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計算力学技術者認定試験(個体力学)に挑戦

合否通知

固体力学の合否の通知が届きました。皆さん如何でしたか?
2級、1級両方受けたのですが、嬉しい事に両方共なんとか合格することができました。試験の手応えはどちらも無く、自信が無かったので奇跡ですね。選択式の試験問題でもあるので、多分神風が吹いたのでしょう。応援してくれた妻、子どもたち、会社の方々、感謝しかありません。

如何せん情報の少ないマイナーな試験でもありますので、来年以降に受験される同志の方々に向けて、少し試験の感想・覚書を残しておきます。(個人の印象ですよ)

2級

標準問題集はほぼ完璧に解ける様になっていたのですが、問題集を軸にした応用問題が割と見受けられたように思います。その上、問題数に対して時間が短いので、かなり焦ってしまいケアレスミスを多発してしまいました。標準問題集は選択問題が多い感じですが、試験は計算問題が意外と多かったように感じました。とにかく時間が勝負の試験で、問題を見て解法が直ぐに頭に浮かぶくらいでないと間に合わない感じです。個体2級の合格率が低い理由は、実際に試験を受けてみて納得した次第です。
また、標準問題集の巻末にある公式集ですが、CBTではすごく使いづらいです。解いている設問と公式集は同時に見ることができません。(運営の方になんとかしてほしいですね。プリント配布で別に準備いただくとか。)

1級

1級の方は計算問題が殆どなく、どちらかというと知識・理解を問われる暗記が主体の試験になります。どうしても記憶が曖昧で選択肢に困ったときは、数式の次元に着目すると回答出来る(選択肢を狭める)場合もあります。私のように暗記が苦手な方は、最終手段として使って見るのもいいかと思います。

どちらの試験も時間に余裕があるわけではありません。すぐに回答できない問題は、フラグ立てて次の問題に移るのが無難です。特に2級は。

これから

1級合格できたのですが、非線形の内容はもっと理解を深めたいと思いますので、これからも少しずつ勉強していくつもりです。特に私のような神風的に受かった者が1級認定を掲げたところ、"大した事ない奴" みたいに思われて1級認定者の威厳を下げてしまっては、先駆者の方々、これから挑戦される方に申し訳ないですからね…

CAE ネタは、今後も気が向けばアップしていこうかと思います。


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