やめたこと②
来月で職場を去ることになった。
退職理由としては3つ。
①キャリアアップの為の引き抜きがあったこと。
②現職場で2年昇給がなかったこと。③現職場の体制に疑問が積み重なったこと。
次の職場では多くの新しいチャレンジが臨める。
引き抜きの話をもらい、面談に行った帰りには、転職一択だった。
昇給がないのは、今後も正当な評価は期待できない。
決して自惚れではないが、工事にかかるデザイン、設計、チラシ原稿やコンテストにかかるデザイン、コンテンツ発信など、相当にクリエイティブな仕事を担ってきた。
実際に多くの案件が高評価を得て顧客獲得に貢献してきた。
プロジェクト一件一件が毎回楽しくて達成感があった。
しかしビジネスである以上、成功は報酬という形で評価すべきだ。
物理的な経費の節減はかまわないが、人に対する報酬は惜しんではダメだ。
デザインやクリエイティブな作業を担当してきたが、工事費に関しては代表者が担う。
抜けや漏れ、筋の通らない項目が加算されていることもあった。
指摘すると、よくわからない理由を付けたり超個人的感想を述べて済まされ絶望感で終わる。どんなに心を込めた提案も、価格に挫かれて散ってしまうのは非常に残念な事だった。
この会社に社員採用の打診をされたことが何度かある。
私は家庭を理由に断り続けた。 会社の方針は、私の信念とは合わなかった。
ずっと同じ場で足踏みするのはゴメンだ、と心底思った。以上の事を忌憚なく正直に代表者に伝えた。
昇給の件は、決済時期に上げる予定だったと言う。
昇給に決済など関係あるのだろうか?
年に数回コンスタントに目に見える様上げていただきたいものだ。
それに何年も昇給していないのだから今更ながらの言い訳だ。
昨日、現場で取引先との打ち合わせがありやはりこの仕事は楽しいと感じた。
外部の人からの賞賛(お世辞かもしれない)も嬉しくありがたい。
しかし、退職に1ミリの後悔もないし、早く次のステージに進みたくて仕方がない。