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第4回fuzzカップ

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fuzzカップの記事をまとめました。
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2023年12月の記事一覧

第4回fuzzカップ観戦記 敗者復活戦

久しぶりの非公式観戦記です。 第4回fuzzカップのベスト128A卓~C卓までは、非公式に私のnoteで観戦記を書いていました。 128Dから、ありがたいことに日本プロ麻雀協会公式noteで観戦記を書かせていただいています。 12月27日に2023年の最後のfuzzカップの試合が行われました。この試合ももちろん公式観戦記を書いたのですが、この日はいつもと少し違い、ベスト16Bに先立ち敗者復活戦が行われました。敗者復活戦のこともベスト16B観戦記の中で少し触れましたが、字数の

第4回fuzzカップ観戦記ベスト16B

【担当記者:今田孝志】 ベスト16Bに先立ち敗者復活戦が行われた。 仲間外れが1人いる。 敗者復活戦の中に、敗者以外が1人。 それは現雀竜位、安藤弘樹。 その安藤が東2局にハネマン、南2局にマンガンをアガり、接戦のオーラスを制して勝ち上がりを決めた。 そもそもベスト32Gを安藤が欠場したことにより、開催されることになった敗者復活戦。ある意味最も収まりの良い形で、唯一負けていない安藤がベスト16進出を決めた。 1回戦(つばき-安藤-田口-小川) 東1局。 肩の温まってい

第4回fuzzカップベスト32で散るの巻5the final

北陸3県の麻雀愛好家がそれぞれチームを作り、Mリーグのように優勝を争う第6期北陸AMリーグの最終節が、2023年12月17日(日)に行われ、一発自摸エクスタシー(以下ITE)が総勢10チームの頂点に立ちました。 ボクは審判として大会に携わらせてもらってて、この大会について思うことがたくさんあります。その中の1つが、図らずも実現してしまったので、リンクを張って書いていきたいと思います。 下の記事を書いたマッサさんは、北陸を代表するアマ麻雀愛好家で、第18期・第19期アマ最高

第4回fuzzカップベスト32で散るの巻4

ボクはnoteサイコパスなので、Twitterで誰かが紹介してるnoteはほぼ全部読みます。心の中のナイフペローしながら。麻雀関係ならなおさらだし、自分が登場してる可能性の高い記事だったら、リンクをタップする前にもう読み始めてます。ジャイアント白田が寿司食ってる感じですかね。 今田孝志さんの観戦記、編集者の大浜岳さんやダイジェスト動画ともリズムが合ってきました。ボクが今から本文で書くこととも関係してますので、ぜひご一読ください。 ʕ•̫͡•ʕ•̫͡•ʔ•̫͡•ʔ•̫͡•ʕ

第4回fuzzカップ観戦記ベスト16A

【担当記者:今田孝志】 関東・関西の日本プロ麻雀協会所属プロ246名が参加した第4回fuzzカップも、いよいよベスト16。 遥か遠く霞むようだった決勝卓へ、あと2勝で辿り着く。 振り返れば死屍累々。230名の敗者がいる。放送対局に限っても、ここまで毎週水曜日に29試合が行われたので、延べ58名の敗者がいる。 まさしく生き残りをかけたサバイバルトーナメント。生き残ってベスト8に進むか、負けて敗者の群れに加わるか、道は2つに1つ。 1回戦(浅井-市井-箭内-田内) ご承知の通

第4回fuzzカップ観戦記ベスト32H

【担当記者:今田孝志】 「2人勝ち上がりのトーナメント戦って競技麻雀特有のもので競技選手になって初めて体験できることが多いと思うんですけど、面白いんですよ、めちゃくちゃ。 打っている選手側はもちろん、見ていてくださる側も非常に面白いと思うんですよね。普通の麻雀と違ってトータルポイントのことを考えたり、並びを作りたいからここからは見逃そうとか、選手の思惑が伝わって楽しんでもらえたと思う」 これは第3回fuzzカップの決勝戦を終えて、優勝者インタビューで二見大輔が語った言葉で

第4回fuzzカップベスト32で散るの巻3

このシリーズも3本目になりました。やってくうちにジョジョに奇妙に形ができ上がってく様子を見て、アルパカnoteらしいなと苦笑してしまいます。冒頭に卓外のこぼれ話1つ、本編で対局の話1つ、のリズムが板についてきましたね。 とかくやる前に悩みがちな人は、参考にしてみてください。やってりゃ何となく仕上がっていくもんです。どんなことでも。麻雀苦手な人の麻雀プロ活動でさえ。 というワケで、放送対局終了後に行われた食事会での話を1つ。 会場では、ボクのすぐ左に二見さんがいて、 ■

第4回fuzzカップベスト32で散るの巻2

2023年12月13日(水)に行われた、第4回fuzzカップベスト32H卓の模様をお届けしてます。 ボクが【アルパカ】って名乗ってる由来は、今日みたいにnoteのヘッダーにアルパカのイラストを使い続けてたからなんですヨ。現在は、昨日のように初回の記事にはスクショや写真を使い、2回目以降の記事にアルパカを使うようにしてます。 試合前に、今回もmono(ビースト・猿川真寿プロのお店)で調整させてもらったんですけど、monoの登録名もアルパカになってます。 名づけ親は同期の天

第4回fuzzカップベスト32で散るの巻1

しゃべり出したら丸3日かかりそうだし、書き出したら上下巻で刊行することになりそうなので、時系列で全部書くことはひとまず諦めます。 まずは痛恨の1局からご覧ください。 ハッキリ分かります。 麻雀は腕だって。 【2回戦南1局3本場】 東家・二見大輔54700(1回戦3着) 南家・愛内よしえ19900(1回戦2着) 西家・みあ20900(1回戦トップ) 北家・中島由矩4500(1回戦ラス) 字牌を落とし切ったところで聴牌。打7pとすれば5pと9sのシャンポン待ち、打5p

第4回fuzzカップ観戦記ベスト32G

【担当記者:今田孝志】 現雀竜位・安藤弘樹が出場予定だったが、体調不良のため欠場となる。そのため大浜岳が黒子として出場。大浜が勝ち上がりの場合は、ベスト32敗退者の中から敗者復活戦を行うこととなる。 1回戦(松尾-ヨンス-田内-大浜) fuzzカップ本戦配信の初戦、ベスト128A卓が開催されたのが5月。月日は流れ12月となり、街角ではクリスマスソングが聞こえるようになった。fuzzカップは次週でベスト16が出揃う。いよいよ佳境である。 急遽黒子で出場することとなった大浜

第4回fuzzカップ観戦記ベスト32F

【担当記者:今田孝志】 1回戦(澄川-畠-石井-渋川) 1回戦は渋川が快勝。東1局、先制リーチの畠から8000出アガリを皮切りに、全10局でアガリ5回。流局が3局あるので、渋川以外のアガリは2局しかない。 東4局3本場の畠。場風の東、自風の西は1枚切れ、中は生牌だが、中から切る。守備を考慮したのかもしれないが、あるいは更に大きな可能性を見たか。 南をポンして、東と西が重なる。こうなると朧にアレも見えてくる。 さらに北を引く。北は1枚も切られていない。 畠の目には美しく