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ツワモノ、武器を選ばず。されど好みはありけり【武器の好み】 #1

キャラピックをシリーズ化したので、次は武器についてのお話をしていきたいと思う。
(文体も戻します!ですます書きにくかった…)

APEXに初めて触れた時、ピンで様々なアイテムを要望できる画期的なシステムに感動したことを今でも鮮明に覚えている。

スコープやマガジンといったアタッチメントから、回復や弾薬といった消費物まで、様々なものを要請することができる。

が、まさか「武器がいる」と要請できるとは思わず、ドロップシップ内で武器を要請された時はすこし笑ってしまった。

銃で撃ち合うゲームなのだから、レジェンドへの理解と同じくらい武器の理解も重要なのはいうまでもない。
今回からは自分の好みや環境との比較、いかにして上手くなっていったかを武器ごとに話していければと思う。

今シリーズもまた、お付き合い願いたい。


1.    初めて手に取ったモザンビーク

過去のシリーズでも触れたが、私がAPEXを初めて起動してから、実戦で初めて触れた武器はモザンビークだった。

「えっ、ショットガン!? ちょっ、まっ、めちゃくちゃ使いにくいってえええああああああ!!!!(断末魔)」

ようこそ、APEX Legendsへ。
そんな声がどこからか聞こえたような気がした。気のせいだが。

まず手始めに、私が普段好んで使っている武器を数点、ピックアップしていきたい。
弾種も武器種も入り乱れた「好み順」なので、少し見にくいかもしれないが、ご容赦いただきたい。

〈最優先で探す武器。メインは絶対にこれ!〉
 ボルト / R-301 / フラットライン / スピットファイア
〈優先順位高め。サブはなるべくここから〉
 マスティフ / EVA-8 / G7 / ウィングマン / 物資武器
〈何とか戦えるかな…!早く他の武器にしたい〉
 R-99 / ピースキーパー / オルタネーター / ハボック
 ボセック

私自身、あらためて見返してみると、かつて覇権を握っていた武器がまだいずれかには入っていることに気が付いた。

例えばR-99、ピースキーパー、ウィングマン。いずれもシーズン3,4あたりでは環境トップであり、必死に使いこなそうとしていた記憶がある。この時頑張って使っていたおかげで、今の選択肢が増えたことは間違いない。

正直、初心者にとってAPEXは覚えることがあまりにも多い。その最たる例が武器関連であると思う。特に「その武器装備可能なアタッチメント」はかなり難しい内容だ。

例としてロングボウは、スナイパーで唯一バレルスタビライザーが装着可能である一方、同じスナイパーのチャージライフルには拡張マガジンすらつけられず、弾の消費量も違うなど、同じ武器種であっても違いは顕著だ。

そこに武器ごとの連射速度や威力の違い、単発かフルオートか、得意なレンジは……などなどやっているとキリがない。Switch版でAPEXを始めた友人にレクチャーした際にも、どこから教えたらいいのか、私がわからない状態だった。

その時々によって武器には様々な調整が入り、性能は不変ではないため、レジェンド同様、武器にも「環境」というものは存在する。
ただ、それにあまりにも縛られすぎて、自分の得意武器を見つけられないことが最もあってはならないことだ。

とはいえ、自分にどんな武器があっているのか、私も悩んできた1人なので、上記の武器の中から特に印象深いものをピックアップして、少しでもお役に立てればいいと思うし、ついでに思い出話も聞いていって欲しい。


2. 《絶対的エース》 R-301カービン

ある程度の時間、APEXをプレイしている人の中で、この武器が明確に苦手だという人はなかなかいないのではないだろうか。

初心者から上級者まで、様々な人が「使いやすい」と口をそろえる優等生。それが「R-301カービン」(以下カービン)だろう。

正直、単発のダメージやDPSなどの数字的側面を見ると、実はそこまで強くはない。同じアサルトライフルなら、フラットラインやハボックを持っていた方が数値面では強い。

しかし、射撃反動が制御しやすいことを筆頭に、連射性能が高いことなど、素直な性能をしているため「どんなコンディションでも一定のパフォーマンスを発揮してくれる」ことから、様々なプレイヤーから絶大な信頼を置かれている。

かくいう私にとってもまた、ゲーム開始当初から愛用している武器のひとつだ。
ダイアに到達した今でも、私の相棒として、そして絶対的エースとして君臨している。

以前のシリーズでピックアップしたスピットファイアよりも前に、「これ使いやすいのでは?」と触り始めたのがカービンであったのだが、その当時は連射速度が速いことから弾が当てにくく、あまり優先順位が高くなかったことを記憶している。

しかし、リコイルコントロールという概念を知ったとき、この武器の本当の強みを知ることになった。
この武器、DPSの高いアサルトライフルという武器種でありながら、リコイル(射撃時の反動)が少なく単純なため、上達すればするほど、高い火力を出せるようになるのである。

私の場合、特にシーズン4~5にかけて、ゴールド帯を抜けるために四苦八苦していた時期は、カービンがなければ抜けられなかったと確信している。

以前からお話している通り、私はプレッシャーのかかる場面が非常に苦手だ。
例えば、残り3部隊で迎える最終円。例えば、残り2部隊で1v1が確定した瞬間。バトルロイヤルならではの緊張感はいくら実力が上がってもなくなるものではないし、逆にこういった緊張感があるからこそ、APEXは楽しいとも言える。

その緊張感ある場面で、いつも私を救ってくれたのがカービンだった。

最終円で戦っているときに限って、それまで当たっていた弾が途端に当たらなくなる現象に、皆さんにも経験はないだろうか。

私は大いにある。何度もある。なんなら降下地点が敵と被ってしまい、即戦闘になる時も緊張して手が震える。メンタル弱者なのである。

緊張から筋肉が強張り、リコイルコントロールする手(PADなので正確には指)の正確性を欠いてしまうのだが、このカービンの反動の少なさは、緊張で強張った手でも簡単に御することでき、チャンピオンを取るその瞬間まで安定した火力を実現してくれる。

ヘッドショットが絡もうものなら、その連射力で瞬く間に敵の体力を削り取り、その様はレーザービームと呼ぶにふさわしい(実際にレーザーが撃てるチャージライフルよりも、そう形容されているのをよく聞く)。

一方、徐々に実力もついてきた最近では、やはり対面火力に物足りなさを感じる場面も出てきている。
対面で撃ち合える隙を与えてくれなくなってきた今、「フラットライン/ボルトだったら今の倒し切れてたなぁ……!」ということが増えてきたのだ。

ただ、これはカービンを積極的に選ばない理由にはならないと考えている。
瞬間火力はもちろん大事だが、継続してダメージを与えられる能力も同じように重要で、
「安定してダメージを与え続けることができる」という面において、この武器に比肩しうるのはスピットファイアくらいであろう(装弾数、1発の威力はどちらも後者がはるかに上回るにも関わらずだ)。

安定してヘッドショットを絡めることができれば、もっと楽に敵体力を削り切ることができるのは間違いない。
しかし、口で言うだけなら簡単なのである。いかにカービンが素直でいい子とはいえ、常にヘッドショットを狙えるエイムがあれば、プラチナで苦労することもないのである……。


今回はここまで。次回はSMGについてお話していきたいと思う。
私のリコイルコントロール対策は、R-99を乗りこなすところから始まったので、その様子もお話ししていきたい。

前シリーズはこちらから!



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