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とりとめのないスピーチ

言葉が出てこないときは大半、伝えたいことが定まっていない。
書きたい考えがないと、その先は続かない。
逆に書きたい考えがあれば、何を追加すればそれが伝わるのかを考え、文章を膨らませることができる。

昨日、とりとめのないスピーチを聞いた。
話していたのは、とある牧師の方。
もっともらしい、大事な話らしい感じは出ている。
でも、話題が散らばっていて、結局何が言いたかったのかがボヤける。
言いたいポイントが、絞られていないからであり、解像度をあげきれていないからだと思う。

とはいえ、伝えたい思いがはっきりしていなくても、ダラダラと物事を語り続けるということは才能なのかもしれない。
その場にいた多くの人は、私のように論理的な繋がりなんて気にすることなく、もっともらしい話に感動し、これからの門出を真っ直ぐ生きようという思ったのかもしれない。

結局、読み手・聞き手によって、書き方・話し方は変えていくべきであり、自分はこの点、読み手・聞き手に自分と同じであることを期待しすぎているのかもしれない。
焦点が定まっていない話でも、世の中の人はもっと楽しめるのかもしれない。

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