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子どもの発熱vs母のシゴト

子どもが1人でも、2人でも、4人でも、、誰か熱を出せば、母親の予定は全部真っ白。

急転換を迫られる。

どれだけ綿密に立てられた計画だろうが、数年間待ちに待ち望んだアレであろうが、容赦なく「お母さん、〇〇くんがお熱です。」に打ち砕かれる。

それからは、リスケ、お迎え、通院。家に帰ってからは、ご飯食べない、寝てもすぐ目を覚ます、グズグズ、だっこーだっこー、体温の逐一チェック、アイスノンの入れ替え、座薬スタンバイ、あ、鼻水、咳、トントントントン、、、

うちのMAXは4人同時なのだが、六人家族になって2年半。4人同時は初体験。みんな残らずインフルエンザ。インフルエンサーではないインフルエンザーである。いやもはや、インフルエンザはフォロワー30万人以上に匹敵するインフルエンサーである。そのインフルエンサーは我が家に半端ない破壊力と、私の1週間のスケジュールを真っ白にするっということをいとも簡単に瞬時にしてやりのけた。さすがの手腕。これに太刀打ちできるのは、"時間にゆとりのある住人がいる実家と"いうスペシャルアイテムなのだが、そんなアイテムはいくら課金しても手に入るわけもなく。ただ、ただそれが過ぎ去るのを待つだけなのである。

ただ、ありがたいことに、これは台風や嵐や吹雪のようにいずれ過ぎ去って、あとは思い出になるのだ。だから、予断も許されないし、不眠不休となるのだが、全てをびっくり返すまっさらな笑顔に会えるまで、ただそれを待つだけなのだ。そう、育児とは主に忍耐の勝負。負けるが勝ち。とにかく耐えて耐え抜いて、その日を勝ち取るのだ。


これは、2019年12月末の一家インフルエンザ事件について記したものです。コロナではなかったはず。

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