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【2020/7/22追記】ツイステの元ネタ調べてみた②サバナクロー編

ディズニーとアニプレックスによる大人気ソシャゲ「ツイステッドワンダーランド」の、元ネタを調べてみた第2段。

サバナクローのレオナ、ジャック、ラギーです。

☑️ネタバレし放題

☑️未所持カード多いので全てのネタを拾えてはいない

☑️あくまで個人の解釈、妄想(適宜追記修正予定)

☑️間違いの指摘や補足大歓迎

今回もまた明日使えるムダ知識くらいの感覚で読んでもらえたら嬉しいです。
前回↓
https://note.com/imunanamui/n/nf7747b25cf99


🦁レオナ⇒
『ライオン・キング』のヴィランズ、王弟スカー

目の色、左目に傷があるのもまったく同じ。

ツイステOPで岩場に立ってジャックくんラギーくんを見下ろしていのは、スカーがムファサ殺害計画と王になる野望を歌う『Be Prepared(準備をしておけ)』のオマージュ。

サバナのオタクは『Be Prepared』を是非、ぜひ、ゼヒ、聴いてください。できれば曲だけではなく本編映像も合わせて観てください。緑色の煙やマグマが噴き出す険しい岩場を歩き、飛び移り、妖艶に野望と悪を歌うスカー様が本当に、本当に、本当にセクシーでカッコいい。前足でたてがみをなでつける仕草は色っぽいを通り越してもはやエロい。吹替も素晴らしいんですけど原語のジェレミー・アイアンズ氏の声の色気がマジでヤバい。死人が出る。ライオンの声帯じゃない。まあ終盤は氏の声が出なくなったとかいう理由で代役らしいんですがただ聴くだけなら何も支障も違和感もないから。

兄のファレナはムファサ(スカーの兄)、甥のチェカくんはシンバ(ムファサの息子でスカーの甥。ライオンキングの主人公)がモデル。

チェカくんがレオナくんに懐いているのは、当初シンバがスカーおじさんを信頼して懐いていたことにちなむ。でもさすがにおじたんとは呼んでないんだよなあ

チェカくんを毛玉呼ばわりしていたのも、スカーが生まれたばかりのシンバを毛玉小僧呼ばわりしていたことから。確かグリムのことも毛玉と言っていたな。

レオナくんの過去、チェカくんのお披露目の式典をサボって兄に怒られてるくだりは本編とほぼ同じ。ただレオナくんの方が台詞が反抗的だと思う。スカーは表向きの言葉こそへりくだっているけど不敬さや敵意がダダ漏れな、まさに慇懃無礼な感じ。
そしてファレナの「たとえ王になれなくても国の為にできることはたくさんあるはずだ。」にあたる部分は、本編には存在しない。はず。

★ファレナは本編ムファサよりも全体的に物言いが柔らかくなっているように思う。というか本編の原語ではムファサがスカーに対して『(シンバは)お前の未来の王だ(your future king)』と真っ向から地雷を踏み抜いてるから結構ひどい。

面倒臭がりで怠けがちサボりがちなよく寝る子なのは、念願の王になったスカーが日がな一日怠けて何もしなかったのにちなんでるんだろうか。

★その結果プライドランドは荒廃し、餌となる草食動物もみんな逃げてしまった。スカーはムファサの妻サラビの進言にも「狩りをしろ、お前たちの探し方が悪いからだ」との一点張りでやはり何もしようとせず、ライオンはもちろんハイエナからも反感を買っていた。

2章「荒野の反逆者」で目論みが台無しになったと悟った時、魔法薬を飲ませてまで強力な魔法を使わせたラギーくんを「ゴミ溜め育ちのハイエナ」呼ばわりしたうえにユニーク魔法でさんざん痛めつけたのは、スカーが追い詰められた時に全ての悪事をハイエナたちになすりつけたシーンかな。味方への掌返しという点で。

★このシーンでラギーくんに同情するよりも「わーーいその掌返しあってこそスカー様だーーー!!」と気分が高揚したのは私だけじゃないと思いたい。ラギーくんごめん。似たような理由で4章「熱砂の策謀家」のジャミルくんのあの発言も「ヨッシャアアアアアアアアアアアやっぱそうだよな!そう来なくちゃな!!」と大興奮してた。カリムくんごめん。スカラビアについても色々と思うことや言いたいことや考えたいことがあるので、後日ちゃんと別記事を書きます。

★ただ、味方に掌返しをして以降の顛末は全然違う。スカーはハイエナたちの逆鱗に触れ、必死の命乞いも虚しく、彼らに殺される無惨な最期を迎えた。レオナおじたんは間違っても命乞いなんてしなさそうだし。ツイステッドワンダーランドではヴィランズの偉業は伝わっているけど、彼らの死に様はどう伝わってるのか気になる。

3章「深海の商人」で、監督生たちがわざとアトランティカ記念博物館に行くよう仕向けたのは、スカーがシンバを言葉巧みに乗せて象の墓場に向かわせたのが元ネタか?

★3章でライオンキングの再現を見られるとは思わなかった!読み返していてびっくりした!!いや偶然かもしれないけど!!


■ユニーク魔法■
「王者の咆哮(キングス・ロアー)」
周囲のあらゆるものを砂に変えるユニーク魔法。

スカーがムファサを殺して王になってから、あっという間に豊かな国が荒廃し干からびてしまったことから来ている……と思っていたけど、スピンオフアニメ『ライオン・ガード』の「英雄の雄叫び(ロアーオブエルダーズ)」が元ネタか?

★ロアーオブエルダーズとはプライドランドの王族に伝わってきた国を守る為の能力で、祖先達の力で超常現象さえも引き起こせる。かつてはスカーもこれを持ち、国を守っていたのだが、悪堕ちしたことでそれを悪用して仲間を全滅させてしまった。マジでレオナくんそのまんまじゃん……。


■ホーム画面(制服)■
「腹が減ったな……おい、なんか持ってこい。心配すんな、残ったら分けてやるよ。」
スカーが余り物と思しきシマウマの肉をハイエナトリオに分けていたシーンが元ネタ?

★ライオンキング本編ではおそらくハイエナを懐柔する為に前々から食糧を分けてやってたと思われる。ライオンガード未視聴なので勝手な予想です。


■バトル開始■
「力と牙以外にも、戦う術はある。」
私に歯向かうつもりかとムファサに凄まれた際にスカーが返した台詞のアレンジ。
「知恵比べならばいつでも受けて立つ。だが力と牙を使えと言うのなら……俺はまったくダメだ。ひとかけらの自信もない。」

★原語では、"Well, as far as brains go, I got the lion’s share. But when it comes to brute strength, I’m afraid I’m at the shallow end of the gene pool."
ざっと意訳すると「知恵の及ぶ限りなら俺は一番だ。だが力技ということであれば……俺はどん底にいるんじゃないかと心配でしょうがない。」という感じかな。

★スカーの発言はへり下っているように見えて白々しい、要するに慇懃無礼だったのに対し、レオナくんは初めから挑発的な態度を隠していないのが好き。

★しかもこんなこと言いながらスカーは『Be Prepared』のラストで"my teeth and ambitions are bared(俺の歯と野望は剥き出しだ)"と歌ってるんだからもうたまらないよね。


■2章「荒野の反逆者」■
「想像するだけで鼻歌が歌いたくなるじゃねぇか。なァ?」
王になったスカーがザズーに歌を歌わせ、それに合わせてノリノリで鼻歌を口ずさんでたシーンからかな?
ちなみにその歌は1944年に作られた『I've Got a Bunch of Coconuts(ココナッツの歌)」。

「たくさん生ってるココナッツ♪ティリリリーリ♪
ヤシの木並んでルンルン♪
おっきいのちっちゃいのこれくらいのも♪
欲しいの決めたらみんなで落とせ♪」

これが日本語吹き替えでの歌詞。こんな可愛い歌を楽しむスカー様めちゃくちゃお茶目。最後の節だけ鼻歌じゃなく自分も歌ってるから最高だと思う。


「失せろ。明日の朝日を拝みたいならな。」
「明日の朝日は拝めないと思え!」

スカーがネズミを食べようとする際の台詞のアレンジ?
「俺は一生、王になどなれぬ身の上。お前は二度と太陽を拝めぬ身の上。」
3章でもレオナくんの部屋に居候することになった監督生の選択肢に「明日の朝日が拝めますように……」がある。

★原語では、"I shall never be king. And you shall never see the light of another day."。この台詞は原語でも日本語版でも最後に「アデュー」とつけているのがセクシー。ぜひレオナくんにもいつか言ってほしい。


「人生は不公平だ。」
オバブロ状態を倒された時の、過去回想の最後の台詞。本編でのスカーの一番最初の台詞「この世は不公平なものだ。」からかな。原語だと"Life's not fair, is it?"

★レオナくん側は回想最後の台詞、スカー側が本編最初の台詞なのが、地続き感があって良い。



🐺ジャック⇒実写映画『ホワイト・ファング』?

ライオンキングを知らない方にまず言っておくと、ライオンキング本編にオオカミは出ません。一匹も出ません。

★ディズニーでオオカミ自体はそこそこ出てくる(ジャングルブック、美女と野獣etc.)けど、どちらも群れで登場するので一匹狼ジャックくんのイメージとはそぐわない。

ただ、『白』というワードが絡む狼なら、ディズニーの実写映画『ホワイト・ファング』が挙げられる。主人公が狼犬(狼と犬の混血種)。

【2020年7月22日追記】
ホワイトファングをやっと観れたので追記。原作未読。

こちらが元ネタだとするなら、ジャックの名前はホワイトファングの原作小説『白牙』の作者ジャック・ロンドン、または映画版のオリジナル主人公『ジャック』に由来するものと思われます。
というより映画版主人公の名前が、原作者の名前に由来してるんだろうな。ややこしいな。
ハウル(Howl)は『オオカミの遠吠え』というそのまんまの意味。

以下、ツイステの方は『ジャックくん』、実写映画主人公の方は『ジャック』と呼び分けます。

★映画の内容をかいつまんで説明すると、ゴールドラッシュの時代にアラスカの野生で生きていた狼犬ホワイト・ファングが、様々な人間の元を転々として、最終的には自分を救ってくれた金鉱探しの青年ジャックと心を通わせる話。
白牙(ホワイトファング)の名前は、作中で白い牙を剥き出して威嚇していたことに由来している。
別にファングの体毛が白いわけじゃなかった。勘違いしてた。すみません。ちゃんと元ネタ(候補)に当たらないとダメですね。

『ホワイト・ファング』の名前をつけたのは、最初にファングを飼い始めたインディアンなんだけど、インディアンの言葉では『マイア・タック』と言っていた。
ジャックくんの妹弟の名前がそれぞれマイアとタックだったら面白いし、ジャックくんの元ネタとしてほぼ確定なんだけど。

★映画本編中でのホワイトファングはインディアンに飼われていた時、ヒグマに襲われていたジャックを助け、のちに闘犬の見世物でブルドッグに殺されかけた時は、逆にジャックに命を救われている。(①)
ファングを賭博に利用していた男は、ファングに暴行を繰り返して周囲への闘争心や敵愾心を植えつけていた為、当初のファングは自分を看病するジャックにも敵意を剥き出しにしていた。
それでもジャックの誠意と優しさに少しずつ心を動かされて絆を深め、ジャックが金を掘り当てる立役者となったり、ジャックと一緒に金を奪いに来た連中を撃退したり、しまいにはジャックの友人に『デカい犬』と言われるほどジャックに忠実になる。(②)

★本編ファングの個人的な推しポイントは、町に行くジャックに留守番と言われてもついて行きたがる素振りを見せて、結局ハーネスつけてもらって一緒に出掛けたところ。オオカミとはなんだったのかと言いたくなるくらいここのファングは超ワンコで激かわいい。
ホワイトファング本編の感想はこちら

ツイステに話を戻すと、①はレオナくん寮服ストーリー(先輩たちにボコボコにされてたジャックくんをレオナくんが助ける)、②はジャックくんの寮服ストーリー(2章を経たジャックくんがラギーくんのストーk……忠実なワンコと化す)と重なる。①はともかく②は直接の元ネタっつーよりは、ジャックくんのワンコっぽさの強調だろうけど。

寮服ストーリーといえば、サバナクローの3人の寮服スチルの中で唯一ジャックくんだけ、ライオンキングのプライドロックをイメージした岩が映っている。グルーヴィー後スチルの右手奥。持ってる人は見てみてください。

ライオンキングでのプライドロックは王権というか、王国の象徴。王位継承者が生まれると、ヒヒ(マンドリル?)のラフィキが、プライドロックから王子を高く掲げて王国民=動物たちに見せ、動物たちは小さな次期王に敬意を表して平伏する。ライオンキングでたぶん一番有名なOP(サークルオブライフ)のシーンです。
また、スカーに勝利したシンバがプライドロックを登っていき、自らが王位に就くことを宣言するように大きく吠えるシーンもあります。

ジャックくんだけ元ネタが明らかにライオンキングじゃないのに、レオナくんじゃなくてジャックくんのスチルで、王の象徴とも言えるプライドロックが映ってるの、マジなんなんだよ…………いくらでも深読みできるじゃん…………次期寮長フラグか…………??(頭を抱える絵文字)


■ユニーク魔法■
「月夜を破る遠吠え(アンリイッシュ・ビースト)」
狼に変身するユニーク魔法。そのまんま。
英語表記の「Unleash Beast」は直訳すると「野獣を解き放て」。


★サバナクローで1人だけライオンキングが元ネタでなかったり、3人の中で唯一のわんこだったり(ハイエナはどちらかといえばネコに近い)、出身地が違ってたり、ジャックくんは明らかに異質。2章で監督生たちに味方したのはそのへんも由来してるんだろう。
(ジャックくんの3章での立ち位置についてはオクタヴィネルの記事参照。)


🦴ラギー⇒スカーの手下のハイエナトリオ

しっかり者なリーダー格のメス『シェンジ』、短気でドジを踏みがちなオス『バンザイ』、全く喋らずにいつもヘラヘラ笑ってるオス『エド』の3匹。種類はおそらくブチハイエナ。

ライオンキングでのハイエナたちは、太陽の光が届かない『象の墓場』という寂れた場所に追いやられ、残飯漁りを余儀なくされている。その生活にうんざりしており、常に腹を空かせている。
『食に対して貪欲』という性格、お坊ちゃん育ちを僻む発言が多いこと、地元に貧しい家が多いという設定は多分そのへんに由来している。

ハイエナは非常に顎の力が強く、他の動物たちが食べない死肉や骨も食べるんですが、ラギーくんの嫌いなものは「腐ったもの」。由来は上記と同じかな。ハイエナたちは好きで残飯漁りしてたわけじゃないからね。

ちなみに2章「荒野の反逆者」でレオナくんがラギーくんの実家を犬小屋呼ばわりしたらしいですが、ハイエナは食肉目ネコ亜目ハイエナ科に属するので、ネコ科ではないですが分類としてはネコに近いです。
錬金術の授業でも「オレは犬じゃないッス!」と不服そうに言っている。かわいい。

4章「熱砂の策謀家」の冒頭や制服パソストで見せるおばあちゃんっ子な一面は、たぶんシェンジがハイエナたちのリーダー格だからかな。ハイエナはメスをリーダーとする群れを作るので。ブッチ家は女性が強そうだ。


■ユニーク魔法■
「愚者の行進(ラフ・ウィズ・ミー)」
他者に自分と同じ動きをさせるユニーク魔法。
『Be Prepared』でハイエナたちが軍隊顔負けの統率のとれた行進をしているのが元ネタ。
「Laugh(笑う)」はエド、というかハイエナたちが本編でヘラヘラ笑ってることが多いからかな?笑い方はあんまり似ていないが。


■魔法史■
「王様なんていらないッス」
『Be Prepared』でのシェンジとバンザイの台詞「王様なんていらない!」が元ネタ。

「いらない♪いらない♪ラララララーラー♪」とはしゃぐハイエナちゃんたちがめちゃくちゃかわいい。その直後にスカー様に怒られるのもかわいい。

ちなみに制服パソストでスープ作ってる時に「らら、らら、らーら……♪」と口ずさんでたのもここが元ネタ。


■バトル開始■
「ここは俺の縄張りッス」
象の墓場に侵入した子供シンバ、子供ナラ、ザズーがハイエナトリオに襲われたシーンが元ネタかな。元が縄張りを持つハイエナだからというのもあるでしょうが。

★シンバはサバンナの王国プライドランドの次期国王なので誰に対しても言うことを聞かせられる(と思って調子に乗っていた)が、象の墓場は王国領ではない為、ハイエナたちにはそれが通用しない。なのでハイエナたちは縄張りへの不法侵入という理由で、シンバたちに襲い掛かった。そもそもシンバが象の墓場に来ちゃったのはスカーの差し金なわけですが。

2章「荒野の反逆者」で監督生一行が縄張りを荒らしたとサバナ生に因縁をつけられ、レオナくんラギーくんにマジフトでボコられたのも、おそらくこのシーンが元になっている。


■2章「荒野の反逆者」&サバナクロー寮■

外観はハイエナたちの住処『象の墓場』がモデル。三日月が浮かんでいるのは『Be Prepared』のラストで夜空に三日月が出ていたからかな。

★この三日月がレオナくんの部屋から見えるのが個人的にめちゃくちゃ好き。本編でシンバが、プライドランドから遠く離れた場所で大人になっていく時、空に浮かんでるのは満月なんですね。シンバは満月でスカーは三日月、王になる宿命を背負う者と王になれない者。ディズニーがそこまで考えてたかは知らないが。

★ラギーくんの項に書いた通り、象の墓場は太陽の光が当たらないので常に薄暗い。一方でサバナクロー寮は普通に明るい陽の光が差している。なのでサバナクロー寮のデザインこそ元ネタに忠実だけど、受ける印象は結構違って見える。サバンナのイメージを優先したのかな。

談話室は、シンバがティモンとプンバァと暮らしていた砂漠のオアシスのイメージかな?二段の滝があるのは、大人になって再会したシンバとナラが愛を確かめ合うラブソング『Can you feel the love tonight(愛を感じて)』のシーンの滝に似ている……気がする。

他寮生に怪我をさせる際に階段からの突き落としが多かったのは、スカーがムファサを崖から突き落として殺したことに由来。

マジフト大会当日、ラギーくんのユニーク魔法で操った大勢の観客を選手入場の列に突っ込ませてマレウスくんを潰そうとしたのは、スカーの策略でハイエナトリオに谷底にヌーの大群をけしかけさせ、ムファサとシンバの殺害を目論んだことに由来。

ラギーくんやモブたちの「王様バンザーイ!」も『Be Prepared』でハイエナたちがスカーに浴びせていた喝采が元ネタ。
英語だと"Long live the king!!" 。なんだかカッコいい。

★「俺が王になる!次の王はこの俺だ!俺についてこい!もう腹を空かせて鳴く(泣く?)ことは二度と無いのだ!!」というスカー様の高らかな宣言にハイエナたちは大喜びし、彼を次の王と認めた。このシーンはスカー様の溢れる悪のカリスマ性がハンパない。なおその後実際にスカーが王になって国がどうなったのかはレオナくんの項参照。

ライオンキング既習者はみんなすぐにわかったと思いますが、2章とサバナは『Be Prepared』のオマージュがほんとに多いです。恒常SSRレオナくんのイラスト(GROOVY前)で照明が緑の色調なのだって、そこからだし。何なら魔法が木属性×2なのもそれじゃねーのかと。

★ヴィランズをテーマにした曲は作品1本につき1曲あるかないかという比率だから、全体で見るとそんなに多くない。ヴィラン本人が歌うとなるとさらに少ない。そりゃあ格好のモチーフにもなる。ちなみにに悪役の曲だけを集めたアルバムが発売されてるのでご興味のある方はどうぞ。
https://www.disney.co.jp/music/compilation/AVCW-63236.html
ツイステに(モチーフとして)登場済みで、持ち歌やテーマソングがあるのはスカー、アースラ、ガストン、クルエラ、ドクターファシリエくらいかな?誰か抜けてたらごめん。

つまりなにが言いたいって、もし『Be Prepared』を知らない、観たことがないサバナのオタクがいたら今すぐに聴いて。この際本編見なくてもいいからそこだけ観て。
じゃあ動画リンクの一つも貼れよと言われそうだけどライオンキングはまだパブリックドメインになってないから動画のリンクを堂々と貼るのはちょっとはばかられるので!!探せばすぐに出てくるから!!観てね!!!!!


📚参考・引用

ライオン、群れの王はメス 映画と違う野生の掟
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/19/071000402/
※この記事ではライオンキングについても触れられています。

ブチハイエナ
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/20141218/428894/

狩りをするブチハイエナ https://biome.co.jp/biome_blog_106/

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