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RICOH GR3『ネガフィルムスナップ』

実は画像エフェクトの種類が富士フイルム並みに多い事があまり知られていないRICOH & PENTAX。

今回はGRの『ネガフィルム調』をテストしてみた。

古い写真のように撮れる

富士のフィルムシミュレーション『Classic Neg.』に相当する。

GRの方が自然にエフェクトが掛かっている印象。

早朝7時の撮影

パラメータは変更無し。

ガチャガチャせず初期設定の状態で十分に実戦で使える。

彩度のバランスも自然だ

SNSによくある『エフェクトガッツリ掛けてます感』は皆無。

逆にやや『薄めの掛かり』に仕上げてくるあたり、GRがいかに上級者向けかを感じる。

枯葉や土の質感もしっかりと

ただ単純に『彩度を下げた写り』ではなく、スタンダードから少しずつ引き算して調律しているイメージ。

スタンダードカラーで撮影

こちらは『スタンダード』での作例。

『ネガフィルム調』に見慣れてしまうと彩度がギラギラに感じる。

それくらい調律が素晴らしいと評価出来る。

白飛びも味になる

露出オーバー気味に撮ると経年劣化した写真のような味わいに。

もはや『失敗』なんて言葉はGRには通用しない。

空と木と岩の色

空を入れて撮るとオールドのKodakのような仕上がりに。

当然、初期設定のまま撮影。

味付けは控えめ。

あくまでエフェクトは補助役に徹している。

主役は被写体と撮影者。

決してブレないGRの哲学。

結論、『GRはいいぞ』

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