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Spring has come
3月9日と聞くとやっぱり思い浮かぶ歌がありますね
歌詞の通り、今日は「流れる季節の真ん中にふと日の長さを感じる」そんな日でした
毎朝4両くらいしかない黄色い電車、決まって3両目に乗ります
そして進行方向左側の窓の前に立つ
たった二駅、5〜6分しかない乗車時間に本を開くと
一駅過ぎたあたりで大きな光に照らされる
大きな川に朝日が反射してキラキラと光るからです
その景色がすごく綺麗で、その瞬間だけはあったかいので川を渡る間だけは本を読むのをやめます
少し前までは電車を降りたら冷たい風が吹きこんでいたけど最近は少し和らいだ気がする
そういえば鼻がむずむずして目が痒い気がする
そういえば日が長くなって仕事終わりの帰り道明るいな
そっかもう3月か、と驚きました
春がくる
少し切なくてでもあったかい
昔は苦手だったけど今は大好きな春がくる
梅が可愛く、桜はまだ控えめに出番を待って
菜の花は眩しいほどに一面を黄色に
街はいろんな別れと出会いが溢れて
いろんな色でいろんな空気がカラフルに染まる
今までは別れのイメージが多くて好きじゃなかったけど
少し大人になってからはこれからの出会いがたのしみだな、と思えるようになりました
今年の春はなんだかいい春になりそうな気がします
うまくはいかない世の中でも
全ての人に平等な春が来ますように。