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HSS型HSP 転職の進め方〜飽き性対策〜

いらっしゃいませ。引っ越し前後のドタバタの渦の中で踊っております。
今日は仕事の事についてです。

先日執筆した仕事に関するnoteが一番の閲覧数を記録しており、毎日のようにスキをいただいております。思いのほか多くの方に読んでいただけているようで非常に驚いており、嬉しく思います。

不思議に思い理由を探ったら、なんとなく理由が判明。
google検索エンジンで「HSS型HSP  天職」と検索したら、なんと1ページ目にしれっとこちらの記事が出てきました。SEO対策をした訳もなく、ただただ驚きです。
同時にそれだけ多くのHSS型HSPの人が仕事選びに悩んでいるのだなと感じました。HSS型HSPってそもそも情報が多くないですもんね。本とか見かけないし。HSPの中でも6%というマイノリティーグループなので転職に限らず、人生の色んな所で様々感じながら過ごしておられることでしょう。

↓件の記事です。鼻の穴をフガフガしながら語っちゃってます。↓
HSS型HSP 天職とは〜飽き性との付き合い方~|Mint (note.com)

そこで今日は続編として、自分のこれまでのぐにゃぐにゃキャリアを振り返った中でもう少し発見があったので書きました。今回も仕事の飽きに悩まれる方向けです。
あくまでも私のケースなので全員に参考になるかは分からないですし、かつ私もこれからまた転職予定の発展途上の身です。そんな人間が書く内容ですが、少しでも悩めるHSS型HSPの方のお役立て・仕事探しのアイディアやヒントになれば幸いです。


・関心のヒントは自分の経験にある?

結論から言うと、自分の人生を振り返って影響の大きかったイベントに関する事なら飽きずに関心を持ち続けられるのではないか、というのが私の経験上の見解です。

例えば実体験として言えるのが、私は大学生の時に留学をしました。留学は私の人生で非常に大きなイベントで、今でも留学をしてよかったと心から思っています。
そして、現職は大学で留学推進の裏方の仕事をしています。今は育休中ですが、仕事に対するモチベーションで言うと、これまで経験した3社の中でも断トツで熱意をもって勤めることができました。自分の経験もモチベーションもあるから物事を主体的に考えられて、こうしたいああしたい、が止まらなくなりました。(逆に私の熱量の高さと周りのそれとに差があるのが自分でも分かる程…。)一部の同じモチベーションを持っている方々とは話も合うし、一緒に仕事が出来て幸せだなと感じていました。

【ダメパターン1】スキで選ぶ

それまでの私はお恥ずかしながら、仕事を主体的に取り組むという発想が皆無でした。2社目まではアパレル業界に勤めていましたが、何の考えや主体性もなくただ、服が好きだからいけるっしょ♪と思いながら働いていました。完全に舐めきっている、そうあのKALDYで売ってる緑袋のチョコブラウニー並みに甘い考えで過ごしていました。

(↑チョコ好きにおすすめ!1週間程かけてチビチビ食べるのが最高♪冷やすと更に美味しい♪♪)

その先に待っているのは飽きです。追求したい気持ちがないので飽きが来るのです。そう、「スキ」だけで選ぶと飽きちゃうのです。

一方、自分の中での大きな経験に関する関心は、私の場合、不思議な事に飽きがこないのです。留学はただの人生の中の一つの経験。でも「自分が感じた素晴らしい経験を多くの人にも体験してほしい」という想いになり、その炎はまだ燃えているのです…‼
その他、育児も私の人生におけるとても大きなチャレンジです。育児に関する事業にも興味関心があります。こう見ると色んな炎が自分の中にあることが分かりました。
自分の中の大きな経験は強い想いになり、それを成し遂げる事への気持ちは飽きずに長持ちするようです。経験の中で生まれた想い(ビジョン)までセットで見つけられると、もはや無敵ではないでしょうか。

(余談ですが、現職でビジョンまで見つけたのに何故今また転職しようとしているのか?と聞こえてきそうですが、飽きが原因ではないです。色々理由はありますが
・育児との両立ができるようにワークライフバランスを整えたい
・パフォーマンスに対して正当な評価を受けたい、辺りが主な理由です。)

【ダメパターン2】得意で選ぶ

加えて、経験上飽きてしまうと感じたのは得意な事を軸に選ぶ時です。得意な事なので、最初は楽しくて夢中でやるから、やればやるほど仕事がどんどん上達し周りからも褒められることも多くなりますが、単調な事なら特にモチベーションが続かないので、「こんなもんか」と思うときが経験上必ず来ます。一度でも「こんなもんか」と感じたら一瞬で飽きます。周りに褒められる事は最初は嬉しいものの、私には仕事のモチベーションとしては弱く、やっぱ自分の内から生まれる想いに勝るものはないのかなと感じました。

・経験から軸を定めてステップアップ

経験で軸が定まると、業界が固められるように思います。私の場合、留学を軸としたら大学や留学エージェント、など。育児なら、育児に関わる業界や事業。

ところで業種・業務が飽きてまう件は、どないしたらええの?

確かに業務、飽きます。私もそことの折り合いに苦戦してきました。そこで全部が全部飽きてきたのか、振り返った所、飽きる業務と飽きない業務がある事に気が付きました。

  • 飽きる…ルーティンワーク全般。(年間スケジュールで決められている仕事全般。数年経験すると出来るようにはなるけど、またこれかとなる。どの仕事でも何かしらある?)

  • 飽きない…①突発的な来訪対応(少しだけど普段関われないような人に会える)②完結型の広報イベント(企画からイベント運営まで。疲れるけど創作が楽しい。)③接客(色んな人を知れる)

私が考えている方向性は、軸(業界)を定めて、その周りでステップアップ(転職or社内で部署異動、業務転換)していくやり方。それもなるべく飽きないの方に近い業種・業務が出来る仕事を探す、という形です。加えて前回の記事で書いた様に苦手な業務をしなくて良い環境なのかも、次はチェックしたいです。
海外では同じ業界・同じ業種で転職していく事が一般的だそうです。今の時代、幸いにも日本でも転職が割と珍しい事でもなくなってきています。経験業務(転職)の多いHSS型HSPは色んな知見を持っていて、上手く活かせればむしろ武器になるかもしれない、と私は感じています。

・飽き性を責めないで

最後に伝えたい事は、私はここに来て飽きる事って悪い事じゃないと思うようになりました。何かとネガティブな意味で使われる「飽き性」という言葉。私も親から「何事も中途半端だ」と言われてきて、飽きる事は悪だと思ってきました。でもその呪いから自分を解放しようと思います。飽き症=好奇心が多い事。いろんなことに興味関心を持てるって人生を謳歌するには強力な武器だと思うのです。それって才能です。ただ仕事に関して言えば、それを上手に扱えば良いのです。

もし同じ様に飽き性を悪く思って、自分を責める様な気持ちを抱いていたら、一緒にやめてみませんか?人間、同じ事を続けられる人ばかりじゃない。続けたい人、続けられる人、変化を好まない人は続けたらいい。世の中の続ける必要があることは、その界隈の人に任せておけば良い。それに新しい事に挑戦する事ってそんな容易い事でもない気がします。それをヒョイヒョイしてきている我々は中々勇敢だと思います。
例え飽きても、またその場所から新しい道を見つけられる事もあると思います。だからやってきた事全てに意味がある。振り返ったらグネグネしながらも実は点と点で繋がっていて、我々のストーリーはそうやって続いていくのではないでしょうか。

色々書きましたが、自分で書いたことをまずは自分でやってみて検証していこうと思います。やってみて気付いた事もまたシェアしていこうと思います。どんどん飽きて、どんどん経験値を積んでいこうと思います!おー!

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