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「自分を大切にすると、悪いことが起こる」あなたへ宛てた手紙

「病気が治ると、またひどい目に遭う。
自分を痛めつけないと、人から認めてもらえない。

だから、うつヌケはいいや。自分にお金をかけても良くなるか、ぜんぜんわからないし。」


世界の99%の人にとって、あなたが苦しい方がずっと心がキツいです。

でもかつて、あなたが苦しむことをOKとし、あなたが苦しむことで世界が正常に回る成功体験を覚えさせた、何かがきっとありました。

「苦しむと、いいことがある。」

そう脳が覚えるきっかけが、必ずあったはずではないでしょうか。


株式会社イメジンのブランディング担当ライター、日野成美です。

イメジン公式Twitterで「うつヌケハック見てます!」と話しかけてくださった、富士企業株式会社様!!Twitter中の人(※私とは別の者が担当)からお話聞きました、広島にこんなイケメン企業があったなんて!!!!


今後とも弊社Twitterとうつヌケハックをよろしくお願いいたします。私、御社のこの投稿が好きです!

あえてこの投稿!思いやりと優しさの同居した文章、配慮の行き届いた絵文字の使い方、まさかのモーレツ美女()写真!別の投稿では他社のフォロワー数が大台突破したのを祝って宣伝する気前の良さ!!微力ながら弊社も応援させていただきます。今夜も楽しまれていってください。


さて。

昨日までさんざん「うつヌケしたかったら金を払って東洋医学と温活に投資しまくれ」という話をしたんですが、

あなたのことを忘れていました。

「病気が治るとこわいことが起こる」と、思ってしまうあなた。治ることを考えただけでも胃の腑をつかまれたようにゾッとしてしまう、あなたのことです。


「治るのが怖い」と心の片隅で固く思っているあなたに、今日はお手紙を書くことにします。

うつ病になるきっかけは、「自分を守るため」

そもそも、うつ病が「体の病気」と言われない理由はなんでしょう?

心理的憂鬱感を強く訴えることと併せて、発病直前に「心理的な不快感を覚える環境に身を置いていたこと」が、うつは体ではなく心の病という位置付けにされている大きな要因だと思います。

嫌な思い・辛い思い・絶望や虚無感と接しながら日常を過ごしていた時期が、あなたも、発病のきっかけとしてあるはずなのです。


ちょっと、私事なのですが。

私は4歳から14歳まで、幼稚園から中学校まで毎日すごめのモラハラいじめを受けていました。

嫌とかつらいを通り越して、馬鹿は犯罪をやすやすと犯してバカだなと憐憫の気持ちを抱きつつ、クソめんどくさい暴言をスルーしていたのですが、ある時からちょっと体がおかしくなりました。

ふらついて立てないし、1週間に1回風邪ひくし、眠ろうとしても3時間経っても入眠できない。

物心ついた時から、それこそ「歩道橋から飛び降りるとちゃんと死ねる気がする」とか3才で考えてた物騒なガキだったので希死念慮はどうでもよかったんですが、とにかくめでたくうつ病と診断されて学校からはおさらばしたのです。当時のいじめっ子は今も名前と顔覚えてるから覚えてろよ。


今回も長いコンテンツにしてしまうと弊社のチームメンバーに生あったかい感じのコメントを寄せられるので、当時の脳みその考えを3行でまとめましょう。

「寝ないと具合が悪くなるんだ!
 具合が悪いとさすがに親も学校に行けとは言わないな。学校行かないでいると死ねクズカスとか言われなくて楽ちーん!!

 不調、最高じゃないか!よし、今後もきばって体を壊していこう」

脳ってばかなのか賢いのかわかりませんな。

これは、約20年経ってから自分の考えを整理するためにやってみたノートワークで、実際に露顕したことばです。


あのまま元気を振り絞ってモラハラの巣窟に行き続けていたら、私の命は今頃なかったことでしょう。

私の命を守るために、私の心は私の体を殺したのです。


覚えがありませんか?

「病気になれば、ここから逃げられる」と思った記憶。

「やった、具合が悪いから逃げていいんだ」とホッとした体験。

あるいは「ずっと具合が悪いのは、具合が悪いのを自分自身が望んでいるんだ」という、内なる声。


私たちの脳は、実にさびしい理由から、この不調状態を選択したのかもしれません。

守られたことがなかった、のではないでしょうか。

ところで大切なお話をします。

うつ病になる人のほとんどが毒親育ちです。

正確には、私が出会ってきた数十人以上のうつ病・精神疾患持ちの毒親育ち率は100%。

幼少期、「何をしても怒られても生きていて大丈夫」という保証が得られなかった。「あなたは悪くない」と言われたことがなかった。「我慢してやることをやらないと」と強いられた。

基本的人権を尊重しない、思いやりの能力が少ない親をここでは、毒親と呼ぶことにします。


私の両親は立派な人です。今も昔も尊敬しています。

でも私をいじめから守ることはありませんでした。

先生もクラスメイトも私を守りませんでしたし、そもそも、私の人権が侵害されることで、個人の心が壊されることで、全体の調和が保たれていたのです。

「それでいい。」みんな心のどこかでそう納得していました。

私もその、納得していた1人です。


今思えば私は、自分の身をもっと積極的に守ってよかった。まぁ、これ以上私個人の愚痴を述べるのはやめましょう。


私は、あなたに、ハッパをかけたいのです。そもそも私を、そしてあなたを、誰かが命がけで守ってくれるわけがないのです。

「私の体を守れるのは、私しかいない。」

なぜ勘違いしていたんでしょう、親や大人が守ってくれるなんて。

そんな義理はどこにもないじゃありませんか。

誰かが守ってくれるのは、せいぜいが未成年の頃までで、大人になったら親と訣別し社会で役に立ち、自活し自立することを求められます。


なぜか?自立することで一番効果的に、自分のことを守ることができるからです。

考えてみてください、誰かに存在の根っこの一部を預けていることのあやうさを。その人が否定したらガラガラと足元が崩れて生きていけない、こわさを。

自分の足で立って生きていくことで、人間として生きていける土台を手に入れることができます。


難しいですよね。

実際頭アホになるくらい難しいです。お金を稼がなきゃだめとか一人暮らしとか結婚とかいう前に、そもそも朝起き上がれないし料理作れないし、そんな中で自立とか言われても、ふざけんなって話だと思います。


だからまず、自分の体をいたわるところからはじめてほしいんです。

自分を守る練習が、体に対して丁寧に接することから始まるんです。

そもそも完全に良くなるのに数ヶ月〜1年かかるのは当たり前です。うつ病なめんなよ。その長い時間のあいだで徐々に、少しずつ、自分の生き場所を見つければいい。

私も知らなかったのですが、健康だとこんないいことがあるのです

でも、健康っていいことあるんでしょうか?

そもそも今まで会ってきた健康な人は往々にして薄情だったり、鈍感で思いやりがなかったり、過重労働でヘロッヘロで幸せそうに見えなかったり、健康だといいことがそこまでないようにも思えます。

なので、うつヌケして一番私が嬉しかったことを書き添えておこうと思います。


健康だと、今以上に人に優しくできるんです。

体調や気分に自分もまわりも左右されることがありません。なので、適切なときに適切な判断ができる。必要な行動をきちんととれる。


想像してみてください。

恋人が風邪をひいたとき、ウェルシアで買ったポカリとスープをぶら下げて看病に行ける自分の姿を。だるくないから、人に優しくできる。

想像してみてください。

子どもが遊ぼうって呼びにきたとき、笑顔でいっしょにかくれんぼできる自分の様子を。もう自分の体調次第で子どもが遠慮してしまうことはない。

想像してみてください。

体調を理由に会議を欠席したり、仕事に穴をあけないことで、ありがたがられる自分のことを。結果的に増収して会社に利益もあげられてハッピーすぎる。


第一、健康になることは、自分をいじめることを再開することとイコールではない。

私たちは健康に、「これから」、なるんです。

「これから」健康を覚えるにあたって、覚えなければならないこと。

それが、自分を守ることです。


うつ病は体の正常な自己防衛作用の結果であり、なまけではありません。

自分のことを自分で守ると決めて、危険や過度な緊張から距離をとって、生きてても大丈夫と体が納得した時初めて、うつは回復に向かいます。


「まだ、治りたくない」と思うなら、そのままでもいいんです。命がけで手に入れた休息の時間です、のんびり休みましょう。


でも、

「具合悪いのいい加減飽きた!」

こう思うようになったら、時は来たのです。

うつヌケの方法は、このアカウントでお伝えします。毎日20時更新です。楽しみにしていてください。

元気になると、いいことあるよ。何をしてみたいですか?

想像してみてください。自分のために生きて、自分の体を守って、それが他人の喜びや利益にもつながっている未来の姿を。

想像してみてください。どこまでも行ける。寝れば翌日にはシャッキリして、そもそもベッドに入った15分後には眠れて、起きたら朝、だからまたどこまでも行けるという日常の光景を。


だから、ぜひ、あなたに鍼灸とヨガと養命酒から実践してほしい。

うつヌケ想定期間は、1年。長いです。自分を大事にするクセや方法は、少しずつ覚えていけばいい。

少しずつ変わっていくのでいい。自分のやりたいことをやってあげればいい。

想像してください。

自分のことを傷つけるやつがいたら、敬意を持ってそいつをぶちのめして自分を守ることのできる姿を。誰の手もわずらわせず、自分の力が、イヤなことからの盾となれる自分を。


そのことが誰かの励みとなり、隣の人がうつ病にならなくてすむかもしれない世界を。


Imagen、想像してごらん。

次回「うつ病になったら仕事はどうする?働くあなたを肯定するシリーズ①」
お楽しみに!


今日の株式会社イメジンのサービス紹介
Twitterの中の人に聞いた!情熱大陸バリのロマン溢れる宣伝記事が書ける「カタリテ」の魅力〜その①

今日は株式会社イメジン、「カタリテ」担当(イメジン公式Twitterの中の人)にお話を聞きました〜!

立ち上げたばかりの「カタリテ」ですが、幅広い事業者の層が閲覧してくださっています。そんな「カタリテ」を、弊社公式Twitterの中の人に語ってもらいました!



ーーカタリテの最大の魅力は?


「情熱大陸みたいな記事が書けるんです!」


ーーほう??

「『ザ・ノンフィクション』みたいな記事、ですかね。

つまり、無機質な商品説明ではなく、人間味あふれる、血の通った、商品にかける想いが伝わる記事が書けるんです。


たとえばスーパーちょっと前から掲示され始めた「生産者の顔」とか、あるじゃないですか。人は、ああいう人間味あふれるものがすきなんです。

「カタリテ」で宣伝することで、競合他社よりも、お客様に安心していただける要素が増えるんです!」


〜弊社Twitter中の人が語る「カタリテ」の良さ!明日のうつヌケハックに続きます〜


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弊社Twitterの中の人とも、今後とも仲良くしてあげてください!

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