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緑膿菌感染症

 緑膿菌は誰でも持っている常在菌(日和見菌)です。体調不良で免疫低下すると緑膿菌が増えます。この状態になると「感染」したと言い、緑膿菌感染症となるようです。この辺りの定義から変ですが、今の医学では、そういうことらしいです。

 咳が多発する症状が発生します。痰も出ます。咳は肉体的疲労が強い症状です。咳1回する度に、多くの筋肉が瞬間的に全力を使い筋肉痛になります。複数回続けると、あっという間に体力が消耗し低下します。

 体力を温存するために、たまった痰は出した方が良いですが、咳は抑えた方がいいです。気管支が炎症悪化すると、呼吸困難になり、気管切開、人口呼吸器装着となります。

 緑膿菌感染症の治療が奇妙です。免疫低下で増えたのに、免疫をあげることはせずに、薬剤で減らすことに熱心です。治療薬には抗菌薬や時にはステロイドも使います。緑膿菌はもともと消毒剤や抗菌薬に強い菌だから、耐性菌とも呼ばれます。

 治療の初期段階では、薬剤という異物に対して免疫力が抵抗反応を示して、白血球数が多くなりますが、緑膿菌は薬では簡単に減らないので、何度も治療を続けると免疫力が低下して、体力消耗するばかりで、やがて、白血球は最低値になり危険です。

 敵は菌だと思い込み、菌ごとに異なる抗菌薬を使うが、緑膿菌の耐性が強いために、どれも改善効果を発揮しない。改善効果は発揮しないが、悪化は治療ごとに進行する敵は抗菌薬。

 白血球が最低値になる前に、気管支が壊れて、呼吸困難になる方が先かもしれません。次に待っている治療が、気管支切開し炎症を切除するか、人工呼吸器装着させられる。間違った治療で臓器を摘出しておいて、最新医療で命を救いましたと言われ納得させられる。

 ここまでが、最悪の場合の現代医学の流れです。タイミングよく菌が減り体力が温存できれば、治療地獄から抜け出せて自宅に帰れますが、タイミングが悪いと、次々に悪化が進行します。常在菌を敵視する現代医学にはびっくりするばかり。


免役力高めには腸活-横長

 では、どうしたらいいのか?
免疫低下が原因だから免疫上げれば改善する疾患です。

 緑膿菌は薬剤に対して強い耐性を持っているので減ることは難しい。緑膿菌が唯一苦手なのは免疫細胞です。もともとが免疫低下で増えたのだから、免疫を増やせば改善します。

 「免疫を上げることは不可能」なのが、薬物治療の知識しかない医師の定説ですが、これは医学としては間違っています。免疫学の知識のある医師なら、容易に免疫をあげることは可能ですが、薬物治療のネットワークが太く広大なために埋もれています。残念ながら免疫を上げられる医師は身近にいません。

 しかし、幸いなことに免疫を上げることは個人でもできることです。副交感神経優位な生活をしながら、腸活を行えば、腸内細菌が分泌する短鎖脂肪酸で、制御T細胞(Treg)が生成されて、免疫のバランスを整える段階で、不必要な緑膿菌は消滅します。

日々の免疫活性化
・日に数回背筋を伸ばし深呼吸
・白湯を飲む(微塩)
・長時間同じ姿勢をしない
・体温36.5〜37.2度
・しっかり体を温め寝る
・気温差に気をつける
・寒さを感じたら足湯
・ストレスを溜めず気楽に
・悩みは抱え込まず友人に相談
・炭水化物をしっかり摂る(ミトコンドリア系エネルギー生成)
・飴を含む(咳の緩和)
・発酵食品・食物繊維・ビタミンC・果実酢を摂る

 病院を脱出しないと、100%腸活の効果は発揮できません。入院中は何らかの薬を投薬させられ免疫が低下します。解熱剤を大量投与する肺炎治療のように、タイミングが合わないと退院できません。常在菌である緑膿菌が完全に消える必要もなにのに、病原体として敵視しているから非常に難しいですが、自宅で万全の腸活ができるようにベストを尽くしましょう。

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