゲルの弁証法に近い、多面的な視点を包括する対話構造。相手の意見を尊重し、新たな統合された視点を探る。より生産的で創造的な結果が期待される。

アルゴリズムによる生産性評価

  • 閉じた対話: アルゴリズムの観点から見ると、フィードバックループが不足しており、新しい情報や視点の統合が困難。創造性や解決策の発見において効率が低い。

  • 開かれた対話: 多様な入力とフィードバックを許容するため、アルゴリズムはより多くのデータポイントとパターンを考慮できる。これにより、より豊かな洞察や創造的な解決策が生み出されやすい。

結論として、開かれた対話構造は閉じた対話構造よりも、対話の質と生産性の面で優れています。

まとめ

Pythonで書けば、何でも分かりやすいわけではないです。万能ではない。だけど、数学や論理学が抽象的で理解しにくい時に、図を描いたり、論点を整理するように、Pythonのコードにしてしまうと、比較しやすくなります。

例えば——

論理式が崩れたので画像で表示します

論理式として「これはペンか、ペンではない」という命題を考えると、常に真となる命題です。Pythonのコードで表現すると以下のようになります。

```pythonis_pen = True  # 仮にオブジェクトがペンだと仮定
pen_statement = is_pen or not is_pen```

このコードでは、`is_pen` が `True`(ペンである)か `False`(ペンでない)のいずれかであり、どちらの場合も `pen_statement` は `True`(真)になります。

この命題をフローチャートで表現

このフローチャートは、「ペンかどうか」を判断し、その結果に基づいて「ペンである」とか「ペンではない」という結論に至ります。どちらの道をたどっても結果は同じで、常に真となる論理的な流れを示しています。

優劣ではなく、どれでも表現できますが、論理式が理解しにくい時に、フローチャート以外にPythonもあると、助かりません?

統計分析のライブラリーもあるから、統計からデータを参照して分析してくれますよ(ぼそっ

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