魔法使いの嫁
今日は漫画の話。
我が心の友、ヨッシャマンの昨日のnoteを
そのままパクることにする。
ちなみに、なんの許可も取らずに引用し、人を勝手に「心の友」呼ばわりするヤツは、100%ジャイアンだから。
絶対気をつけた方がいいよ、ヨッシャマン。
ヤマザキコレ先生の「魔法使いの嫁」。
幼い頃から怪異を引き寄せるがために、家族に捨てられ友達もいない羽鳥智世が、異形の魔法使いエリアス・エインズワースに買われ、イギリスで新しい人生を歩む物語だ。
2人は師弟であり、夫婦(パートナー)である。
魔法、人生、人間関係をエリアスや周囲から学ぶ智世と、
人間とは何かを智世から学ぶエリアス。
設定は、緑川ゆき先生の「夏目友人帳」に近しい。
あちらは友情の物語、こちらは家族の物語だ。
普通の人間関係でも、育ちの違う他人同士が一つ屋根の下に暮らせば、あれやこれやある。
それに加えて、親戚をたらい回しにされ、苛められて育った智世と、
人間の常識を、感情を、あくまで知識としてしか知り得ないエリアス。
二人を見守る周囲も、一癖二癖ある経歴や、人外が多い。引き起こされる事件も、平和な日本ではあり得ないものばかりだ。
解説本が、3巻まで出ている。ヨーロッパの歴史なども学べて面白い。
サブキャラ好きなので、推しはアリス。
しかし、夏目友人帳の推しはニャンコ先生!
当方、血生臭い話が大好きだが、妖怪だの妖精だのも大好物なのだ。
柳田国男先生とか、水木しげる先生とか。
あいにく、自分では怪異にお目にかかったことはない。
遠野やアイルランドを旅してみたいねぇ。
小さな隣人に、ひょこっと出逢ってみたいのだ。
そう言えば、狐や狸だけではなく、カワウソも人を化かす類いのモノらしい。
当方、根本凪というカワウソに、化かされ中かもしれない。