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斯くもオタクは生きづらい! #12

はじめまして、芋の子と申します。
じゃがいもを狂おしいほど愛している二十代クソ陰キャオタクにござります。生きがいはベーグル食べ放題です。

普段はYouTubeで実姉と様々なジャンルの配信をしています。 
ゲームから性教育まで幅広く取り扱っておりますので、 興味のある方はぜひこちらも遊びに来てやってください。 ちなみにこれは率直に宣伝です。

いや~、こんな設定思いつくの世界で私くらいっしょ!

初めて夢小説を書いた時に設定の段階で自分の夢小説が世界一面白いと確信したことがある夢女の皆様。グーテン・ターク!
いいんですよ、私もですから。本気でどのサイトの夢小説より自分の小説が面白いと思っていました。まだ書いてもいないくせにね!!!

そんなこんなで、一度は誰もが思いつくだろう設定を唯一無二のものであると勘違いした中学夢女の執筆活動は始まりました。

いいのよ、そういうもんでしょ。創作活動って。

いよいよ次は本編執筆!さて、どんな物語にしようかな!
そう思いながら中学夢女は自室の本棚にある漫画を手に取ったのでした。

はい。

こんだけオリジナリティに自信をもっておきながら、物語の本筋は公式の丸パクリっていうね。

平たくいうと「原作沿い」というジャンルになるのでパクリとは違うかもしれません。
原作無くして夢小説は生まれないのでね。

しかし、中学夢女には

このキャラとこういう風になりた~~~い❤️❤️❤️

という邪な願望はあっても

こういう段階を踏み、こういう絆が生まれ、こうして惹かれ合うストーリーにしたい…。

という創作に必要な構想はございませんでした。
オーライ!オーライ!バカの見切り発車オーライ!

…ふう~~~、書くか。

漫画を片手に勉強机へと着席した中学夢女は、余っているキャンパスノート(数学板書用)のノートに油性ペンで「長編夢小説」と記しました。

いや、めっちゃあからさま。
なぜ急所をむき出しにする必要があるのか。

右手にペンを持ち、左手で漫画を開き、キャンパスノートに一字一句違わないストーリーを書き写す形で行われる受験勉強方式な夢小説執筆活動の幕が上がりました。

内容はというと、原作の話の流れに合わせてちょいちょい夢主(私)が登場したり、他のキャラクターの長台詞を夢主(私)に移植したり…。
何とかして物語の主軸に突っ込もうとしてましたね。
電車座席の僅かな隙間にケツねじ込んでくる大阪のおばちゃんかい。

キャラ「もしかして、〇〇が▼▼でこうだったってこと…!?」

これを

キャラ「もしかして、〇〇が▼▼っていうこと…?」
夢主(私)「それだけじゃない。つまり、こうこういうことじゃない?」
キャラ2「ふ…っ、流石だな。お前には全て分かっているらしい」
キャラ「さすが夢主ちゃん!すげー!」

こうじゃ😘

ンン~~~…まあ…誰もがやるよね…!

誰もが認める秀才になりたかったんだよね。
皆が一目置く存在になりたかったんだよね。

当時、かくかくしかじかな事情から自己肯定感が地を這っていた私は救いを夢小説に求めていたのでした。
え~~~~い、家庭環境のせいにしたれ🥺🥺🥺

もう詳細は忘却の彼方なのですが、原作本筋そのままの中で最強夢主に仕立て上げた自分と主人公との恋愛を描いた夢小説は自己満のままに書き進められていきました。シコシコ(効果音)

次回、「夢小説に理解のある友達、現る!」

書いてる夢小説…面白すぎるし誰かに読んでもらいたいな…
しーゆーあげいん!!


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