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【英語表現】学校で学んだことを英語で説明してみよう!

こんにちは、英語表現ライターのイミシンです。

さて突然ですが、皆さんは今までにどんなことを勉強されてきましたか?経済、法律、歴史、文学、デザイン、マーケティング、数学、物理……それぞれ勉強してきた分野、興味のあることは違えど、個人のかけがえのない財産となっているはずです。

そんな皆さんの経験を、ぜひ英語でいろんな人に説明してみたいと思いませんか?そこで、今回は、学校で学んだことを説明するための表現をご紹介します!

1.はじめに、"study"と"learn"の使い分け

「勉強する」の英訳として、真っ先に思いつくのは"study"と"learn"ではないでしょうか?普段は何気なく使い分けていると思いますが、実は微妙にニュアンスが異なります。「私は今朝英語を勉強しました。」を例に、次の2文を見比べてみましょう。

"I studied English this morning."
"I learned English this morning."

中学校のテストであれば、どちらでも丸をもらえるでしょう。しかし、2つ目の文はネイティブからすると違和感を感じることがあるかもしれないのです。

なぜなら、"study"は「勉強する」という過程を表現する単語なのに対し、"learn"は勉強などによって知識を「習得する」という結果を表現しているためです。英語は一朝一夕の勉強では身に付くものでないことを、皆さんはその肌で感じているはずです。そう考えると、2つ目の文は不自然ですね。

一方で、"study"が結果を伴ってはいけない、ということはないので、困ったら汎用性の高い"study"が便利でしょう。

次のような使い方であれば、"learn"も自然な流れで使うことができますね。

"I learned how to write English."
「私は英語の書き方を習得した。」

2.専攻していたことの表現方法

一番使いやすいキーワードは"major"でしょう。名詞、動詞、どちらでも使えます。動詞として使うときの前置詞は"in"を使うことが一般的です。

"My major at University of Oxford was mathematics."
「オックスフォード大学での私の専攻は数学でした。」
"I was majoring in Chinese history at Peking University."
「私は北京大学で中国史を専攻していました。」

もし相手の専攻を尋ねたい場合は、次のような表現になりますね。

"What did you major in when you were an university student?"
「大学生の頃は何を専攻していたのですか?」

もちろん、"study"を使っても全く問題ありません。何かを「研究する」という意味もあるので、幅広い表現ができるようになります!

"I studied politics in my first year."
「私は1年生のときに政治学を勉強した。」
"I studied biological diversity at graduate school."
「私は大学院で生物の多様性について研究した。」

"specialize in ~"も、"major in ~"と同じように使えます。覚えておけば、より深みのある表現ができるようになりますね!
他にも、イギリス英語ですが、実は"read"も「専攻する」を意味することがあります。上級者向けですが、余裕があればぜひ使いこなしてみましょう!

"I specialized in thermodynamics when studying abroad in America."
「私はアメリカでの留学中に熱力学を専攻した。」
"I read economics and statistics in India."
「私はインドで経済と統計学を専攻した。」

"acquire"や"master"も勉強したことを表現するときに使われるフレーズです。これらは"learn"と同様に、習得した結果を暗示します。特に、"master"は、「極める」という意味になるので、何かを文字通り「極めた」自信がある人は、積極的に用いてみましょう!
そのほか、簡単な単語であれば、"get"も使うことができます。"acquire"の方が相応しい使い方ができますが、ちょっとしたコミュニケーション程度であれば、十分に通用するでしょう。

"I acquired various IT skills in order to join a famous company."
「有名企業に就職するために、私は様々なIT技術を身に付けた。」
"Through my three-year effort, I mastered Japanese-English translation."
「3年間の努力の末、私は日英翻訳を極めた。」
"In my student days, I got a lot of techniques to draw a portrait."
「学生時代、私は多くの肖像画を描くための技法を習得した。」

3.学問に関するキーワード

ここで、"major in", "study" などと使うことのできる、代表的な学問に関するキーワードを挙げてみました。

politics「政治学」
philosophy「哲学」
education「教育」
literature「文学」
history「歴史」
economics「経済学」
business administration「経営学」
commercial science「商学」
accounting「会計」
sociology「社会学」
geography「地理」
art「芸術」
psychology「心理学」
architecture「建築」
mathematics「数学」
statistics「統計学」
physics「物理学」
astronomy「天文学」
chemistry「化学」
biology「生物学」
medicine「医学」
pharmaceutics「薬学」

4.最後に

学校で勉強していたことに関する表現はどうでしたか?皆さんもぜひ今回の内容を活かして、勉強したことを色々な人に説明してみてくださいね!

また、読者の皆さんが中学生・高校生あるいは大学生であれば、これから沢山のことを学んでいくはずです。今回は過去形の表現をメインに取り扱いましたが、ぜひ現在形・未来系に置き換えて、これから勉強してみたいことを表現してみてください!

もし、他に取り上げてほしい題材がありましたら、ぜひコメントをお願いします!

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