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空気を読んでも従わない 鴻上尚史著

私はどんな時でもNOと言えない性格です。
NOと言うよりYESの方が楽なのです。
NOと言って後で嫌な思いをするのが、しんどいのです。
すぐ空気を読んでしまいます。
たまたま新聞で「空気を読んでも従わない」という本の紹介を見て、読んでみました。
これは中高年生対象の児童書なのですが、大人が読んでも参考になる本でした。
日本では、世間と社会で成り立っていて、外国では社会だけで成り立っているという事です。
世間とは、自分と関わりのある人達の世界、
社会とは、現在未来で何の関わりもない人達を指します。
世間とは誰かに押し付けられるものでもないし、命令されたものでもないののですが、日本人の心の中に自然と生まれたものです。
全く遮断するのではなく、大事にしながら見極めていく事でしょうか。
そして自分に自信をつける知恵をつける、表面的な出来事に振り回されるのではなく、物事の本質を見て強くなる事が大事と書かれていました。
YES,NOを見極める自分になりたいのですが、なかなか難しいですね。
若い人達に是非読んでもらいたい1冊です。


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