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シティリーグS4[予選全勝・準優勝] 白馬スイクン

ご挨拶

初めまして。いもフライと申します。
この度シティリーグS4において準優勝という成績を収めることが出来たので構築の紹介をさせていただきたいと思います。

また、プレースキルもまだまだなので的外れなことを言っている場面もあるかもしれませんが、温かい目で見ていただけると幸いです。

初めてのnoteのため拙い文章となってしまうかと思いますがよければ最後までご覧ください。

また、一部略称を用いている部分もありますがご了承ください。


1.環境予想・デッキ選択

環境予想

今回のシティリーグでの多いと考えられたデッキは京都CLから数は減らすと考えたもののTier1と考えているミュウVmax、京都CL優勝の白馬スイクン、非エクの強デッキクワガノン・連撃テンタクル、非エクに強い三神ファイヤー・連撃ウーラオスと考えました。

また、直前のシティリーグの結果からクワガノン対策となるベンチバリアのミュウの採用率の上昇、エネルギー破壊による相手への妨害の増加等が考えられました。

以上の理由からミュウVmaxの若干の減少、クワガノンの減少を予想しました。


白馬スイクン2つの採用理由

(1)クラッシュハンマーやうねりの扇などのエネルギー妨害に強い

(2)頂への雪道を採用できる

以上の2点になります。


まず1つ目の採用理由について詳しくお話しします。

今回シティリーグに参加する当日の深夜まで使用デッキを悩んでいました。

主な候補としてはこれまでのシティリーグで使用し慣れている連撃ウーラオスVmax、デッキパワーの高そうな闘エネルギー採用のミュウVmaxの2つでシティリーグに臨む予定でした。

しかし連撃ウーラオスは前日の練習で勝てなかったこと、クワガノン対策にベンチバリアのミュウを採用したミュウVmaxに練度が低く勝てるビジョンが全く見えなかったことから使用することを断念しました。
また、ミュウVmaxは10/11のシティの結果でクラッシュハンマーを採用したデッキが多く入賞していたこと、またうねりの扇でターンを稼がれてしまう点などから、使用することに消極的になりました。


2点目の採用理由です。

頂への雪道を白馬スイクンが無理なく採用できるという点です。

使用しようと考えていたミュウVmaxは混沌のうねりやリセットホールのマーシャドーを採用しているとはいえ、相手のデッキにもリセットホールが採用されている場合などは十分とは言えない対策であると考えたため、自身が頂への雪道を使えるデッキ若しくは雪道の影響をほぼ受けないデッキを使用したいと考えました。


以上2点の主な理由から今回のシティリーグで使用するデッキは白馬スイクンにすることとしました。


2.デッキ構築

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[デッキコード]V1kVFd-FVvw12-FFfVfV

今回は以上の60枚で戦いました。

私自身が0からデッキを作れるような構築力がないため、様々な大会等で結果を残されている構築をベースに私に合う形にデッキを調整しました。


3.採用カード

60枚の採用カードについて簡単な説明を行います。
()内の数字は採用枚数です。


ポケモン

・白馬バドレックスV-Vmax (2-2)
このデッキのメインアタッカーの1匹です。Vmaxならではの耐久力、2エネルギーで250点の打点を出すことのできるコストパフォーマンスの良さが強いと思います。
クワガノン戦ではVmaxを2回押し付けたいです。

・スイクンV (3)
白馬バドレックスと合わせてメインアタッカーです。タフネスマントによる耐久の補強、2エネルギーで技の使えるコストパフォーマンスの良さ、特性の優秀さからかなり強いカードの1枚。後攻1ターン目からある程度の高打点で技を打てる可能性のある点も好きです。現環境において後攻でも強い動きがあるということは大きなメリットだと思います。
間違いなく構築のMVPです。
(しゅんそくの使い忘れには気を付けたいです)

・インテレオンライン (4-4-3(クイックシューター2・うらこうさく1))
後攻でどんどんよぶを使用するもよし、うらこうさくで足りないパーツを持ってくるもよし、クイックシューターで打点の補強をするもよしと抜け目ない進化ラインです。
後述のキバナを採用しているのでうらこうさくインテレオンでアクアバレットを打つことも可能なことは頭の片隅に置いておきます。
(クイックシューターの使い忘れも気を付けたいです)

・マーシャドー (1)
フュージョンアーツ発売までは頂への雪道を3枚の採用でしたが、混沌のうねりが環境に非常に増えたことから頂への雪道を1枚マーシャドーにしました。
スイクンの打点補助にも一応なるのでかなり使い勝手の良い1枚でした。

・ミュウ (1)
申し訳程度のクワガノン対策として採用しました。このカードを採用しても勝てるかどうかかなり怪しいのですが、以前より数を増やすと考えた連撃ウーラオス対策としての役割を併せて採用してよかったと思います。

・デデンネGX (1)
事故回避の一枚です。この枠はクロバットVとの選択になると思いますが、事故を回避するという意味合いでの採用なのでデデンネGXを選択しました。
デデンネスタートが2回ありましたが活躍もしてくれたのでご愛嬌。


グッズ

・クイックボール (3)
・レベルボール (3)
・しんかのおこう(2)
・ポケモン通信(2)
この枠の枚数は正直わからないのでいろいろなレシピを参考にさせていただきました。
増やせるならクイックボールをもう一枚増やすことになるのでしょうか?

・たっぷりバケツ (2)
このカードものすごく強いと思います。一枚でエネルギーを2枚も手札に補充しつつ、必然的に山札の圧縮にも繋がる便利すぎるカードです。
スイクンスタートして手札にたっぷりバケツがある場合は先に使います。

・回収ネット (1)
インテレオンラインと非常に相性のいいカード。うらこうさく、クイックシュータの使いまわしだけでなく疑似的な回復・いれかえ手段として使用することも可能です。

・あなぬけのひも (1)
いれかえがしたい場合には回収ネットや後述のふうせんで行い、うらこうさくから選択できるようにあなぬけのひもを採用しました。また、状況によってはボスの指令になる点、ボスの指令を使わずに相手のガラルマタドガスをベンチに下げることもできるので1枚は採用したいです。

・ふつうのつりざお (1)
デデンネGXを採用したことで必要なポケモンをトラッシュに送ってしまうこともあるので採用しました。また、現環境ではセイボリーの採用が見られるためそちらの対策としての意味合いも込めて採用しました。
一試合エネルギーがなくなり、バトル場のデデンネGXを逃がせなくなる状況がこのカードにより打開できたため採用してよかったです。

・リセットスタンプ (2)
バトル終盤での頂への雪道と合わせて使用することで強力な逆転手段となります。終盤で必ず使用したかったため、2枚採用しました。

・タフネスマント (2)
スイクンの耐久力向上、ベンチバリアミュウをクイックシューター等から保護するために採用しました。1枚採用の構築も多くみられますが、ツールスクラッパー1枚で使えなくなってしまうことを避けること、起こりえるスイクンミラーはこのカードが強く使えると考え2枚採用しました

・ふうせん (1)
数少ない逃げるための手段です。基本的には回収ネットの使えないVやGXのポケモンにつけてあげることを意識しています。

サポート

・メロン (3)
後攻1ターン目からスイクンが攻撃できたり、シンプルにこのデッキと一番嚙み合いの良いサポートカード。ドロー枚数が少ない点はスイクンのしゅんそくやうらこうさくでのサーチで補いたい。

・博士の研究 (2)
メロンが強いとはいえ流石に採用したいサポート。
ふつうのつりざお採用によりポケモンを巻き込んでしまっても多少安心できる。

・マリィ (1)
相手の手札に干渉するカードがリセットスタンプだけというのはいかがなものかと思ったため1枚採用。雪道と合わせて相手が止まってくれることにも少しだけ期待できます。

・ボスの指令 (2)
終盤の詰め切る場面だけでなく、先行2ターン目に使い2-2-2のサイドプランを押し付けることもできるサポート。しかしこのプランを通すならもう一枚採用したい。

・キバナ (1)
最近ではすっかり見慣れたサポート。メロンとの差別化点はインテレオンでアクアバレットの選択をとれるようになること、ピンポイントで欲しいカードにアクセスできることと私好みの性能です。

スタジアム

・頂への雪道 (2)
マーシャドーもあるのでこの枚数での採用です。マーシャドーをふつうのつりざおで戻したりもできるので、混沌のうねりで割られてしまっても再度張り直せる可能性があります。シンプルに強い。

エネルギー

・基本水エネルギー (8)
テンプレの枚数だと思います。特に困った場面はなかったです。


4.不採用カード

ここでは直前まで構築に組み込むか悩んだカード、不採用としたカードのご紹介です。

ポケモン

・インテレオン(うらこうさく) 2枚目
他の方の構築ではよく見られる2枚目のうらこうさくインテレオンですが、盤面に立っていて強い場面がアクアバレットを打つ選択を取るときのみなので、1枚で事足りると感じ2枚目の採用は見送りました。枠があればもちろん採用したいです。

・クロバットV
デデンネGXの採用意図でも記述しましたが、より事故回避性能があると考えているデデンネGXを採用しました。ここは私の好みも大きいかもしれません。

・フリージオ
主にクワガノン対策としてこのカードの採用は直前まで悩みましたが、このカードを1枚だけ採用してクワガノンに勝てるのかと感じ採用を見送りました。また、クワガノンがかなり結果を残していることから、ベンチバリアを多くの方が採用することで、クワガノンが数を減らすと考えました。このカードの採用によりクワガノンやほかのデッキにどの程度勝率が上がるのかは今後練習で確認したいと思います。

グッズ

・ポケモンいれかえ
今回の構築はさすがにポケモンをいれかえる手段が少なかったかなと思います。個人的にこのカードは1枚どこかで採用したかったですが、枠がなかったです。

・回収ネット 2枚目
あるとさらにデッキの幅が広がる1枚です。あると便利というカードなので2枚目の採用優先度は他の不採用カードと比較するとやや低めでした。

・ツールスクラッパー
こちらもあると便利なカードの1枚。主に対スイクンでのタフネスマントを割るためにも欲しかったですが、他のカードを抜いてまで採用には至りませんでした。少なくとも今回の大会で欲しいと感じた場面は特になかったので採用しなくてよかったと思います。

・うねりの扇
こちらも便利カードの1枚。ミュウVmaxは基本エネルギー主体となっていくと予想していたのでCL京都の時ほどこのカードは強く使えないと感じ、採用を見送りました。

サポート

・マリィ 2枚目
手札に来たカードを守りつつ相手の妨害もできるので雪道と相性のいいカード。ドローできるサポートが既に6枚あり、うらこうさくが軸であればこの枚数で十分かと考え、2枚目の採用は見送りました。

・ボスの指令 3枚目
ビートダウンのようなプランを押し付けるのであれば欲しい3枚目でしたが、当然メロンと同時に使えないことから今回は2枚の採用で構築しました。

5.当日のマッチング

以下当日のマッチングです。

サイド数に誤りはないと思いますが、メモを取っていたわけではないので違った場合は申し訳ないです。

予選

1戦目 うらこうさく軸一撃ハブネーク 6-2〇
相手の方が上手く進化ラインが育たない間にコツコツサイドを取り、勝利できました。
最後の方時間がなく焦ってしまいプレイ態度が良いとは言えなかったので反省しています。

2戦目 ミュウVmax 6-4〇
最終的にはゲノセクトを前に縛り、1ターンもらったうえでクイックシューターと白馬バドレックスVmaxのダイランスでサイド3枚取りして勝利。相手の方の後続が育っていなかった点も助かりました。

3戦目 ゲンガーブラッキー 6-0〇
ここで階段が崩れて全勝者の中で私のみ1勝の方とマッチングしたので、予選抜けには全勝必須なのかなと感じていました。
試合内容はデルビルが進化する前に倒すことが出来たこと、また雪道マリィで相手の方の手札に博士の研究と採用しているヘルガーがすべて来たことで、博士を躊躇い行動が遅れことで勝利できたと思います。

本選出場決定後も応援の言葉をかけてくださり、嬉しかったです。この場を借りてお礼申しあげます。

4戦目 インテレオンスイクン 6-4〇
迎えた最終戦ですが、一進一退の攻防の中、最終的には相手の方のアタッカーが切れたタイミングで、あなぬけのひもから裏のメッソンを倒してサイドを取りきることが出来ました。
この対戦をもって予選が終了しました。

結果は全勝者2名のオポネント差で予選2位通過でした。

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本選

一回戦 ルカメタザシアン 6-4〇
序盤の雪道マリィがかなり刺さった印象でした。ベンチを広げるデッキではないのでスイクンの火力が抑えられていたのでクイックシューターでのダメージが非常に重要となった試合でした。マオ&スイレンで回復される場面等もありましたが、コンスタントにダメージを与えていき勝利出来ました。最後から2ターン目にベンチの数に左右されない白馬バドレックスVmaxを準備しようと白馬バドレックスVをプレイしましたが、負け筋だったのでよくなかったのかなと反省しています。
ここでもあなぬけのひもで勝利できたので採用してよかったと感じました。

準決勝 クワガノン 1-0〇
事故勝ちでした。相手の方がミュウしかプレイできず数ターン経過し、スイクンの技でたねポケモン切れによる勝利。不利マッチをこのような形ではありますが拾えたことはラッキーでした。

決勝 三神ファイヤー 4-6×
デデンネGX、オドリドリGXでのスタートでお互いドローゴーが4~5ターン続きました。その後相手の方がオルタージェネシスGX宣言後アルティメットレイで後続が育ち、そのままズルズルと負けました。デデンネGXにふうせんを張りましたが、エネを付けてにげるエネルギーとして使用からメロンという選択が存在したため、その点は自身のプレイングの甘さを痛感しました。
最終戦に関しては特に楽しくプレイできたのでよかったです。
次回対戦できる機会があれば必ずリベンジしたいと思います!

6.まとめ

ここまで読んでいただいた皆様ありがとうございました。読み辛い部分も多かったと思いますが、誰か一人の方にでも参考にしていただければ幸いです。

シティリーグシーズン4で準優勝を取ることが出来た白馬スイクンの構築紹介記事でした。
大きく目新しい部分はないと思いますが、ある程度完成された形があるということもこのデッキの強みであると考えています。

一年ほど前にポケモンカードを始め、3度目のシティリーグでしたがこれまでで最高の結果を残すことが出来ました。
結果をもう一度見直すとかなり運に助けられた部分も大きかったので、今後はよりプレイングを磨いていきたいと思います。

また、普段は基本的にリモートで対戦をしています。後述のTwitterの方からもし対戦していただける方がいらっしゃれば、お気軽に対戦お待ちしております。また、対面でも一緒に大会前など調整などできる仲間が欲しいなと思っています。基本的には大阪か京都でプレイしていますので、こちらも併せてお声掛けいただけると幸いです。

本記事に関するご質問やお問い合わせはTwitterいもフライ(@imohurai212)までよろしくお願いします!

せっかく始めたnoteですので今後も執筆を行いたいと思います!良ければスキ、フォローお待ちしております。

以上です。ここまでありがとうございました。

7.謝辞

まずは当日対戦していただいた皆様、運営の方々ありがとうございました。

そして、1年前にポケモンカードに誘ってくれた友人に感謝しています。ここまでハマることになるとは思ってもみませんでした。今後も対戦や構築相談等していきましょう。

また、前日の夜遅くまでご丁寧に構築の相談に乗ってくださったワサビーンさんありがとうございました。ご提案いただいたミュウVmaxは結局使用しなかったのですが、デッキ選択の上で大事なプロセスでした。いつもついつい対戦後にはいろいろと話しこんでしまいますね笑。前日に教えていただいた嘘のつき方参考にして、一回使いました笑。これからも是非仲良くしてください!

更にいつもリモート対戦でお世話になっているトリスタさんにお会いできたことは非常にうれしかったです。リモートの場だけでなく実際にお会いした際もすごく丁寧な方で、人見知りする私には珍しく自然にお話させていただくことができました。今後とも個性的で素敵なデッキと対戦できる機会を楽しみにしています。いつか対面でも対戦したいですね!

いつもリモートで対戦していただいている皆様もありがとうございます。家にいながら手軽に練習できるおかげで今回このような成績を残すことが出来たと思います。

最後に、会場でいつもYouTubeで拝見させていただいているサーニーゴさんとお会いできました。お会いするにとどまらず、お話させていただき、ルカメタにサインしていただき、対戦までさせていただきました。対戦以外ではすごく優しい方で、対戦中は真剣にプレイされている姿はかっこよかったです。目の前にあこがれの選手がいるということは本当に夢かと思いました。本当にありがとうございました。勇気を出して声をかけて良かったです。これからも応援しています。

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