Backlog World 2021 旅 ~Journey~ 配信後記
この記事は2021/3/13に開催された「Backlog World 2021 旅 ~Journey~」において自分が作った動画について書いた文章です。
とても独りよがりな記事で、結構な量をダラダラと書き散らしています。イベントのまとめBlogではないので、セッションの内容について書いてないし、そもそもオマケみたいな演出でしかない動画についての記事なので、おそらく誰の役にも立ちません。こんな文章を読むくらいなら、アーカイブ見るほうが圧倒的にお役立ち度が高いので、まだ見てない人は今すぐ読むのやめてYoutubeのアーカイブページに移動することをオススメします。いやマジで。
いやいやもうそんな前置きいらんから、という人とか、アーカイブ?履修済だけど?とか、舐めんなし、リアタイで見てたし、とか、まぁなんでもええけどとりあえず読むわ、という人は下に進んでください。
前置き
「Backlog World 2021 旅 ~Journey~」は一般参加申込数が500人を越えて、これまでに自分が関わったコミュニティイベントで最大のものとなりました。僕はイベント中に流れる動画制作を担当していて、都合6パターンの動画を作りました。その動画のコンセプトとか背景みたいなのを書き残しておこうと思ったので、以下動画ごとに書いていきます。
うーん。思いっきり自慰行為っぽいですね。まぁいいです。いきましょう。
①オープニング動画
エンディングと公式サイトとの連続性を持たせて、できるだけシンプルに、という感じで作りました。公式サイトでは細かいフィルタを掛けてたのですが、動画ではフィルタを外しているので、なんかツルンとしたJB君になってます。流れてる文字が見づらくならないか心配だったけど大丈夫でした。バックミュージックはいつもおなじみのJBUGのやつ。Tweetもされてたけど、なんだかクセになる曲。
②ジングル動画
これはTV的な演出をしたかったんですね。とにかく短いのが正義、という意識で作ってました。プロトタイプを作った後に、天神放送局さんから最後にタイトルと講演者の文字テロップを静止画で表示したほうが良い、というフィードバックを頂いて改善を実施したんですが、これがすごくバランスを整えてくれました。おかげで配信画面の切り替えの間と準備時間が取れるようになって、使い勝手が良くなりました。とはいえ切り替え回数が上がるので、操作する側とか司会の流れはちょっと複雑になってしまいました。自力で配信する場合は使わないかも。天神放送局さんあっての演出です。
こういうツイート頂いてたんですけど、言われてみると確かに同じノリですね。意識してなかったけど、記憶のどっかに引っ掛かってたのかも知れません。このツイートの他にも全体的にTV見てるみたい、みたいなツイートを頂けたのは嬉しかったです。
③休憩(海)
トランクに座るっていうアイデアくれたのはタニーさんだったかな?最初の自分のイメージではスト2のサガットステージに横たわってる涅槃仏のポーズでした。(これにしなくてよかった)
あと、休憩中に出る「Coming Up Next」で次のセッション表示するアイデアは、オープンセミナー岡山さんのオンラインイベントを参考にしています。このイベントでの休憩ムービーが凝ってて、こういうところも気を抜かないのイケてる!と勉強したのでした。休憩中動画は別に凝ったものではないけど、カワイイので正義です。3Dモデル製作してくれたマリメロさんには感謝しかありません。超ステキ。ツイートして頂いたのも可愛かった。正義。
④休憩(山)
休憩ムービーは合計2パターン作りました。旅行感を出したかったので海と山、みたいな。しかし今思うと休憩回数結構あったので、全国JBUGのご当地の背景使ってもっとパターン作ったら良かった。あ。我ながら良い案じゃないか。どうして前もって出せなかったんだこのアイデア。残念。。。
山バージョンも良いけど、個人的には海バージョンのほうが好みでした。まぁでも、休憩動画は海も山もこのような好意的なツイートとかカワイイという声たくさん頂けたました。
なんかボーッと見てられる可愛さがありますよね。多分、JB君の足がムチムチしているところが良いんだと思います。
⑤スペシャル対談
これはまぁ色々「思い」も「経緯」もあります。妥協したところもあるし、偶然ハマった的なところもあるし。とはいえ、以下のようなリアクションもらえたのが一番嬉しいですね。
長丁場の良いアクセントになってるから、本番に入れて良かったです。
対談セッションに動画をつける、という構想は委員長から最初に「Redmine x Backlog対談」のアイデアがでたときから練っていました。まぁ最初はやっぱり対決ムードというか、RIZINとかK1の対戦前の煽り動画みたいなのをイメージしてました。そもそも自分はプロレスとか格闘技好きなのでゴリゴリの戦闘曲みたいなので入場盛り上げまくるの最高だよね?対談?もうそれプロレスやん?これしか無い!って思ってました。ただやっぱりその方向に行くのはちょっと安易な感じなのと、登壇者のお二人が嫌がる可能性もあるしな、ということでボツ案としました。
(とはいえ今でも煽りムービー的なのを作りたい気持ちは残ってます)
次案として「きのこたけのこ戦争」みたいにちょとボカして代理戦争的に表現する方法を思いつきました。RedmineとBacklogは偶然、赤と緑だし「きつね」と「たぬき」の争い的なのもあったよなぁ、と。そこで、●ちゃんの過去サイトとか打首獄門同好会の「きのこたけのこ戦争」のPV見たりして構想を練ってました。
さらに、この当時の僕はアマプラで「ヘルシング」のOVAを見てる真っ最中だったので、左脳では少佐が「よろしいならば戦争だ!」と演説しており、右脳は「クリーク!クリーク!少佐殿!大隊指揮官殿!」とか「軍靴の音を響かせながら行進する大量の兵士たち」みたいなイメージで満たされていたので、すごい勢いでBacklogとRedmineのロゴに足を生やして3D化した村人のイメージと、最後のシーンの村人がワラワラするシーンが出来上がりました。あとは、この村人たちとJB君と旅要素をさらっと混ぜたらストーリーは完成です。
さて。ここまで出来た時点でふと我に返ります。(多分ヘルシングを最後まで見終わって自分の中で消化できた事もあると思います)
いやいや、結局対決になってるやん?ストレートすぎるがな、と。
いくらファンタジー風に誤魔化したり、きのこたけのこのパロディにするにしても、どこかに嫌な思いする人がいるんじゃないか?そもそもRedmineとBacklogって対決する必要ないじゃないか。今回は別に「対決」じゃなくて、「対談」なのだから、と。その頃、ちょうど運営のやり取りの中で、登壇者のお二人も同様の趣旨を持たれている事を知り、考え直すことにしました。
それなら…今回はおそらく初めての試み>未知との遭遇だ!>なんか断絶されてた2つの地域が異文化交流するみたいな話がいい!>JB君は妖精だから魔法つかえるでしょ?>断絶した地域を繋ぐ橋ぐらい、手合わせ錬成とかやったら作れるでしょ?という感じでアイデアが繋がり、今回のストーリーが出来上がった感じです。3Dモデルも活かせたし。
ちょっと後悔というか、妥協した点はこの動画で3DJB君を歩かせたり、「手合わせ」をさせられなかったところです。そもそもJB君を3Dで動かすことを思いついたのは、この動画のアイデアがあったからなんですけど、結局、取り込むのが色々大変だったので諦めました。まぁ「手合わせ」はJB君の手足が短すぎるので無理だったし、フワフワ浮いて移動してるのが妖精っぽい感じになったので、それはそれで良しとします。
なにより、登壇者のタマコナさんにこう言ってもらえた時点で、この動画は成仏できます。作った甲斐がありました。
⑥エンディング
最後です。おつかれさまでした。
この動画はなんかこう、タイムトンネルとか4次元空間通ってJB君が別の旅に出ていく感じを表現したかったんですね。一応今回のジングル以外の動画は自分の中ではつながってて、PCの中からJB君が出てきて(オープニング)日本全国旅して回って(休憩)、途中で軽く冒険的なのして(対談)、最後またどこかに帰っていく(エンディング)みたいな旅のストーリーでした。まぁただのこじつけみたいなものです。
それでも上記のようなツイートを頂いたりして、「あーなんか伝わってる!すげー嬉しい!」ってなりました。作って良かった。
エンディング動画で言いたかったことは下に流してた文字の通りです。
「ご視聴ありがとうございました!今後のJBUGの活動にご期待ください」
最後に
長々と読んでくださってありがとうございました。最後にTipsと言えるほどの情報でもないんですけど、役立つかもしれない情報を書いておきます。
今回の動画のJB君とか村人は全部1枚の画像なんですが、くるくる回ったり、魔法チックに出てきたり、ガクガク震えたり、とかの動きをつけてます。これはKeynoteのエフェクトで動きをつけて、それを動画で書き出したものを取り込むことで実現しています。動画編集ツールでアニメーションの動きを手動でつけるのって結構面倒くさいんですけど、PowerPointとかKeynoteのアニメーションは結構優秀で、使えるエフェクトも多いので、簡易なアニメーション表現なら専用ツールで作るより圧倒的にコストがかからなくて楽です。制作時間が無い時とかは結構使えるテクニックだと思ってます。さらに背景を全部「いらすと屋」で片付けると、制作時間はかなり短縮できると思います。
はい。以上です。長々と読んで頂きありがとうございました。なんだか居酒屋とかで愚痴を聞いてもらった時に近い気持ちです。じゃ、次、二軒目いきましょうか?僕、奢りますよ?
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