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大好きな人には意地悪するんじゃなくて普通に「大好き」って伝えよう

目に余る横暴っぷりがあって、この記事を書いた割とすぐ後に、真剣に長女とお話しました。
ざっくり言えば「徳を積む生き方が、得だよ」って話。
伝わったとは思うけれど、まだ落とし込めてはいない様子。そりゃぁそうだ。

まだ、彼女の行動の根源は【お母さんがそうしろって言うから】に溢れているようで、本当なら、自分で選択して欲しい。
【私もその方がいいと思うから】とか【私もそうありたいから】とか、人生の主役はお母さんじゃなくて自分なんだってことに気付いて欲しい。
けれど、それは、また次の段階のお話。

結果として、意図せず長女を抑圧するような形になってしまい(まぁ…そうだろうよ…)ジージ相手に、ワガママ大爆発を起こしたようで、ジージから初めて「困っています」と連絡がありました。

そこで、また再びお話。
「お母さんが見ているから、いい子にする、とかじゃないんだよ」っていう話。
そもそも「いい子」とは?っていう話から。

お母さんにとっていい子?
大人にとっていい子?
そうじゃないんだよ。
お母さんは長女ちゃんが大好き。長女ちゃんの毎日には、良いことも悪いことも起きるだろうし、良いことだけじゃなくて悪いことをしちゃう日だって、絶対にある。お友達と喧嘩したり、言ってはいけないような言葉を言ってしまったり、誰かを傷つけてそれを深く悔やんだり、逆に誰かに傷つけられてすごく悲しい思いをしたり。
そういうことを積み重ねて、色んなことを知って、色んな選択を自分自身でしていって欲しいと思ってる。

お母さんや大人の望むいい子にならなくていいから、長女ちゃん自身の目指す生き方を見つけて欲しい。
その生き方が、バイキンマンでした。ジャイアンでした。っていうことになるのなら、勿論それは、バイキンマンの母として、ジャイアンの母として、お母さんも受け入れて、認めて、仲良くできる方法を探していかないといけないね。と思ってる。

ただ出来れば、私は。
私はね。
穏やかに生きていきたいから、のび太くんの母より、ジャイアンの母より、できすぎくんの母の方が毎日が穏やかそうでいいなぁと思ってしまう。
思ってしまうのは仕方ないよね、人間だもの。

だからと言って、できすぎくん以外はウチの子として認めませんよ!っていう訳じゃないの。
そういう話ではないの。

出来れば、毎日、長女ちゃんが泣かないで欲しいし、傷つかないで欲しいし、誰かを傷つけないで欲しい。良いことだけが起きればいいと思うし、毎日毎日楽しく笑って生きられたらいいと思う。
思ってしまうのは仕方ないよね、母親だもの。

だからつい。
摩擦の少ない生き方を。
人とぶつからない生き方を。
皆に好かれる生き方を。って思ってしまう。

無理なんだよ。
無理なの。誰からも好かれるなんて。
人気者には必ず、アンチもいる、そういう風に出来てるんだよ。

長女ちゃんは長女ちゃん。
できすぎくんにも、のび太にも、ジャイアンにも、バイキンマンにもなれない。

でも、なりたい自分になれる可能性はある。
それはお母さんが「なりなさーい」って言うんじゃなくて、自分で「なりたい」と思って目指さないと、近づけないものなんじゃないのかな。

分かったかな?
分かったような、分からないような。
2割も伝わっていないような。

とりあえず、大好きなジージに意地悪したら、ジージに大好きって伝わらないよね。
意地悪しておいて「大好きだよ」って言うのは、高等技術過ぎるよね。
大好きな人には、素直に優しくしようね。

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