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大人の階段を登ろう、田舎の通過儀礼。30万円握って普通自動車免許を取りに行った話

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おはこんばんちわ。
イメジンのWEBエンジニア みゃーはむ(@miyahamuchan)です。
地方にある実家からフルリモートで勤務しています。

この時期は車で走ってたらトンガリコーンを付けた教習所の車がいっぱい走ってて頑張ってるなぁと感心しています。

…ってことで普通自動車免許を取りに行った時の話でもしようと思います。

なぜ、30万円なのか?

ある時興味本位で調べてみたクレー射撃の初期投資額が約30万円。

趣味でも資格でもその額以上の投資をすると見えている世界が変わってくるのが実感できるのでこれを個人的に『30万円の法則』と呼んでます。

不定期でこの『30万円の法則』シリーズを出していこうかなと思ってますが、いち個人の体験と主観がメインなので何のうつヌケアドバイスにもならないだろうと思います。
箸休め的に楽しんでいただけたら幸いです。

ちなみにイメジンではチョットしたアイデアと30万円に20万円をプラスすると1day開発が出来たりしますよ。

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なぜ普通自動車免許を取りに行くのか

言うまでもなく、田舎なので都会みたい電車やバスの本数や行き先が充実していないので車がないと日常生活の移動に不便だからです。
あと就活面でも営業職とかは車が運転できないとかな〜り不利になります。

なので特に運転ができない事情がなければ周りの空気に流されて大体、高校卒業から大学卒業するまでに取りに行くのが普通です。

逆に取ってないと、えーなんで持っとらんの? ってまで言われます。

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今回は田舎の通過儀礼、普通自動車免許取得に興味がある方の参考になれば幸いです。

往る1月 18歳の誕生日前に入校。教習料金は約30万円也。

お母さんローンで借りた教習所代を支払い、自動車学校に入校しました。

免許を取ったら早く運転したいということで、我が家唯一の車 バモスちゃんがマニュアルだったのでAT限定ではなく、ちゃんとマニュアルで取ることを選びました。

 ↓見た目はこんな感じです。


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担当の教官が優しそうな人に決まりいざ実習。

当時の教習車は、典型的なコンフォートの教習車でした。

↓こんな車に教習所のペイントが施されていた見た目です。

エンジンキーをグルっ回して、いざ出陣。

…ブスン!

「え?」

「エンストですね。」

…それが、波乱の始まりでした。


初回の実習では高頻度でエンストをかましてしまいました。

「君運転向いてないよ、AT限定に変更したら?」

と言われましたが
免許を取ったら早くマニュアルのバモスを運転したかったので

「しませんよ」

と宣言して以来、この教官からひたすらイジリちぎられることになったのです。
(以降、イジリ教官と呼びます)


逃げる2月 仮免取得!新しいバイトも始めたぞ。

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1月での最初の勢いの甲斐もあり2月半ばに仮免許はサクッと取得しちゃいました。

イジリ教官には

「一度くらい落ちれば良かったのにw」

と言われてましたが受かったものは受かったのでスルー。

仮免許取得後は、公道で実習することになります。

この頃、新しいバイトも始めてました。
はじめての接客バイトです。

そのバイト先はもうすぐ新規オープンする大型商業施設で、プレオープンまでお客さんはいない場所でしっかり研修ができる上にまだ人間関係もできてなくてドロドロしてなさそうってことで目を付けていたところでした。

大学生の年頃に一度くらい接客バイトはしておきたいと思ったのでちょっと時期はちょっと早かったですが飛びつきました。

研修期間は大劇団の集会みたいな感じでデモ接客もお芝居っぽくてホント楽しかったです。

去る3月 公道デビューするも一時休戦、不登校に。

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3月に入った頃、県外に進学・就職するを子の実習を優先させてほしいイジリ教官に言われたので

そういうことならと

遠くに行く子が捌けるまで次の実習の予定も全く決めずにシレッと休むことにしました。

人生初の不登校です。

もう座学はほぼ終ってたので実習をやるだけの状態でした。

あと実はこの時、バイトの時給が割増(オープニングスタッフ限定)でシフトをガッツリ入れたかったので丁度良かったのです。

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ー 休めるときには休んでいいし、新しいことは一度に沢山詰め込まなくてもいい。

教習所を休んでいた期間はイジリ教官から離れてバイトに没頭する日々でした。


進学4月 キャンパス新生活。

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3月までのことはすっかり忘れて、地元の学校に進学しました。

入学前にバイトには慣れていたのでキャンパス生活に慣れるのみ。

いっそこのまま教習所のことも忘れて・・・






と思ってたのですが、通っているキャンパスの隣がすぐ教習所だったので

「あ〜…」ってなりました(笑)

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繁忙期を終えて桜の花びらが静かに舞い散る教習コースを毎日ロッカールームから眺めながら

「う〜ん」

再登校、いつしようと考えて

「5月からかな。」

ということにしました。


GW開け5月 いざ再登校。

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相変わらずのイジリ教官でしたが、3月の時よりはマイルドなイジりを交えつつ教習を受けてました。

休み前よりはエンストする回数がかなり減っていたのですが
高架下のアンダーパスにある見通し悪い信号のところで発進でモタついてクランクション鳴らされて煽られた時は、エンスト連発して信号が青になっても気持ちが落ち着くまでしばらく動けなかったのを

「おつむ大丈夫?」

と言われたりした時は

心根(メンタル)の問題なのに何故、人格とか知能をイチイチ貶されているのかと謎に凹みしました。


そうして卒業検定の実技試験を受けることになったのですが
この日は緊張して調子が出なかったのか
本来の道を間違えたて外れてをきっかけにテンパり始めて
エンストを連発した挙句に補助ブレーキ踏まれて落ちてしまいました。

減点超過だっと聞かされ、さらに凹みました。

再試験と補講はいつにするかと聞かれて
すでに受かっているものだと思ってバイトのシフトをガッツリ入れていたので2週間後に受けることにしました。

迎え撃つ6月 リターンマッチ。

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そんなわけで意図せずバイトで冷却期間を置いてしまいましたが

冷却期間のおかげでメンタルが落ち着ついたのか、補講を受けて翌日に卒業検定の実技をなんとか突破しました。
(補講は試験前の実技試験の模擬をやる形式だったのでイジリ教官と必要以上に会話がなかったのも良かったのかもしれない)

時間は薬とはよく言ったものです。

後日、学校の授業が昼で終わる日に教習所のバスに乗って免許センターに本免学科試験を受けに行き無事免許ゲットしましたとさ。

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最後に、今なら言える「チェンジ!」

今思えば、イジリ教官はパワハラ減点超過やー!って思いました。

エンストするたびに上手くできない自分が悪いと自己嫌悪ループに陥っていたので、イジリ教官以外の教官にチェンジしてくれと相談することすら思いつかなかったです。(教官をチェンジ)

あと、せっかちだったから気がつきませんでしたがバイトと進学が落ち着いた6月から通っても全然良かったかもと思いました。(時期をチェンジ)

それと家のマニュアル車に乗るより原付で通学すること目標にしていればAT限定でもOKだったのでエンストと無縁な平和な教習が受けられたかもしれません。(教習プランをチェンジ)

まぁそれでも未だに無事故無違反でゴールド免許ですし、これからもそうであるように努力あるのみです。

今回の普通自動車免許取得に使った約30万円とスケージュールの内訳

※補講・再試験費用含まず。

普通自動車免許を取りに行った話_支出表

早生まれなのに新しいバイトも始めつつ進学直前に免許を取りに行こうとするのがちょっと無謀でした。
結局、不登校も挟んだので取得まで6ヶ月かかってますね(笑)


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