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それぞれ

いつも淡々としているNちゃん。
今日は挨拶で並んだときに、左膝から血が出ていた。今さっき擦りむいたばかりのようだ。
これから体育Laboの時間、このままではいかんだろうと、傷テープを渡すと、
「あっ、大丈夫」と言う。

そんなバカな。
怪我して血が出ているんだから、傷口にテープを貼っておこうよと私が強く勧めると、
「あーどうせ貼っても今から動くと、取れてくるから、面倒くさいから、いいです」
とキッパリ。
なんという、潔さ。かっこよ、である。

先日、小学1年ながら脇のプニ肉を気にしていたKちゃん。
体育Labo終わりに靴の履き替えに姉のMちゃんとお父さんと3人でやってきたのだが、Kちゃん体育館用シューズをぺぺッと脱ぎすて、それを振り返りもせず、外履を手に持った。
脱いだ靴はどうするのか、気になり目で追っていると私の目線に気がついたKちゃん、
『ニッ』意味ありげな笑みを浮かべ、玄関へ向かう。えーーー。
姉のMちゃんは自分が脱いだ靴は座って、靴袋へ仕舞っていた。なのに、えーーー。

脱ぎ捨てた靴は、、、
当たり前のようにお父さんが手持ちの靴袋へ仕舞っている。えーーー。
なんという、女王様感。すご。

小さくとも、個性豊か。
いや、豊かすぎやしませんか。
驚くことばかりだ。

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