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〇〇力について


vol.13のテーマは『顔』
「顔」には日常の大切な情報のやりとりをする、重要なパーツが集結しています。
今もこうして目で文章を読んでいるように、意識しないうちに「顔」を通して膨大な情報のやりとりしているのです。

「顔」には様々なパーツがあるなのに、なぜ「〇〇力」にはいつも「目」を入れるのだろう。
他のパーツには力が無いのか?そもそも目力とは?

inのみんなは「〇〇力」についてどんな話るをしているんだろう?
少しだけみんなの頭の中を覗いてみた。

〜対談する人たち〜

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〜口力〜

加藤:〇〇力ってなんでこのテーマを選んだんですか?

仙波:目力とか意外にも何か面白いのはあるのかなって

伊藤:目力は言うけど鼻力とか口力とか眉力とか耳力とか言わんから

加藤:普通力ってその持ってる能力みたいな、目力っていう文字だけ見たらなんか視力が良いこととか目力が強いとか言いそうなのに対して、印象の話っていうのが面白いなって。何か印象にどれだけ残るのかっていうのが力としてやってるから。例えばだけど口の印象が強いのっでどういうことなんだろう?

伊藤:口がめっちゃ達者とか

仙波:口がめっちゃ吊り上がってるとか

伊藤:
そっちの方が近いかも。多分さっき加藤も言ったけど、そのものの能力としての力っていう言葉では使ってないから、マジで何か見た目というか、印象というか

加藤:うん。他の人から見てどうかっていう意味での力だよね

伊藤:それで言うと口力って言ったらその人の顔見たときに、口の印象が残るってことは口に目が行くみたいな人が口力あるみたいな

加藤:でもなんか、たらこ唇とかそういう表現になっちゃうのかな。目力とかさ「クッ」てやったら目力あるっていう感じがするけど、口を何か印象を強くする動作ってなくない?

伊藤:ないねー

仙波:口をこう「クッ」て。笑う以上に笑うみたいな

伊藤:めちゃ笑ってんだ(笑)

加藤:めっちゃ笑っててもめっちゃ笑ってんなとしか思わないかも。なんか口がすごいなって…やっぱり目が合ったりするとさ、ドキッとするじゃん。だから目って顔のパーツの中でもすごい力強い場所なのかもね、元々

伊藤:視覚的に情報を得るのは目だけだからそれは関係してるかも

加藤:結構前に話した話だけどさ、日本は目を見て海外は口を見るみたいなのを言ってたじゃん。もしかしたら海外には目力なくて口力なのかなとか(笑)海外のヒーローとかが目元を隠して口を隠すから、例えば白い歯でめちゃ歯並びが良くて、キラってしてる人なんか「あ!きみ口力めっちゃあるね!」とか言われんのかなって


伊藤:海外でね!もしかしたら(笑)言われるかわからんけど

加藤:日本特有なのかな目力って。なんか海外の人みんな目力から強くない?。みんな強いから「きみ強いね!」みたいなのはないのかな。日本人めっちゃ差があるから、「もう強いわ!」って言う感情が表れるのかな


〜力が宿っていない?〜

加藤:耳力…でもさっきの目力は視力の良し悪しじゃないっていうのからしたら、耳力は変えることができないから、表情みたいな力はゼロなのかもしれない

伊藤:たまにピクピク動かせる人もいるけど、なんか鼻とか耳とかは自分じゃコントロールしにくいからね、眉毛とか口だったら〇〇力っていう可能性はあるのかな

加藤:より相手にどう印象を強くつけることができるのかっていう力なのかもしれないね

伊藤:なんか眉力とか言わんけど言えそうだなって。太くて凛々しい眉毛の人を眉力あるとは言わんけど、言ってもそんなに違和感がないというか。目力に近いものはあるかなって思った

加藤:あれかもね今ちょっと思ったのはさ、アニメとかで描き分けをするときにさ、目の形とか眉毛の形でさその人の性格ってめちゃくちゃ伝わるじゃん。太い眉毛だったらさすごい熱血教師みたいな。でも口と鼻ってあんまり描き分けしないのかなって。その人の印象を変える上ではやっぱり目と眉がキャラクター設定で、口とかはどっちかっていうと表情とか何か喋ってるかどうかみたいな

伊藤:感情はね表現できるけど、その人の印象とか性格っていうと目と眉毛に出やすいのかなって思った

加藤:だから「この人目力強いな」っていうのはそういうキャラクターとして捉えてるのかもね

伊藤:目力強いと必ずしもじゃないけど、気強そうとかそういうイメージがつきやすいから、それはあるかも

加藤:そうだね、目と眉は力が宿ってるかも。口と鼻と耳はあんまり宿ってないかも

仙波:鼻は膨らませることしかできない

加藤:怒ったときに鼻膨らませる人とかいるけど、初対面で鼻力強いなあとは思わない、あんまり見かけない。めちゃくちゃ鼻が大きいとか?

伊藤:でもそういうことだよね。目力と眉力と並べるんだったら

加藤:あんまり個体差がないのかもね


〜どこまでが目力?〜

加藤:顔ぱっと見たときにやっぱり目に目が行くから、そこが印象的だと強いねってなるのかな

仙波:あるいは何か黒目が小さいとか、白目が大きい人は目線がわかりやすいから目線合うとすごいわかりやすい。だから目力強いってこととか

加藤:三白眼の人とか。睨まれてる感じ

仙波:涙袋とか目がキリッとしてるときにスッて下がって、笑ってる時はプクッてなる

加藤:目力に含まれてるのかな…眉間とかそこら一帯全部ひっくるめて目力かな。眉とかも含めて

伊藤:目力っていう側としては、眉毛も含めてここが目力だよなっていう意識はないけど、絶対目を見るときにその上を見たら眉毛が入ってくるし、多分同じ目でもさ眉毛あるないで変わるからここを目力っていう説もある


〜顔圧・顔力〜

伊藤:顔圧(がんあつ)とか言わない?

加藤:顔の圧?私は言わない…え、どういうときに使うの?

伊藤:顔の圧力がすごい…ガッ!っていう印象のある顔の人

加藤:ガッ!?(笑)

伊藤:なんか抽象的だけど「顔圧すげえな」みたいな。例えばあれ、お天気の人。石原良純とか


加藤:怖そうな人ってこと?強面?

伊藤:あーでも石原良純怖くない…威圧的?でも結局顔力?顔圧?も目が何か関係してきそう


〜眉力〜

加藤:目と眉毛の位置が近いと強そうなイメージがある

伊藤:
それはね外国人とか、そうじゃん

加藤:吊り上がってたりとかすると強そうみたいな。でもなんか目力に見えて眉力なのかな。目力っていう言葉に引っ張られて目だけの力に思えるけど、実は目と眉毛の関係性なんじゃないかってちょっと思った。もし目単体で眉毛がめっちゃ上の方に付いてたら、そんなに目力ないんじゃないかな

伊藤:薄まりそう

加藤:目と眉毛の距離とか、何か別のところに目力の要素がありそう

伊藤:眉毛が意外と重要。隠れてるけど意外と重要

加藤:あとは角度とか、下がってる人はあんまり感じない

伊藤:目が大きくて、眉毛と目の距離が近くて、あと眉毛が上がってる人

仙波:でも前髪で眉毛隠れてても目力強い人いますよね

伊藤:目の大きさもさ、物理的に顔の中で占める面積がでかくなったらそれは印象強くなりそうと思う

加藤:安藤サクラさんっていう女優さんがいて、一重でさ、なんか全然目大きいわけじゃないんだけど目力強いなって

伊藤:写真の撮り方とか、ある程度そっちに自分で持ってってるとかいうのも、作れそう目力は

加藤:やっぱりさっきの、この写真が印象的だったかもしれない


〜目力は作れる〜

伊藤:目力は元々目力強いって人もいるけど、コントロールできる、作ることもできそう

加藤:メイクでね、例えば、めちゃくちゃ目尻を跳ね上げて眉毛を濃く描いたら目力出てきそうだし、こういう写真とか見ると普通に優しい印象だから結構変わるね

仙波:眉毛濃い人が強い

加藤:眉毛がめっちゃ大事かもね

伊藤:笑っててこうなってる目に対して目力強いって思わない。かっぴらいて、かっぴらいてっていうか睨んでるに近い。普通に小松菜とかもさ目力強いなと思うし。なんか、印象と感情と両方関係してくる

加藤:力を何か出そうと思って出してる気がする。目力っていうのは「睨むぞ」とか、「相手に伝えるぞ」っていうのが目から伝わるのかなって思った

伊藤:多分ここにいる人たちも目力強いって印象にはならんにしても、目力を伝えるっていうか、例えば加藤が目力出すようにやって、私が加藤から目力感じることはできるような気はする

加藤:誰でも引き出すことはできそうだなって思う。「伝えるぞ」とか「睨んでやる」とか、感情を乗せれば誰でも目力ってあるかも

伊藤:誰にでもあるね、実は。なんか大小はあれどない人はいない

加藤:睨まれたら普通にねドキッとするよね。内側の力が一番上に出るのかな

仙波:睨むとかどこか見据えてる目とかも結構強いです

加藤:まっすぐ獲物を捉えるような(笑)

伊藤:泳いでたりしたら別に感じんからね

加藤:伝えたい感情があって、それが目から情報として出てくるっていうのが目力になってるんかな

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