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【環びわ2023】DAY4・5|中間報告会・成果報告会

こんにちは。
インパクトラボの佐藤 彩香です。

今回は、9月15日(金)と9月24日(日)に実施しました「SDGsワークショップ:滋賀のサーキュラーエコノミーの実践」のDAY4とDAY5の様子をお伝えします。

SDGsワークショップ:滋賀のサーキュラーエコノミーの実践
環びわ湖大学・地域コンソーシアムに加盟している滋賀県内の14の大学に所属する大学生を対象に実施するプログラムです。今回の「SDGsワークショップ:滋賀のサーキュラーエコノミーの実践」では、無印良品を展開されている株式会社良品計画とコラボした活動を行います。東近江での資源循環型の地域づくりを学ぶフィールドワークやワークショップを通じて、無印良品が展開する資源循環の取り組みを促進させるアイデアを考えていきます。

環びわ湖大学・地域コンソーシアムHP

9月15日(金)に行われたDAY4では、オンラインで中間報告会を行い、各チームのアイデアのブラッシュアップを行いました。それを踏まえて、9月24日(日)にはアルプラザ彦根店のレンタルスペースで、成果報告会を行いました。
テーマは「無印良品の店舗を活用したワークショップの開発」です。このテーマをもとに4チームにわかれ、10月下旬にオープンする無印良品ビバシティ彦根店でのイベント実施を目指してこれまで話し合いを行ってきました。
良品計画の平林さんや木村さん、成安造形大学未来社会デザイン共創機構助教の田口さんにもお越しいただき、実現に向けたフィードバックもいただきました。

DAY4:中間報告会

中間報告会では、各チームの進捗発表とフィードバックが行われました。
発表では、DAY1の当初考えていたアイデアから変わっているチームやアイデアを色々抱えているチームがあり、それぞれのチームが試行錯誤を重ねてきた様子がうかがえました。
その中で、行き詰った点を共有し、平林さんや木村さん、田口さん、そして他のチームの学生メンバーからフィードバックを行いました。今までチームでは出なかったアイデアや疑問が飛び出し、成果報告会、そして、実現に向けての次のステップにつながる時間になりました。

中間報告会の集合写真

DAY5:成果報告会

成果報告会では、DAY4でいただいたフィードバックをもとに、各チームでアイデアをブラッシュアップし、それぞれのアイデアをより具現化した発表が行われました。
各チームの発表内容の一部を紹介します。

グループ1:彦根ビワイチワークショップ-みんなでつくろうサイクルスペース-

メンバーが通学する彦根市をサイクリング観光したのち、観光で見た景色や情報を廃品回収エリアにデコレーションするワークショップを提案しました。このチームでは、メンバーが実際にビワイチを体験してきたそうです。ビワイチという「エコな観光資源」と無印良品の「エコな生活資源」という掛け合わせで、地域のオリジナリティが溢れるワークショップになっています。

グループ1の発表の様子

グループ2:Mu Diorama(ム ジオラマ)

リサイクルステーションの廃品回収~再商品化までのリサイクルの工程をジオラマとして見える化するワークショップを提案しました。このチームでは、実際にサンプルサイズのものを作成し、発表を行いました。リサイクルの流れを「可視化」するというアイデアで、誰でもわかりやすくリサイクルの仕組みを理解することができるワークショップになっています。

ジオラマのモデルサイズを使いながら発表している様子

グループ3:捨てられるものをアートに

段ボールを使用し、不要なチラシなどを切り貼りしてアートを完成させるワークショップを提案しました。このチームでは、実際に段ボールやチラシを見ながら最後までアイデアをブラッシュアップしていました。アートというメッセージ性があるもので、リサイクルやリユースを実際に体感してもらうことができるワークショップになっています。

発表直前の話し合いの様子

グループ4:無印de謎解き 無印の矢印

無印良品の店内を歩き回って資源循環の取り組みについて知ってもらう謎解きワークショップを提案しました。このチームでは、実際に制作した例題を参加者の皆さんに解いてもらいました。親子連れで楽しくかつ学びになるようになっており、無印商品の魅力をより知るきっかけになるワークショップになっています。

参加者が謎解きを体験している様子

アイデア実現に向けた動き

それぞれのチームの発表のあと「グッドポイント」と「ブラッシュアップポイント」を参加者それぞれが付箋に書き出し、紙に貼っていきました。

グッドポイントとブラッシュアップポイントを貼っている様子

その紙をもとに、平林さんや田口さんにもグループに入っていただき、実現にむけてのさらなる話し合いを行いました。どのチームも発表して一安心の様子もありつつ、今後実現に向けて真剣に話し合っていました。

ブラッシュアップの話し合いをしている様子

無印良品彦根店の店長となる平林さんからは「お店のルールや制限がある中でも前向きに実施したいという姿勢があり、調整が必要な部分もあるが、それぞれのチームのアイデアを実現できればと思う」という言葉をいただきました。

最後に

5日間をワークショップを通して、資源循環の取り組みを学び、体験し、チームごとに特徴あるワークショップを考案することができました。チームで話し合いを重ねとても密度の濃いプログラムになったと思います。
5日間のプログラムは終了しましたが、今後もアイデアを実現させるために一部活動を継続していく予定です。実際に実現に向けての段取りを立て始めているチームもあり、今後の活動もぜひ見届けていただけると嬉しいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。DAY1-3のプログラムの様子もインパクトラボのnoteで公開しておりますので、是非チェックしてください!


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