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感情を無数の表現で

無事に前期で受けた国立大学から合格をもらい、4月から大学生になることが決まったのであちこちに報告したり、早速バイトを始めたり、できなかったことに手をつけ始めたりと充実した毎日を送っているこの頃です。

そんな最近の私の悩みは
「感情の語彙に乏しい」ということ。
今までは出会うことのなかった人々に多々出会う機会があり、その節々に自分の感情の語彙力のなさに直面し、その素敵な出会いと感情を表現できない無力さを感じるのだ。

そのうちの一つの出来事が芸術に関する感情、もちろん芸術に対する評価や表現って無限大だし、本当に十人十色だと思う。だけど、私の絵の先生のかつての作品を見せてもらった時、自分が今まで出会ったことのない芸術だったばっかりに"すごい"しか出てこなかったのだ。心の中では湧き出る感情があるものの、それを表現する語彙が"すごい"しか出てこないのだ。その時、私はその先生にとても申し訳なく感じた、ずっとお世話になった上に私のことを知り尽くした先生を少しだけでも覗かせてもらえたのに、それに十分に応えられなかったのが悲しかった。

というような出来事があり、他にも些細な積み重ねで今このような悩みに直面しているのだ。

この話を私の親友に話した。その友達とは似てるようで似てない、似てないようで似てるそんな存在なのだが、とても素敵なアドバイスをくれた。
「すごいしか出てこないのもまた人間味があって、心からの感情に思えて素敵だよ」と。
考え方一つで私の悩みが悩みではなくなるんだなと感じた。

それでもやはり私には素敵な語彙力を持つ人々に憧れがある。素敵な考えを持つ友人に出会えたことに感謝すると同時に感情を言語化できる語彙力を身につけて行きたいと思うこの頃なのである。


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