[内省] 2021/9/2に

川に身を任せていた。その中で受け取る刺激は私の中を駆け回っていた。其のままに、ただ、在るがままを流れていた。

ただしその景色は決して明るくなかった。その景色を形容するなれば、杳としたものだった。ただただ不安だった。不安の正体は断定できず、不安の流れに身を任せるしかなかった。赤子が怯えているような。

突然、川のさまに変化が起きた。光が差したような。なんとなく、このままゆけば良いように思えた。決して、こちらから空気を揺るがすようなアクションを起こしたわけではない。ただひたすら、流れに身を任せていただけなのに。

不安は霧消し (あくまでもそのように感じるだけだが) 、景色は晴れたが、またいずれやって来るに違いない。夢魔。なす術なく今回のように打ちひしがれて、しくしく川を下ることになるかもしれない。まぁ、それでもいいか。この現実はなるようにしかならない。これだけは断定できる。

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