多様性と多層性

多様性が大事。よくわかる。気がする。

多様性は可能性だ。ひとつのものだけだと、起こることは決まりやすいが、いろいろなものがあれば、いろいろなことが起こる可能性が高まる。

予測可能なものも、予測不能なものもひっくるめて。

しかし、最近、その多様性の本質とは「多層性」にあるんじゃないかと思っている。多様性という、イメージは、たとえば(いまは言わないらしいけど)「人種のサラダボウル」みたいなイメージである。レタスがあって、トマトがあって、きゅうりがあって、クルトンがあって、みたいな。しかし、それらは「個々独立に存在する」。

ミックスは、されているが、フュージョンはしていない。

フュージョンとは?

もはや簡単にイメージできるのはその名がずばり出てくるドラゴンボールだろう。

アニメ版では、悟天の声とトランクスの声が「重なっていた」。つまり、混ざりつつ(境界がない状態)だが、まだ二人の要素が重なっているのだ。

この「重なり」こそに肝がありそうだな、と思っている。人間の脳ミソも層構造。土壌や地層も層構造。なにかが生まれる場所には「層構造」が隠れている。

そもそも、細胞自体も層構造。

なんだか、ヒントになりそうで。しばらく追求してみたい。

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