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「反ワク」と呼ばれて~あとがきに代えて

140字小説「ワクチン災害の記録」の連載を終えました。
「こんなものを書いて何になるのか?」
確かに自分でもそのような思いはありましたが、この世界規模の弾圧と分断が始まった時、それに抵抗した「反ワクと呼ばれた人たち」は何をどう感じていたのか?・・・それを記録として残しておきたいと思ったのです。

ワクチン開始から2年が経ち、副反応・後遺症の拡大につれてようやくネット上にも様々な情報が出てくるようになました。
自身の被害や不安からそれらを求める人たちも確実に増えています。

しかし一方では、「近代国家の柱となるべき自由と民主主義が世界中の民主国家で堂々と踏みにじられた」ことに対する何の総括もないまま、政府やマスコミはもちろんのこと、一部の国民までもが加わって既に次の「お祭り」=浮かれた日々に移ろうとしている気配を感じずにはおれません。

今回「反ワクチン派」に対して使われた「陰謀論」「デマ」「非国民」・・・という言葉は、今後も真実を覆い隠し、反政府思想・活動を表向きソフトに抑圧・弾圧するための格好の道具として用いられ続けることでしょう。

そのような未来において、このささやかな「抵抗市民の思想の記録」が何か少しでも役に立ってくれたらと願っています。

ご高覧ありがとうございました。

こんなにも遠くへ来てしまった
もう、私たちは帰れない

https://www.youtube.com/watch?v=B_K6z3HiRAs

Joan Baez ~ 500 Miles


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