"計算ができない"という魅力
私には2人の親友がいます。
1人は中学時代に出会った子で、もう1人は大学時代に出会った子。
この2人は性格も容姿もコミュニティも全く違う、本当に正反対。
私は、お互いにお互いの話しをよくするけどだいたい
"私にはよくわからんわー"ってお互い言う。
そんな2人には1つだけ共通点があって、それは
"どちらも無敵な人気者である"ってこと。
でも、その"無敵"の理由は対局にある。
1人は"計算が上手すぎて無敵"
もう1人は"計算をしないから無敵"
なんです。
この2人を比べると、本当に面白いんです。
どっちもその道の頂点にいるって感じ。
今回はそんな2人のうちの1人、
大学時代に出会った親友"計算をしないから無敵"な人
彼女の"無敵"について考えようと思います。
彼女は幼少期から勉強も運動も得意で、昔から現在までずっと自己肯定感が高かったタイプの人。
リーダーシップがあって、力もあって男勝り。
そして曲がったこと、それを正当化することが大嫌い。
自分に対しても人に対しても高次元の理想を求める。
そして、なんと言っても容姿が綺麗、twiceのジヒョに似てる。
そんな人。
ここまで読んだ人、
『こんな子、計算しようがしまいが、そりゃ人気者になって当然だろ!!』
って思った方も多いでしょう。
いや、まあ、うん、、その通りなんですがね、、。
とりあえず!!先に彼女の人間性の話しをさせてください!!
彼女の人間性を一言で表すと"放っておくことができない人"。
他人に頼られたら絶対に助けるし、曲がったことをしようとするとちゃんと怒ってあげる。
でも、それも鬱陶しいような感じではない。
人の気持ちとか周囲への気配りをちゃんとする。
部活とかバイトとかで度々リーダーを任せられるだけのことはあり、人への気遣いは怠らない。
彼女のモットーは"おもろいと正しい"
"どうしたらみんながもっとおもろいと思える場になるか"
"どうすることが正しいのか"
そういう計算はいくらでもする
でも、彼女はいつも"自分に対する評価の計算"は絶対にしない。
普段は賢くて人の感情の機微に敏感なのに、自分の評価に関わるところだけは極端に頭を使わない。
というか、多分できないんです。
これまで人間関係で負けを感じたことがないからこそ、"これをしてしまったら自分はこうなってしまう"って考えが浮かばない。
それよりも面倒見の良い性格や"おもろく正しく"のモットーから、苦しんでる人を助けることを先に考えてしまう。
だから彼女はよく、自分が相手のためにした行動で無防備に傷ついたり追い詰められたりする。
(横で見てると、頼むからもっと上手くやってくれよ!とか思ったりもします。)
でも、やっぱり人は彼女の元に集まるんです。
彼女の周りは常に"おもろいと正しい"で満ちている。
そして、自分に対して計算をまるでしないからこそ、彼女の周辺の空気はいつも一定していて、評価とか計算とかそういう腹黒さを一切感じない。
魅力的なんです。
私はこんな漫画の主人公みたいな性格の人と初めて出会いました。
20年弱生きてきた中でそんな人は1人もいなかった。
きっと、この社会の中では希少な人。
それは、物語の中ではこういう性格でも上手くやっていけるけど、現実の世界はこんな生き方を続けられるほど甘くないから。
自分より他人って思えるほど心に余裕がないから。
彼女がここまで真っ直ぐな人であるのは、彼女の恵まれたスペックや幼少期からの成功体験の積み重ねがあってこそだと思います。
極端な話し、彼女は人に嫌われることや自分の評価が下がることを一切恐れていないんです。
他人の評価を気にしていない人間が、素で自分より他人のことを大切にできてしまう。
だから彼女は無敵の人気者なんです。
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