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ときめきボックス#2「やさしい二重まぶた」


森羅万象にときめきがちなあたしの「ときめきボックス」の中身を大公開しちゃうコーナー。

#2「やさしい二重まぶた」

デデンッ


やっほー。

こんなご時世ではあるけれど、みんな最近ときめいてるぅ?

あたしは最近、やさしい二重まぶたに、ときめきが止まらない。

キュンキュンのキュン。

昔はパッチリ二重が好きだったような気もする。

年齢とともに、

ときめきポイントって変わるよね。

やさしい二重とやさしくない二重。

何が違うのか。

それはずばり、線の深さ。

だと、あたしは思う。

やさしくない二重の、

皮膚の奥深くまで切り込んだ二重線は、

ちょっとやそっとじゃ消えない。

下を向いたり、横を向いたりしても、

変わらずグリンッ、と刻まれてる。

いらない、その主張の強さ。

あたしを見て!!

と、

やたら高圧的な美人のように見えてくる。

それに対してやさしい二重は、

ときどき消えそうになる。

少年のように儚いので、

斜め下なんか見つめたあかつきには、

その存在がかなり危うくなる。

いちばん細い絵筆で描いたような、繊細さ。

人より傷つきやすそうなその眼差しから、

目が離せないんだよ。

もとはといえば、

夢に出てきたのがはじまり。

朝起きたとき、

とある人間の薄い二重線が鮮明に脳裏に焼きついていて、

あたし、これが好きなんじゃん!

と気づいたわけです。

でも、もしかしたら、

コンプレックスの人もいるかもしれない。

自らの線が薄いからといって、

爪でぐりぐりするようなマネは、絶対にやめていただきたい。

あなたはそのままで、じゅうぶん美しいのです。(菩薩の笑み)



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