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【健康しが】アウトドアトレーニングに参加して

こんにちは。
立命館大学の内田秀太です。

今回の記事では10月5日(水)に参加したウェルビーイング・アウトドアトレーニング・キャンプギア研修の様子について紹介します。

このイベントは、11月5日(土)に立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)実施されるウェルビーイング・アウトドアプログラムに向けた運営大学生のキャンプギア研修を目的に開催しました。教職員やファシリテーターの方に加え、株式会社スノーピークの喜多さんの指導のもと、主にタープ製品の設営と各ギアの使用方法をレクチャーして頂きました。

株式会社スノーピーク
「人生に野遊びを」をテーマにキャンプ事業を展開。衣食住働遊の領域で自然志向のライフバリューを提案するアウトドアメーカー。キャンプを通じて人と人、人と自然を繋げる企業活動をされています。

公式HP:https://www.snowpeak.co.jp/

オープニング

立命館大学食マネジメント学部の学生を中心に、スポーツ健康科学部、経済学部、政策科学部、理工学部、文学部など多様な研究室・教授・学生、職員の方が関わる本プロジェクト。まずはみんなで円になって自己紹介をしました。

次に、「well-being=よりよく生きる」を中心に据えたプロジェクトとして、さっそく全員に心拍計測の腕時計が配布されました。選抜者には脳波を測定するヘッドバンドが装着されたり、心の距離を測るための耳に着ける装置が配られたりと、様々な角度からのデータがとられます。

「プログラムを通してどのように変化するのか?」
「焚火の前だと、やっぱり心拍は落ち着くのか?」
「おいしい肉を食べたら興奮するのか?」
アウトドアを科学し、データがとられるのは新鮮であり、新しい試みでもあります。アウトドア好きの私としては、ぜひともいい結果が出て欲しいところです。

脳波を測るバンド機械をつける
屋外にPCが並んでいる状態

タープ設営研修

今回のメイン研修であるタープ設営。
スノーピークの社員であり、熟練のキャンパーでもある喜多さんより、タープ設営について手取り足取り教えて頂きました。
タープとは、主に野外において日よけとして機能するものです。キャンプにおいては、テントを寝室とするなら、タープはリビングといったところでしょうか。タープがあることで快適な住空間をデザインすることができ、アウトドアには欠かせないギアです。
今回はレクタタープと呼ばれる四角形の大きなタープで研修です。風の強い日でしたが、喜多さん曰く「研修にはもってこい」だそう。

丁寧に説明をされる喜多さん

まずは喜多さんのレクチャーをみんなでじっくり聞きます。
ロープの貼り方、ペグ(地面に打つ釘)の打つ角度などなど、抑えるポイントはたくさんです。タープをしっかりはれるかどうかが、この後のBBQを快適に過ごせるかに関わってきます。ちなみに11月5日の会場設営は学生のみで行います。

杭打ちも注意深く学びました

私を含め、普段からキャンプをする学生も数名いたのですが、このように1から丁寧に教えてもらえるのは初めて。いつもなんとなくで設営していたタープも、実は奥が深いことを学びました。

レクチャー後は、グループに分かれていざ設営です。
どのグループも問題なく、ピンっと張った美しいタープが立ち上がりました。

綺麗に立ち上げることができた

BBQ

今回のBBQ食材はBKCがある滋賀県の幸を集めたものでした。
BKCキャンパスでレストランを運営されているnadeshicoさんにお願いして、お肉や野菜を。湖魚研究チームよりたくさんの湖魚を。他にもお米3種の食べ比べや、ラム肉の串焼きなどなどとっても豪華なBBQタイムとなりました。

ビワマスの煮付け
ラム肉の串焼き

調理にはスノーピークのギアを使用しました。
野外で使えるシステムキッチン、クッカー、焚火台、テーブル、椅子、など野外でも申し分ないハイスペックなギアとともに調理を進めます。
スノーピークの商品はカスタマイズ性が高く、初心者で熟練キャンパーでもそれぞれが使いやすいように設計されています。

スノーピーク製のギアを借りました

調理する人、火を起こす人、食空間を整える人、それを眺める人…
キャンプではそれぞれが自然と自分の役割を見つけて、みんなで1つのものをつくっていくプロセスが必須なので、自然とコミュニケーションも弾みます。キャンプそのものがアイスブレイクであり交流になる。ここにキャンプの魅力があると感じます。

それではいざ、食べ始め。
ピンっと張ったタープが、夕方の冷たい風を少し和らげてくれます。
外で食べる滋賀の食材たちは、もちろんとってもおいしかったです。
特に、お米の食べ比べは感動モノ。
コメをおかずにコメを食えるほど、どの種類もそれぞれの特徴が際立っていました。

3種類のお米を食べ比べ

「同じ釜の飯を食う」というのは本当にいいものです。
キャンプの魅力と相まって、学生同士、学生と教職員など様々な会話が生まれたと思います。

焚火トーク

日も落ちきったころ。
ちょうどBBQの片付けも終わって、いよいよ焚火の時間。
真っ暗で肌寒い大阪の夜にオレンジの炎がありがたかったです。
誰も、何も指示してないけれど、自然と火の回りに集まり交わされる会話。
キャンプの締めに、最高に贅沢な時間をそれぞれ過ごしました。
参加者としては最も「well-being」な時間でした。

クロージング

このままテントで泊まりたい気持ちをこらえて、今日のクロージングへ。
短い時間でしたが、とっても豊かなデイキャンプだったと思います。
最後にアンケートと簡単な計測を行って、キャンプギア研修はおしまい。これからも継続的に調査を続け、well-beingを測定していくそうです。

最後に

長くなりましたが、キャンプの魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです!
11月5日(土)は立命館大学びわこ・くさつキャンパスにてBBQ・焚火に加えてテントサウナも追加されます。滋賀県でwell-beingな時間を過ごす、そのための貴重なキャンプギア研修となりました。

キャンプ好きな人も今回が初めてだった人も、改めて良さを認識できたと思います。健幸フェスタに向け、学生・教職員でよりよいプロジェクトになるよう改善を重ねて進めていきたいと思います。

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