インプラントと矯正はどっちが先ですか？？

2023年11月4日 05:33

インプラントと矯正の順番については、一概に決められるものではありません。患者さんの歯の状態や希望によって、最適な治療計画が異なります。

しかし、一般的には、以下のようなポイントを考慮すると良いでしょう。

インプラントは歯の位置を動かせない。インプラントは人工歯根と人工歯冠で構成され、人工歯根は顎の骨に埋め込まれます。そのため、インプラントを入れた後に矯正を行うと、インプラントの周りの自然歯だけが動きます。これは、咬み合わせや見た目に悪影響を及ぼす可能性があります。したがって、インプラントを入れる前に矯正を行うことが望ましいと言えます。

矯正はインプラントの成功率を高める。矯正によって、歯並びや咬み合わせが改善されます。これは、インプラントの周りの歯にかかる負担を減らし、インプラントの寿命を延ばすことにつながります。また、矯正によって、インプラントを入れるためのスペースが確保されることもあります。これは、インプラントの見た目や機能性に良い影響を与えます。

インプラントと矯正の間には期間を空ける必要がある。インプラントを入れた後、人工歯根と顎の骨が結合するまでには、約3ヶ月から6ヶ月の期間が必要です。この期間中は、インプラントに強い力がかからないように注意する必要があります。そのため、インプラントを入れた後すぐに矯正を始めることはできません。また、矯正を終えた後、インプラントを入れるまでにも、歯が安定するまでに約3ヶ月の期間を空けることが推奨されます。

以上のことから、インプラントと矯正の順番に関しては、以下のような流れが理想的と言えます。

ただし、これはあくまで一例であり、患者さんの歯の状態や希望によって、異なる治療計画が選択される場合もあります。

インプラントと矯正の順番については、必ず歯科医師に相談し、最適な方法を決めるようにしましょう。

⭐️インプラント無料相談を行っている歯科医院（インプラント認定医在中）。noteを見たと言っていただき、お電話にてご予約可能です。

鎌倉御成歯科

03-3947-0432

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？