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【使用デバイス紹介】PCデバイスでQOLが爆アゲする話。

バカっぽいタイトルで大変申し訳なく思うのだが、率直な感想なのでどうしようもない。

現在は、ヴァロラント7割、スプラトゥーン2割、APEX1割という比率で、常に対戦ゲームを行き来している私だが、最近気が付いたことがあり、記事をしたためようと思った次第。

それは、上述したこの3つのタイトルすべてで、操作するデバイスが違うと言うことである。

ヴァロラントでは「キーボード&マウス」。
スプラトゥーンでは「Switch用プロコン」。
APEXでは「PC用プロコン」。

後ろ2つはコントローラーを使っているという点で一緒なのだが、スプラトゥーンというゲームの特性上、エイムの方法がジャイロ操作となるため、正確には「3つのゲームでエイムの合わせ方が異なる」というのが正しい。

そんな私が、現在使っているデバイスは以下の通りだ。


【キーボード】
東プレ リアルフォースR2

【マウス】
ロジクール G PRO X Superlight

【スプラトゥーン】
純正プロコン
⇒スプラトゥーン2仕様

【APEX・PCPAD】
astro 「C40」
https://www.astrogaming.com/ja-jp/products/controllers/c40-tr-gen-1.html

【イヤホン】
ロジクール G333-BK
⇒イヤーピースを別メーカー品にカスタマイズ済。

以下、これらのデバイスの好きなポイントを紹介していければと思う。


キーボード:東プレ リアルフォースR2

キーボードについては購入直後に、購入の経緯や使ってみた感触を記事にしているので、興味がある方はそちらもご覧いただきたい。

このキーボードがいかに優れているかは上記の記事で述べているので、ゲームで使った時の感触を書いていきたいと思う。

まず、ゲームで使うには「キーが重い」ため、これが最大の弱点となる。

「静電容量無接点方式」という特殊なキー設計をしている関係上、普通に文章を打つ分にはものすごく打ちやすいのだが、ゲームで使う際にはキーの押下が重く感じられてしまう。

またキー1つ1つの独立性が高いため、隣のキーに指が引っかかってしまい、次のキーに指を動かす際、結構なストレスとなってしまう。

今はもうずいぶん慣れたものだが、デスクが狭いことも相まって、もう少しキーが軽くボタンもより少ない、ゲーミング用の60%キーボードの購入も検討しているところだ。


マウス:ロジクールG  PRO X Superlight

キーボードの購入と同時に、同じロジクールGの「G703」というマウスを購入した輪自分は、しばらくはそのマウスでヴァロラントをプレイしていた。

ゲーム用に作られていることもあって遅延もなく、特に不便を感じることもなくプレイできていたため、

「たかだかマウスの重量が軽くなった程度で何が変わるのか?」

と思っていた。

──……この「PRO X Superlight」を買うまでは。

もちろん、G703の購入時、試しでSuperlightも触っており、その軽さ自体は最初からわかっていた。
確かに軽さに関しては驚く一方、中身の空洞感やボディの背の低さなどが気になってしまい、値段も安価な方に購入を決めた、という経緯がある。

しかし、それは「通常の用途で使うマウス」の感想であり、「ゲームで使うマウス」としての感想ではなかったのである。

購入後そそくさと帰宅し、早速ヴァロラントをプレイして、射撃場でマウスを横に振ってみた瞬間、その動きの速さに驚いてしまった。

軽い。軽すぎる。

握りが甘ければ、振った方向に吹っ飛んで行ってしまうほどの軽さだった。

確かに、ネットサーフィンしたり、エクセルやパワーポイントといった「作業」に向いているのはG703だ。
マウスの背が高いためフィット感と安定感が強いし、サイドボタンも大きく押しやすい。

しかし、「ゲーム」に向いているマウスこそまさに、このSuperlightに他ならない。

マウスの重量が軽いと横に振った時の抵抗感が少なく、より素早く、より疲れにくい操作を実現してくれる。

重量が軽い代わりに底面のソールも面積が大きいため、マウスパッドとの摩擦によって生じる抵抗を調整しやすく、より正確なマウス操作が可能になっているのだ。

左右共にクリック感も抜群で、しっかりとした底打ち感と、元の場所に押し返してくれるような反発感を両立している。
マウスを振っていると中の空洞感は感じるものの、各パーツ間に軋みはなく、材質自体もしっかりと剛性があるため、チープさは全く感じない。

また、センサーもG703のものより高性能なものが搭載されているのだろう、マウスポインターがより滑らかに移動するようになった。

ホイールは回転の感触が硬く、ホイールクリックがしやすいため、ゲームではより正確な操作が可能だが、ネットを見る際、ページをスクロールするのが疲れてしまう。
ホイールの幅も狭い上、DPI変更ボタンなどもないため、やはり先述した通り、作業やネットサーフィンにおいてはG703が圧倒的に快適である。

良くも悪くも、ゲーム性能に特化したマウスだということができるだろう。
自分のデスクがもう少し広ければ、どちらも使い分けたいところだ。


コントローラー:
スプラトゥーン・Switch純正プロコン
APEX・astro 「C40」

PAD、コントローラーについては比較するのも野暮であるし、レビューも数多く出回っているので簡単に感想だけ。

特にAPEXで使用しているC40は現在生産されていないこと、中古でも各サイトでいずれも高騰していることから、安く手に入ったのは僥倖だったと言える。

今でもAPEXをプレイする際にはこのコントローラーの安定感、剛性感が気に入って長く愛用している。
RPGやモンハンなど、コントローラーの使用がおすすめされるようなゲームに至っては、PS4の純正コントローラーなどと比較しても圧倒的に疲れにくい。

一方、サービスを終了したためなのかわからないが、このコントローラーの設定を変更するためのソフトウェアの動きが非常に鈍重で、全く使い物にならない点だけは不満である。

スティックの感度を変更したいと思うのだが、近々解決方法をしっかりと探らねばならないだろう。。。


イヤホン・ロジクール G333-BK

以前から度々記事に記載している通り、私は以前から、ゲーム時にはイヤホンを使うようにしている。

単純に装着感がイヤホンの方が好き、というだけなのだが、今まではApple純正イヤホンのEarPodsを使用していた。

EarPodsはいわゆる「開放型」と呼ばれるイヤホンで、軽い装着感の代わりに環境音もよく聞こえる形式のもので、
耳の奥にイヤーピースを突っ込み、密閉感を高くする「カナル型」の対極に位置する。

EarPodsは装着感が軽く、音もいいし(正確には「このイヤホンが流す音に昔から慣れている」)、
気軽に買い換えられるほど安価(およそ2000円)かつ、コンビニでも売っているためヘビーユースにはもってこいの性能をしているのだが、

このG333を使い始めて、ゲームにはカナル型イヤホンが向いている、と断じるようになった(もちろん「私にとっては」であるが)。

EarPodsが低音重視なのに対し、このイヤホンは高音も低音も、いずれもしっかり鳴らしてくれるため、総合的にバランスがよい。

個人的に、音楽を聴くにはあまり向いていないように感じる。

普段、音楽を聴くためのイヤホンとして「SONY WF-1000XM4」を使っているせいなのだが、音の広がりとか、奥行きみたいなものはどうしても足りなく感じる。

しかし、ゲーム実況などを聴いていると、人の声が聴き取りやすく、音楽でもボーカルの声はよく聴こえる(と思う)。ゲーミングという点はこのことなのか、人の声や環境音がしっかり聞こえるように感じるのだ。

一方、このイヤホンに最初から付属しているイヤーピースだけは、絶対に別売りのものに変更することをおすすめする。

理由は単純。付属イヤーピースが硬い上に薄く、長時間の装着にはとても堪えられないものだからである。

私の場合、装着した瞬間「これはダメだ」と感じたし、ものの1時間程度で耳が痛くなってイヤーピースを別途購入するまで使用を控えてしまったほどである。

しかしながら、ゲーム時の音自体は気に入ったため何とか使用したく、ネット上でも評価の高いイヤーピースを購入するに至った。

交換後の装着感は非常に快適で、この記事を書き始める前から6時間以上、平気で装着し続けることができている。
密閉感を高めてくれる効果もあり、より部屋の外の音(車の通過音など)を遮断してくれるようになった。

音楽用のイヤホンとして使っている「SONY WF-1000XM4」は、ウレタン製のイヤーピースを採用しており、従来のゴム製とは違う、より耳の穴にフィットしやすい柔らかさでできている。

正直、ニオイが付きやすく、汚れやすいのが難点で、お手入れも水拭きができないなど衛生面での課題はかなり多いのだが、
耳へのフィット感、外音の遮断性はとても気に入っており、次はこのウレタン製のイヤーピースを試せないものか思案中である。


デバイスは自己満足。

当たり前の話だが、良い性能のデバイスを使ったところで、自分のゲームの腕前が上がる訳ではない。

それどころか、1つのデバイスを長く使えば使うほど、変更した時の感触の違いから慣れるために、しばらくの期間パフォーマンスが落ちる可能性すらある。

パソコンやネット、ゲームに関するプロでもない限り、デバイス環境はあくまでも「自己満足」だ。
他人と比較して「自分のデバイスは安いから……」と卑下することでは全くないし、逆に他者を見下せる要素ではないことを明言しておきたい。

しかし、「自分の満足」ということのためだけに、よりよいデバイスを購入したり、環境を整えることは全く悪ではない。

それどころか、寝食よりも長い時間、PCに触れる時間が長いなら、導入する価値はあるだろう。
より満足できる環境を、より早く手に入れ、より長く保つ方が、長い目で見た時のコスパは良いのである。


次の狙いは?

次に私が狙っているのは、フルワイヤレスのゲーミングイヤホンだ。

フルワイヤレスイヤホン自体は既にありふれた技術で、物によっては5,000円を切るほど安価になりつつあるジャンルだが、ゲーム用となると遅延の問題が非常に気になるもの。
私もまだ有線イヤホンを使用しているし、ゲームプレイヤーには有線信者も多いだろう。

しかし、私は既にフルワイヤレスの利便性にすっかり魅了されている身。日常生活で有線イヤホンを使うという選択肢はない。ゲームで使用するイヤホンも、できることならフルワイヤレスにしたいところ。

ちなみにフルワイヤレスならヘッドフォンという選択肢もあるし、既に製品化されて久しいのだが、私はヘッドフォンの装着感、音の聞こえ方がどうにも苦手なのである。。。

その点、マウスの低遅延接続を実現し、ヘッドフォンではプロの使用にも応えるクオリティのロジクールが発表したとあれば、注目せざるを得ないと言うものだ。

日本での発売はまだ未定。

英語の製品ページは発見され、既に海外では発売しているものと思われるが、日本語のページが見当たらずAmazonでもヒットしない。

クリスマス商戦には投入されてくるだろうと予想しており、遅延の問題などをしっかり精査して、チャンスがあれば導入したいところだ。


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