【日記】2023/4/03

深海みたいな夜の時間に,呼吸にともなって零れる言葉をここにのこす。

最近はずっと,なんで生きなきゃいかないかわからない。こういう書き方だと,ここ数日に生まれた気持ちのように思われるだろうが,もうずっと,ずっと,そういう感じが続いている。ときたま,忘れたように,不安のない日々を送れるのだが,酔いが醒めるように,この思いが生まれてくる。
こういう澱んだ気持ちは,おそらく気にしないほうがいいと思う。外に吐き出したら自分が無くなってしまう気もあるし,見つめてもきっと良くならない。だから,縁側で風景を眺めるふうに,この気持ちを眺めておけばいいと思う。それでも少しつらい。だから,こんなところに残してしまう。


ちゃんと生きているという実感は少ない。おそらく,一番星みたいに輝く目標がないのが原因だと思う。霧の中にいる感覚が続いている。目標を探しているつもりなのだが,いかんせんどこを向けばいいかわからないし,曖昧なものに囲まれている。表情の変わらない灰いろが佇んでいる。
どうしようもないし,それを変えようと思わない。たまに,超常的外的パワーが日常を破壊してくれることを思うときもある。けれど,まぁ,普段は普通に生きているし,それは困るかもしれない。でもそれがつらい。


笑えるし,楽しくはなる。隣の人を楽しませることもできる。それでも,どこか欠落している感じがある。
命の呪いに囚われている。
始めたくて始めたわけではないのに,なぜか私が続けている。
怖くはないけど,不満もないけど,どこか表情を忘れたように。
希望とか絶望とか,そんな良い言葉では形容できない灰いろの感情と日常。それがただ続いている。たったそれだけ。澱みを深さでうすめたような。

より純度の高い活動の支援に協力をお願いします。