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【旅行英語】タクシーに乗るときに使える英会話②

こんにちは、英語表現ライターのイミシンです。

前回、海外旅行でタクシーを利用するときに使えるフレーズを紹介いたしました。

今回はその続きということで、タクシーに乗車した後で使える英会話を紹介していきます!

1.かかる時間を尋ねるとき

目的地をドライバーさんに伝えた後でいざ出発!ここでどのくらい時間がかかりそうか、気になってしまうこともありますよね。
そんなときは以下のように、"how long ~"「どのくらい(時間)」を用いて尋ねてみるといいでしょう。

"How long does it take to get to Central Park?"
「セントラルパークまでどのくらいかかりますか?」

ここで、"how long ~"と"how far ~"「どのくらい(距離)」の使い分けに注意しましょう!この2つは日常会話でもよく使われる表現です。次の例文で復習しておきましょう。

"How far is it from here to Central Park?"
「ここからセントラルパークまでどのくらいの距離ですか?」

2.ドライバーに細かな指示を出すとき

場合によっては、ルートの指定など、ドライバーに対して細かい指示を出したい場面に遭遇することもあるかと思います。
また、道の分からないドライバーであれば、ルートを逆に聞かれる場合もあります。
そんなときのために、使える表現をいくつかピックアップしてみました!

2-1.急いでほしいとき

一番使われるフレーズが"hurry up"になります。そのまま使っても問題はありませんが、次のように丁寧に伝えると、ドライバーからの印象はいいですね。

"I'm sorry, but could you hurry up?"
「申し訳ありませんが、急いでもらえませんか?」

他にも、"rush"「急ぐ」や、"Step on the gas.", "Step on it."「急いで」という表現も使われます。
"Step on the gas."は、もともと「アクセルを踏む」という意味でしたが、これが転じて「急いで」というニュアンスになるようです。"the gas"をさらに省略して"it"としても広く使われています。

"I'm in a rush."
「急いでいます。」
"Step on the gas!"
"Step on it!"
「急いで!」

次のように伝えても、暗に急いでいることを伝えられるでしょう。

"Please use the fastest route."
「一番早い経路を通ってください。」

2-2.途中で別の場所に寄ってもらうとき

目的地に着く前に別の用事で寄ってもらいたい場所があるときは、"stop by ~"「立ち寄る」を使って、次のようにドライバーに伝えてみましょう。

"To pick my parents up, could you stop by the Ritz Carlton before getting to the nearest station?"
「両親を拾いたいので、最寄り駅に行く前にリッツカールトンに寄ってもらえませんか?」

"stop by ~"の代わりに、"drop in at ~", "drop by ~", "stop in at ~"もほとんど同じ意味で使うことができます。厳密なニュアンスは少しずつ異なりますが、ここでは紹介はしません。

2-3.途中で少し待ってもらうとき

例えば別の友達が来るのを待つときなど、ドライバーに少し待ってほしいシチュエーションもあると思います。そんなときは、"wait"「待つ」を使って次のように伝えるといいでしょう。

"Could you wait just a minute for my friends?"
「友人のために少しお待ちいただけますか?」

2-4.道順を説明するとき

ドライバーに細かい道順を説明するときは、"turn right"「右折する」、"turn left"「左折する」、"go straight"「直進する」、"stop"「止まる」などのキーワードで伝えてみましょう。

"Could you turn left at the next intersection?"
「次の交差点で左折していただけませんか?」
"Please keep on going straight until passing by the library."
「図書館を過ぎるまで直進してください。」
"Stop in front of the entrance of the stadium."
「スタジアム入口の前で停まってください。」

2-5.高速の通行料などを聞くとき

有料道路などを使う際には、その利用料も請求されます。ここでは、その利用料を尋ねる際の表現を覚えましょう。"toll"「通行料」がキーワードです。
"fee"「手数料、入場料」、"fare"「運賃」など、紛らわしい単語も多いため、使い分けには注意しましょう。

"If we use the highway, how much is the toll?"
「高速道路を使った場合、通行料はいくらになりますか?」

ここで、"highway"「高速道路」のほかにも、"freeway"「高速道路」、"motorway"「高速道路(イギリス英語)」、"toll road"「有料道路」などのフレーズがあります。状況に応じて使い分けてみましょう!

2-6.道が間違っていると思われるとき

経験豊富なドライバーであれば、道を間違えるようなことは無いと思いますが、時折、道に不慣れなドライバーというのも一定数存在します。
ここでは、"go in the wrong direction"「誤った方へ行く」という表現をご紹介します!

"I am afraid that we are going in the wrong direction."
「誤った方へ進んでいるのではないでしょうか。」

3.最後に

今回も海外旅行でタクシーを使った際に便利な表現をご紹介しました。次回は、タクシーを降りるときに使われるフレーズを説明していこうと思います。

もし、他に取り上げてほしい題材がありましたら、ぜひコメントをお願いします!

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