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LLM実演:企業からのお知らせを、秘書としてお仕事してもらう例(プロンプトつき)

近い将来、LLMが「便利なアシスタント」になると、こう使えると思う例があったので、共有します。正確には、アシスタント化したら、東京ガス側のアシスタントと私のアシスタントが自律的に通信すると思います。


東京ガスのお知らせを例に、このメンバーシップの有料版で書くより、今回はPayウォールを使わずに書いた方が公益性もあるし、うちの「サブスク」のサンプルにもなると考えています。

ここは、70代の親を元ECサイトお客様窓口で「上の者だせですか、はい私です」も役割だった、接客業の経験者が、「まじかよ(白目)」と天を仰ぎつつ、親のDXとか、「そのYouTubeチャンネルは妖しいと思う」など、オーマイガッする日常を扱っています。

ざっくり言うと、オープン社内報で、「対策済だから心配するな、我が親。※70代」って話です。

上記お知らせが来ました。

母に説明するならLLMで出来ることを実演してみようと考えました。(自分のためだけなら、メールを読むだけで済むけど、念の為、別世帯の親に説明するなら、それをみんなに共有しても意味があると考えました)

免責事項

誠意を持って書いているつもりですが、ChatGPT Plusが判断を間違えたら、それは使用した私の確認ミスです。私の見落としがあれば訂正して謝罪したいので、もうしわけないけれど、お時間のある時にご負担のない形をご検討下さい。また、LLMが言ってるから正確とは限らず、開発中の技術であることをお伝えします。

ChatGPT Plusに、東京ガスから届いた、ユーザー宛のメールを読ませました。プロンプトのメール本文は省略しますね。
なお、「←」で補足していますが、そこは実際のプロンプトには書いていません。利用される方は、削除を勧めます。

私のプロンプト

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①あなたはAさんの秘書です←役割 / Aさん≒クレカ払いの抽象的な存在
②以下のメールを分析して下さい←仕事①「②」の準備
③Aさんは、クレジットカードで東京ガスを利用しています。もちろん、カードは適切に管理しており、お支払いは毎月自動的に銀行口座から引き落とされます←補足情報
④何かすべきことや注意点はありますか?←仕事②(一番大切なこと)
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※この部分に東京ガスからの、お知らせをコピーしています。省略。企業からのお知らせに置き換えてご利用下さい。

ChatGPT Plus
このメールの分析を行います。

1. **内容の要約**: 東京ガスは、環境保全の一環として、2024年10月末から検針票と払込書のペーパーレス化を開始します。紙の検針票はWebサービスでの確認に移行し、払込書の発行には手数料がかかるようになります。

2. **Aさんに影響するポイント**:
- Aさんはクレジットカード払いを利用しているため、払込書の発行手数料の影響を受けません。
- 検針票はペーパーレス化されるため、紙の検針票が不要であれば特に行動を起こす必要はありません
- 万が一、紙の検針票を希望する場合は、2024年11月から手数料がかかります。これについては、2024年8月頃に詳細が案内される予定です。

3. **注意点**:
- これからの検針票や請求額の確認は、東京ガスのWebサービスを利用する必要があります。
- 払込書の発行には手数料が発生しますが、Aさんはすでにクレジットカード払いを利用しているので、影響はありません。
- ガス料金・電気料金と払込書の手数料は合算して請求されます。現在「ガス・電気セット割」を利用している場合は、一つの請求書でまとめて請求されます。

4. **行動の提案**:
- Aさんが紙の検針票を引き続き受け取りたい場合は、案内される申し込み方法に従い手続きをすること。
- Webサービスを使用して検針票の確認を行う方法をAさんに伝え、必要に応じて設定や使い方のサポートを提供する。

ChatGPT

私のプロンプト
Aさんは、毎月、東京ガスのお知らせがLINEに届きますから、それが検針票の代わりですね?←2度に分割して、同じことの深堀りしています

ChatGPT Plus
はい、その通りです。Aさんが東京ガスのお知らせをLINEで受け取っている場合、それは検針票の代わりとなります。LINEを通じて送られるお知らせには、通常、使用量や請求額などの重要な情報が含まれています。したがって、紙の検針票を受け取る必要はなく、Aさんは現在の方法を続けることができます。

ただし、東京ガスからの変更通知によると、紙の検針票や払込書の有料化に関する情報が含まれているため、これらの変更についてもAさんに伝えると良いでしょう。これにより、Aさんが今後の手続きやサービスの変更について十分に理解し、適切に対応できるようになります。

ChatGPT

補足。

世界的にもデータトラヒック量、特にモバイル端末経由でのデータ流通量は大幅に増加してきており、今後も更に伸びていくことが予測されている。例えば、エリクソン(スウェーデン)が2022年11月に公表した「Ericsson Mobility Report」では、世界全体におけるモバイル端末経由でのデータトラヒック(FWAを除く)は大幅に増加してきており、2022年末で約90エクサバイト/月に達し、2028年には約325エクサバイト/月に達すると予測されている(図表2-1-1-1)。また、モバイルデータトラヒックにおける5Gの割合は、2022年末には約17%、2028年には69%になると予測されている。

https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r05/html/nd121100.html

ChatGPTには、私の読み落としの確認を含めて、受け取ったメールの理解とすべきことをさせています。ChatGPTの回答を拾い読みすると、極めて少ない量の情報で、我々は判断できます。1通なら大丈夫だけど、仮に1日200通あったら、かなり差がつきますよね。だから、LLMは情報爆発を加速させると思うけど、同時に、情報爆発からこのように身を守る「最強の盾」でもあると思います。

矛盾の由来から、盾を引用しました。そう、矛でもあるから、使い方次第です。

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