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南アフリカ旅 その①

時系列に沿って書いた適当なメモです。
後で写真など足していきます。

9/8(thu)

1:30AMの便でシンガポールを経った。
フライト時間だけでトータル23時間の長旅。だいぶこたえてます。

3:30AM
急に起こされたと思いきや夜中の3時過ぎというこの時間にチキンにするかフィッシュにするかと聞かれても、こちとら頭も腹もうまく動かないわけで、一瞬の間を置いてチキンステーキを選択した結果、あまり食べれずに終わる。そんな時間。

1時間寝ては起きて、といったサイクルを3回ほど繰り返したかもしれない。
iPhoneの時計はいまだにシンガポールの時間を指している。9:43AM、南アフリカ時間ならちょうど到着した頃。
残り6時間。時差分の極狭エコノミーシートを楽しめるというわけだ。
成田からここまでの時間に既に2冊の本を読んだ。ホイジンガのホモ・ルーデンスは目の留まったところだけしか読んでいない。それでも充実の時間を過ごしているだろう。
しかし、シンガポールでの時間で少し発達してきた英語脳が日本語の文章を読む事で、日本語脳へ引っ張られているような気もする。
ちゃんと毎日継続的に勉強したのはたった1〜2ヶ月間だったかもしれないが、何とか旅の英語くらいは何とかなっている。誰かと仲良くなるための英語にはほど遠いが。

夜中3:30に食べたチキンステーキがかなり効いている。この時間の食事は断って、大人しく水だけ飲んでおく事にしよう。

12:41PM(南アフリカ時間6:41AM)
ヨハネス到着。
そういえば隣が日本人のお兄さんで、日本語話せてうれしー!と感動してたんだけど、ちょっと謎めいた人で、ケープタウンに行くと行ってたのに、ヨハネスで消えたのよね。
あまり多くを語らない人だった。色々と聞きすぎたかな。

あと10分でケープタウンに着く。
窓の向こうにやっと見えてきた景色は一面の白。一瞬何かわからなかったが、それは雲海だった。見たことの無いような広大な面積を覆い隠すそれは地平線さえも飲み込んでしまうようで、最早雲なのか海なのか全くわからなかった。
アフリカのスケールをいきなり感じたところで、雲の隙間から大地が見えてきた。緑色と茶色の背の低い植物に覆われた大地。切り立った山々。立ち並ぶバラックのような建物たち。それは間違いなく想像していたケープタウン、そしてアフリカ大陸そのものだった。

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