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ビビりのトリガーハッピーは虚空に逃げる【キャラピックのお話】 #1

というわけで、初心者時代振り返りから息つく間もなく新シリーズの開始です。

今回からは、APEXにおける「キャラピックのお話」。

レジェンド選択画面、はじめ立てのころは緊張しますよね。
初心者にとって、あの演出は少し怖さすらありますが、ソロランクをやっていると、ピックが被らないかという心配な画面に変わります()

私にはいま、「メインキャラです!」と言えるレジェンドが3人います。
いずれのキャラもそれなりに使えるつもりですが、やはりメイン3人とは明らかに練度が異なり、生存率が格段に変わります。

今回も前シリーズ同様、「キャラピックの極意!」とか、「初心者はこれを使え!」とか、そういう話題ではありません。
いつの間にか決まっていたメインキャラが、どうやって決まっていったのかを振り返るものです。

なので、技術や知識については偏ったもの(経験と主観ですから仕方ないのですが)が多くなりがちですので、「こんな人もいるんだな〜」程度にお読みくださいね。

ではまずはじめに、メインキャラ3人を紹介したいと思います。


0. 「何か手に馴染むな……」と思っていた3人

キャラ選択を意識し始めたのは、まだまだ初心者と呼んで差し支えない時期だったように思います。

APEXは「レジェンドが持つスキル」と「レジェンドが持つ背景(設定)」がきちんと連動しており、物語に登場するキャラクターを実際に動かせる感覚になるのがとても良い点だと感じますね。

シーズン9現在、総勢17名ものレジェンドが揃い、シーズンを追うごとに戦闘が多様化していますが、自分は主に、以下3人のレジェンドを使用しています。
(使用回数順です)

1. 臆病者なトリガーハッピー・レイス

2. 俺のアシスト返して!!!・ブラッドハウンド

3. そのジャンパは全滅への片道切符・オクタン

……変な見出しつけてしまいましたが、レジェンドを貶める意図はありません。ただ「自分が使うとこうなっちゃうよね」というだけです()

この3人、自分の思考の癖やプレイスタイルが固まっていくに従って、自然と手に馴染んできたレジェンドであり、最初から「このレジェンドを使いたい!」となったわけではありません。

ましてレイスといえば、ホライゾン一強時代をのぞいてほぼ環境から落ちたことがない、上級者御用達のレジェンド。
メインキャラとして意識し始める前は、初心者だった自分は「レイスは他の人に譲ろう」と強く思っていました。

実際初心者には難しいレジェンドなので、ライフラインとブラッドハウンドを行き来しながら、シーズン4のころにレイスが定着したように思います。

後にこのレイスこそ自分のメインピックとなっていくのですが、前述のとおり、自分の得意なプレイスタイルがわかったことで選ぶようになりました。

PS4からの移行勢であるため、PC版の現在もPADでプレイしているのですが、このPADの強みである「対面の強さ」を活かして「中〜近距離での撃ち合い」に自信を持つようになりました。


1.    臆病者なトリガーハッピー・レイス

無題 (3)

愛用している、ネコレイスこと「ヴォイドプラウラー」と「ヘルキャット」
顔が見えないキャラやスキンが好きです。

完全に言葉が矛盾していますが、レイスを使うときに心がけていることは「臆病であること」、そして「撃ち合うことを躊躇わないこと」です。

もともと私は、APEXにおける敵との撃ち合いにコンプレックスを持っており、APEXを始めたシーズン3終了時のK/Dは、0.5に届かなかったと記憶しています。

そこから撃ち合いをコツコツ練習し、今ではK/D1.5までに成長。それを支えてくれたのが「レイス」の存在でした。

そもそもなぜ撃ち合いが下手だったのか。それは、撃つことではなく、撃たれることへの対策を怠っていた点にあります。

APEXは、FPSとしてはキャラクターのHPが高く、交戦時間が比較的長いと言われています。
しかし体力が多いといっても、武器のDPSはいずれも100以上が普通であり、理論値ではありますが、最速1秒以内に倒される可能性があります。

これは、かつてRPGのターン制バトルをメインにしていた自分にとってはあまりにも速く、被弾していると自覚した時にはすでにやられていることも多かった。

しかしオンラインゲームである以上、撃たれる練習、つまり、敵からの弾が当たらない立ち回りは1人で練習できません。

敵の弾が当たらないようにするにはどうしたらいいか。遮蔽物をうまく使おうとか、扉越しの攻防を制するとか、解説動画も色々とありますが、手っ取り早いのがいいですよね。

そう、無敵になればいいのです。

……。

安心してください、大真面目です。

現状、全てのレジェンドの中で「絶対に被弾しない手段」を持っているのは、レイスとジブラルタルのみ。中でも、機動力を持って安全地帯まで逃げられることが、レイス最大の強みとなっています。

当時はまだ、虚空に入るまでのタイムラグが0.4秒と極端に短く、今よりもはるかに安全に逃げることができました。シールドを割られるタイミングさえ見逃さなければ、ほぼ味方の元に戻ることができる。これはメンタル的に非常に有利に働きました。

負けそうになったらいったん戻って、回復してからまた戦線に復帰すればいいという結論に達したのです。

そうです、それこそまさにレイスの基本戦術だったのです。

もちろん自分だけでたどり着いた結論だったとは言いませんが、使い込むうちにその動きが最も自然になっていったことは確かで、徐々に撃ち合いの恐怖感にも慣れることができました。

こうして、前に出て撃ち合うことが好きなトリガーハッピーは、常に逃げられるよう臆病になりながら、前線に立つことを選んだのでした。


次回はブラッドハウンド編。
S8でプラチナ帯を抜けるため、メインピックはブラッドハウンドに変わっていました。(経緯は コチラから 

そのピック理由は実にひどいものですが、理由とメリットについて、きちんと振り返ってみようと思います。

よかったら過去のシリーズもよろしくお願いします。


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