【雑記】また会えたら

また会えたら

人と話した。
やるべき事の話でもなく、悲しい事の話でもなく、嫌な事でもなく、この瞬間を2人の中に確かめているような、そんなやりとりだった。
ここにいることを、ここにいたことを、未来になった今でもすぐに思い出せるような、そんな何でもない日常の時間を過ごした。
今日はそれしかもう覚えていない。
それでよかった。


行き交う人

最近は、気分が低迷気味であることを自覚している。いや別に上向いた気持ちになることの方が少ないのだけれども。ただ、今は特にスレスレの低空飛行であることは認められる。
そんな中、人が多くいるところに居て、行き交う様をみていると、なんだか風が止んだような気持ちになる。月並みな言葉だが、みんな頑張ってるよなぁ、と思う。無条件に思う。

生まれ落ちることを物事が始まる際に望んだ人はまずいない。
人は知らずして生まれ落ち、皆等しくアトランダムに、人として全うすることを課せられている。それは自分にとっては喜ぶべきこととは言いづらく、仕事のように、呪いのように、頑張った今日を明日に繋げている。
少なくとも自分はこのような感じなのだが、行き交う人の足どりをみて、ぼんやりと自分を投影してしまって、せつなくなってしまう。もしやめたくなっても、雨に体を冷やしても、そのまま、どこかへ体を運んでいく。各々の悲しみ、喜び、全てをその身に抱えて運んでいく。それだけが全ての世界に、人は何を思うのか。それだけがこの夜の気がかりである。



紫色

それ以上はなくて、それ以下でもないキミがいる。
ボク以上のボクの理解者でもあるキミがいる。
話をするだけで、何がそうさせるのかはとんと分からないが、本当の恐怖が薄れていく。
そうしてまた、明日の夕暮れをながめてもいいか。
そういう気分に落ち着いていく。
夢で逢えなくてもだいじょうぶ。
遠くにいてもだいじょうぶ。


より純度の高い活動の支援に協力をお願いします。