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設定と個性

アニメや漫画などの創作物で大事だなと思うのは、世界観などの設定と、キャラクター、登場人物たちの個性である。

例えば、鬼滅の刃は世界観が見事である。人間と鬼を描いた作品は山のようにこれまであったと思うが、鬼がもともと人間・日中は出歩けない・不死の力を得ている、という設定が物語の展開を非常に面白くした。
最近では、葬送のフリーレンも世界観が面白い。主人公の寿命が他と比べて長い設定の下で、通常描く魔王討伐ではなく、その後の旅を描いている点が特に面白い。

登場人物の個性でいえば、スパイファミリーのアーニャは、最たる例といえる。人の心が読める子供として、特徴的な口調とあわせて、印象に残る。間違いなくスパイファミリーの人気の要因の一つである。

そして最近、これは現実の人生においても当てはまる気がしてきている。
つまり、面白い人生のためには、いかに面白い環境に身を置くか、そしていかに面白い人間になるか・囲まれるか、の2つが大切なのではないか、ということである。

残念?ながら、突然鬼が出現したり、魔物がいたりする世界ではないので、世界観についてはアニメや漫画より面白い環境を見つけることは難しいかもしれないが、それでも生活環境を変えたり、職場環境を変えたりすることで、置かれる設定を変えることはできる。

そして、個性については、自分のもさることながら、周りの人が面白いことは、「物語」=「人生」を面白くするのではないだろうか。

最近はアニメや漫画を楽しみながら、ふと、こんなことを感じた。

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