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フィルムシミュレーション『Velvia』

『風景写真を撮るなら俺に任せろ』

とカメラから聞こえてきたら迷わずVelviaを選ぼう。

空や森、お花や太陽に至るまで自然の風景を色鮮やかに映す『Velvia』

状況によって

『ちょっと色鮮やか過ぎるなぁ』

と感じる時はPROVIAと使い分けると良い。

寿司やデザート等、色とりどりの食べ物にも効果的。

『動物以外の生き物』

に非常に有効なフィルムシミュレーションと言える。

どちらかと言うとソフトな写りのオールドレンズより高解像な新しいレンズとの相性が良さそうだ。

単に彩度を上げてるだけかと思いきや、上記で述べた様に生き物から食べ物まで幅広く使える事から緻密な計算の元にチューニングがされてる事が分かる。

その証拠に自分でPCを通じて彩度を調整したら、恐ろしくマズそうな寿司の写真になった事があった。 

彩度はとても奥が深い。

Velviaは使えるシーンが限られたフィルムシミュレーションだが想定される状況を予め計算して作られている為、

『ここはVelviaで撮ろう』

と撮影者が選んだ時にキッチリと決まってくれる事が多い。

『生命感のVelvia』

私はこの様に称している。

イキイキとした力強さを表現したい時は迷わず選びたい。

撮影者を構えさせない懐の深さは富士の強み。

ありがとうございました。

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