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【環びわ2021】SHIGA SDGs Studios+(プラス)SDGsキャラバン 実施レポート

 こんにちは。インパクトラボの上田です。

 今回は、2021年度 環びわ湖大学・地域コンソーシアム学生支援事業「SHIGA SDGs Studios +(プラス) 」のSDGsキャラバンの様子をお伝えします。

SHIGA SDGs Studios+とは
環びわ湖大学・地域コンソーシアムに加盟している滋賀県内の14の大学に所属する大学生を対象に実施するプログラムです。プログラムに参加している大学生が滋賀県内でフィールドワーク・取材活動を行い、SDGsの視点で記事・プランを作成します。フィールドワークや取材活動を通して体験した滋賀県のSDGsに関する取り組みを「びわ湖とツーリズム」をテーマに発信することで社会的にインパクトを生み出すことを目指します。

 SDGsキャラバンは、SHIGA SDGs Studios+のプログラムで大学生が見つけた「SDGsの取り組み」を滋賀県内の高校生を対象に発表や意見交換を行う取り組みです。このキャラバン活動では、大学生から高校生にSDGsの取り組みを繋いでいくムーブメントとなることを期待しています。今年度は、伊吹高校、守山高校、国際情報高校、水口東高校の4校で実施をしました。各学校での発表・意見交換の様子を共有します。

1.伊吹高校でのSDGsキャラバン(11月2日・11月16日)

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 伊吹高校では、11月2日(火)に高校2年生を対象に滋賀県のSDGsの取り組みや2021年7月に策定されたMLGs(Mother Lake Goals)の取り組みについて紹介をしました。その後、大学生のSDGsの取り組みとして龍谷大学1年生の後藤優香さんに長浜市をテーマにツーリズムプランの提案や取材をした奥伊吹観光株式会社の草野さんの記事についても共有してくださいました。講演では、スマートフォンを活用して、sli.doというオンラインシステムにより質問を集め、回答しました。

 さらに、11月16日(火)には高校1年生を対象にSDGsの基礎やSDGs未来都市である滋賀県の取り組みについてレクチャーをしました。今回は、立命館大学3回生の豊田真彩さんが近江八幡市の沖島を中心としたツーリズムプランをわかりやすく紹介してもらいました。

 伊吹高校では、米原未来プロジェクト(通称:MMP)という取り組みを実施しており、本キャラバンがMMPを考えるきっかけになれば嬉しいです。

2.国際情報高校でのSDGsキャラバン(11月17日)

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 国際情報高校では、11月17日(水)に高校2年生のグローバルクラスの生徒を対象に滋賀県のSDGsの取り組みや琵琶湖版SDGsであるMLGsの取り組みを紹介しました。今回は、龍谷大学の森本実佐都さんが長浜市をテーマとしたツーリズムプランについて発表してくださいました。国際情報高校の生徒にとっては、3年生で卒業論文を書いていくテーマの参考になったかと思います。今回のキャラバンを通じてSDGsへ関心をもち、何かアクションを行うきっかけになれば嬉しいです。

3.守山高校でのSDGsキャラバン(11月25日)

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 守山高校では、11月25日(木)に高校1年生を対象にSDGsキャラバンとワークショップを実施しました。守山高校は、昨年に続いての実施であったため体育館でSDGsのレクチャーと各教室で大学生や社会人によるワークショップを実施しました。ワークショップでは、立命館大学3回生の豊田真彩さん、成安造形大学助教の田口真太郎さん、弊社のデザイナーである溝江愛未さんが担当しました。今回の環びわ湖大学・地域コンソーシアム学生支援事業のテーマでもあった「びわ湖とツーリズム」について、高校生の皆さんにもグループになって考え、発表をしてもらいました。発表では、「『滋賀の自然・歴史を知る』をコンセプトに滋賀県の有名な観光地をめぐるプラン」「『地域と関わる』をコンセプトに見る・学ぶ・体験するコンテンツを選んだプラン」「『環境に配慮しながら滋賀を楽しむ』をコンセプトに自転車で滋賀県を周るプラン」といったアイデアがみられました。各チームに個性があり、それぞれの発表を聞いた生徒たちはとても盛り上がっていました。50分間の限られた時間の中ですが、SDGsとも関連づけて滋賀県の魅力が詰まっているツーリズムプランができたのではないかと思います。

4.水口東高校でのSDGsキャラバン(12月2日)

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 水口東高校では、12月2日(木)にスーパーグローバルクラブの生徒を対象にSDGsキャラバンを実施しました。水口東高校は、昨年度もSDGsキャラバンを実施しており、今年度は、高校2年生全員が総合的な探究の授業で「びわ湖とツーリズム」をテーマを考えており、授業で発表した内容について立命館大学3回生の豊田真彩さんを交えて意見交換を行いました。さらに、今回参加したスーパーグローバルクラブの生徒は、滋賀県唯一のSDGs未来都市である湖南市で実施されている「こなんSDGsカレッジ」に参加しており、意見交換でもかなり高度なレベルで意見交換をすることができました。

さいごに

ここまで、お読みいただきありがとうございました。
今回のSDGsキャラバンは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、対面やオンラインでの対応となりました。

活動のダイジェストも公開しておりますので、そちらもチェックしてみてください。

インパクトラボでは、取材・記事作成レクチャーやSDGsレクチャーなど各種講演・ワークショップ、SDGsツーリズム、新規事業立ち上げ支援などを実施しています。興味を持たれた方は、ぜひインパクトラボのWebサイトをご覧ください。


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