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水の底

🌿

水面(みなも)は
いつも微笑んでいたい

でも
足元には海溝が在る

あの砂浜でくつろいで
何もなかったことにしたい

でも私の宇宙は水の中

怖いけれど
潜れば抱きしめられる

息の続くかぎり





〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(※「抱きしめられる」のは、
「抱きしめてもらえる」の感覚。
水に潜れば潜るほど水圧を感じる、あの感覚です。
息も圧も苦しいけれど、包まれる。
“自分”という、皮一枚に閉じ込められている存在との対話。
メメント・モリなのだろうか…?
独りぼっちだと、不思議と「生きてる」と感じるのです。。)

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