見出し画像

本日(2020年9月21日)からMBA Launchが始まりました。

MBA Launchは2週間のオリエンテーション期間で、10月から始まるコースの基礎となるものです。

MBA Launchは渡英して2週間の自主隔離期間中の学生などのために、すべてオンラインで開催され、10月から対面での授業も開始される予定です。

オンラインで開催されたものの、僕は近くに住む学生同士で集まってパブリックビューイング形式で参加し、臨場感のあるオンラインセッションになりました。

画像7

*social distanced ten separated into two groups

本日は以下の3つのセッションを受けました。

1.Welcome to Oxford MBA

Dean(学長)のPeter Tufanoからの歓迎の言葉が送られました。

特に印象に残ったのは、以下の言葉でした。

1. Be a Learner(学習者であれ)
2. Be a Friend(仲間であれ)
3. Be an Ambassador(アンバサダーであれ)
4. Be a Listener(傾聴者であれ)
5. Be a Servant(奉仕者であれ)

特に、「リーダーではなく奉仕者であれ」というメッセージは印象的でした。

Strength is for service, not for status.
(強さは奉仕のためにある。地位のためではない。)
What we have to move from is MEs to WEs.
(「私」中心から「私たち」へと移行すべきである。)

画像1

"ME"をひっくり返すと…

画像2

"WE"に。(この瞬間、学生の間で歓声が…)

2.The Year Ahead

Class Profileと1年のスケジュールが発表されました。

画像3

・312人
・67か国
・留学生比率92%
・女性比率47%
・平均勤務年数5年
・GMAT中央値680

今年(2020年)の出願者数は過去最多だったそうです。

驚くべきはその多様性。

画像5

国際的多様性は、
アジア:29%
北米:25%
欧州:21%
アフリカ:12%
南米:5%
オセアニア:5%
中東:3%

1年間の概要は以下のとおりです。

画像4

※Michaelmasは1学期、Hilaryは2学期、Trinityは3学期のこと
※GOTOはGlobal Opportunities and Threats Oxfordの略
※EPはEntrepreneurship Projectの略
※SCPはStrategic Consulting Projectの略
※IFCはInternship For Creditの略

"Capitalism in Debate"という科目が2020年の新設必修科目です。

Michaelmas(1学期)は以下のような運用を予定。

・ライブクラスは1コースあたり2時間(オンライン参加も可)
・ライブクラスの前後にオンラインのアクティビティ
・ライブクラスのほか、サポートクラス、キャリア開発、課外活動

クラスは録画され、即時に復習を行うことが出来ます。
本日のセッションもすぐ字幕付きでビデオが共有され驚きました。

3.Lessons from Oxford's History for Global Business in the Present

オックスフォード大学は英語圏最古の大学です。

オックスフォードの1,000年近くにわたる歴史から現代のグローバルビジネスは何を教訓として学べるかというセッションでした。

詳細は下記リンク先:
渋沢栄一も紹介されています。)

ビジネスの未来を理解したければ、その歴史を理解しなければならない。
第4次産業革命を理解するためには、第1次、第2次、第3次産業革命を理解しなければならない。
組織の評判は永遠には続かない。
1422年、ローマ教皇は以下の4つの大学を最も偉大だと宣言した。
:オックスフォード、パリ、ボローニャ、サラマンカ
2020年、オックスフォードは確固としてトップ5(しばしばトップ1)に残り、パリはトップ50、ボローニャはトップ200、サラマンカはトップ800である。
オックスフォードの評判は常に更新されなければならない。

Oxford MBAでは選択科目として"Business History"があります。

とても興味深かったので、ぜひ受講してみたいと思います。

画像6

twitter: https://twitter.com/Take_Iga




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?