オックスフォード生活のはじまり
2020年9月12日からオックスフォード生活が始まりました。
朝晩は肌寒く、昼間は暖かい日々が続いています。
1.大学
オックスフォードは「街の中に大学がある」のではなく、「大学の中に街がある」と言われます。
街を歩けば、どこを切り取っても絵葉書のような美しさです。
Bridge of Sighs(ため息の橋)
Hertford College(ハートフォード・カレッジ)
ラドクリフ・カメラ(図書館)と黒猫
University Church(大学教会)
Divinity School
1424年から1483年の間に建築され、15世紀から19世紀の間、ここで神学がラテン語で教えられました。ハリーポッターの舞台にもなり、現在では結婚式場としても有名です。
Christ Church College(クライスト・チャーチ・カレッジ)
英国首相を多く輩出する伝統と格式あるカレッジです。こちらもハリーポッターの舞台となっています。
このようなカレッジがオックスフォード大学には39あり、学生はいずれかのカレッジに所属しなければなりません。
同級生を見ていると、早い出願stageで出した人ほど、希望のカレッジに入れているようです。
僕はSt Catherine's College(通称St. Catz)というカレッジになりました。
St Catherine's Collete(セント・キャサリンズ・カレッジ)
カレッジの中には、住居、図書館、ホール、ジムなどがあります。
2.街並み
大学と街を区別することは難しいですが、大学所有ではない歴史的建造物も多く、毎日散歩していても飽きません。
お城みたいな建物があるなーと思ったら本当にお城だったり。
そのすぐ隣に大型ショッピングモールもあります。
ユニクロや日本食レストランなどもあり、生活に必要なものはすべて手に入ります。
街中は多くの人々が行き交っています。
通行人のほとんどはマスクをしていませんが、屋内ではマスク着用とサニタイザーを必ずします。
なお、現在は7人以上のグループでの集会は原則禁止されています(学校や職場などは対象外)。飲食店では入店前にスマホで登録が必要などコロナ対策が徹底されています。
飲食店やスーパーも充実しているので、生活面の不安はありません。治安も良いそうです。amazonも普通に届きます。
心配していた食事面ですが、日本ほど安くて美味しいものは残念ながらありませんが、日本食材は意外と普通に売ってるので自炊する人は問題ないと思います。
僕は自炊しないので、「ほっともっと」のオックスフォード進出を切に願います。
外食は美味しいですが、高いです。
3.住居
オックスフォード大学の学生の多くはカレッジの寮に入ります。
僕もカレッジの寮に入りたかったのですが、ウェイトリストが600名以上と絶望的な状況だったので、private accommodationを探しました。
すると、民間企業が運営する学生寮を見つけました。
家賃は割高ですが、新築でビジネススクールから徒歩3分ほど、ジム・自転車レンタル・超高速wifi無料と良いところ尽くしだったのでここに決めました。
MBA生も20名以上住んでいます。
ジムを利用するときには、部屋のカードキーをレセプションに渡して、ジムのカードキーを受け取ります。1日に何度も清掃され、コロナ対策も万全です。
収納スペースも十分すぎるくらいありました。
トランク1個で来ましたが、トランクはベッド下に収納できました。
難点は(どこのカレッジもそうなのですが)ランドリーが有料なことです。1回500円くらいかかるので、そう毎日は利用できません。支払いや仕上がり時間の確認などはアプリですべて出来るので便利です。
日本よりもキャッシュレスが進んでいるので、財布を持ち歩く必要はありません。まだ一回も現金は使ってないです。
家の前を散歩しているとリスと目が合います
4.交流
卒業生、在校生、同級生などとのランチ、ディナーは頻繁にあります。
オックスフォードに不慣れな僕にとっては大変ありがたいです。
また、Oxford Impact Investing Societyという組織のVice President(副代表)になり、さっそくキッキオフを行いました。
Oxford Impact Investing Societyは今年(2020年)に新しく立ち上がった組織で、まだ正式ホームページも製作中です。
インパクト投資に関心の高い多様な学部の学部生、大学院生によって構成されています。MBA生以外とのネットワークを築けるのでうれしいです。
Publication and Research(出版・調査)チーム、Event(イベント企画運営)チーム、Marketing and Sponsorship(マーケティング・スポンサー確保)チームに分かれており、vice-presidentはそのすべてを統括します。
まだまだ立ち上がったばかりですが、これからが楽しみです!
来週(2020年9月21日)から、いよいよMBA Launch(オリエンテーション)が始まります!
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